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久しぶりに横浜港で極私的「工場クルーズ」

昼頃、モゾモゾと目を覚ますと、なんだか窓の外が眩しいのです。
カーテンの向こうを見てみたら……おおう。
なんといういい天気。絶好のお外日和なんですよ。
しかも、風もまったく吹いてないのか、横浜港の風車がまったく回っていません。
海の様子も……凪っぽい感じ?

これはチャンス。

久々にボートに乗ってみたい衝動に駆られちゃいました。
いつもお世話になっている東神奈川のUYフラッグさんに電話して訊いてみます。
すると! なんと! やったね!
今日はどのボートも空いてるからウェルカム、というではありませんか。

ということで!
久々にやってきました、横浜港!極私的工場クルーズ!ヒャッホウ!
お伺いした時間が遅かったので、借りられる時間は2時間しかありませんが、行けるとこまで行ってみましょう!
(こんなことならもうちょっと早くに起きるべきでした……)

瑞穂埠頭の根元にあるUYフラッグさんを出航し、まず見えてくるのはこれ、バンザイクレーンなんですね。
瑞穂埠頭の根元にある小さなバンザイクレーン
「バンザーイ」というよりも、両手を振り上げて「いってらっしゃーい!」とお見送りされているようなものでしょうかねえ。
いってきまーす!

その先にあるのが、ぼくが大好きなバナナ1号2号。
まるで「ロンドンブーツ1号2号」みたいなこの倉庫は、名前どおり、バナナ倉庫なんだそうです。
たまにバナナの甘い匂いも漂ってくることもあるそうなんですよ。
バナナ2号はブルーです。バナナ色じゃないのが残念
1号の方が、見事にキュートなバナナ色の倉庫なのですが、残念ながら船が留まっていてよく見えません。
仕方ないので、なぜかブルーに染め上げられた2号のみ見て行きましょう。

意外と知られてない昭和電工のボーキサイト置き場。
ボーキサイト置き場にある双子のバケットクレーン
この工場では長らく、アルミの原料となる「アルミナ」というのを造っているそうですが、環境問題から2015年までには撤退するそうです。
そうなると、この光景も見られなくなると思うのですね。
この双子のバケットクレーンたちも、いずれは撤去されてしまうのでしょうか。
こうして見られる今のうちに、ガンガン見ておかないといけませんね。
ぼくの大好きな東亜石油の京浜製油所扇町工場も撤退しちゃったし、京浜工業地帯で見どころがドンドンなくなるのは寂しい限りです。

ここから一度京浜運河に出てみます。
鶴見川の河口には、東京電力の火力発電所があるのですね。
双子の煙突が特徴の、東京電力火力発電所
例の原発問題で、今はフル稼働しているところだと思います。
奥に双子煙突があるのですが、震災前はこの煙突がとてもカラフルにライトアップされていたものです。
それが地震以降、すっかり暗くなってしまって、横浜の夜景が寂しいものになってしまっています。
(震災の影響を考えると、そんなことも言ってられないとは思うので仕方ないといえば仕方ないのですが)

鶴見川の向こうには、かなりの規模の造船所「ジャパンマリンユナイテッド」があります。
しかしこの会社、ちょっと前まではユニバーサル造船という名前だったはずなのに、いつの間にか変わってるんですね。
そのさらに前には「日本鋼管」(と日立造船の合併)だったし、もう覚えきれません。

このジャパンマリンユナイテッドでは、民間の船よりも海上保安庁の巡視艇や海上自衛隊の護衛艦がメンテナンスされているところをよく見かけます。
海上保安庁の巡視艇が3隻、停泊中のところ。
造船所には、海上保安庁の巡視艇が3隻停泊中

この船なんて、かなり艦橋や甲板がモノモノしいことになっています。 ひょっとして新造船?……と調べてみたら「補給艦(艦名ときわ)」というものだそうです。
船首に番号が付いていると、調べやすくていいですね。
何やら艦橋が物々しい状態

またこの造船所では浮きドックが海上に設置してあるんですね。
このなかを覗き込むのも楽しみのひとつなんです。
浮きドックのなかでは、まさにメンテナンスの真っ最中

浮きドックのなかでは、まさに掃海艇の「のとじま」がメンテナンスの真っ最中でした。
お仕事、ご苦労さまです!
メンテナンス真っ最中の掃海艇「のとじま」

このジャパンマリンユナイテッド(旧ユニバーサル造船)と運河を挟んだ向かいには、旭硝子の工場もあるんですよね。
このような看板を掲げて、とてもウェルカムしてくれてます……が、何をする課なのか、もひとつ判ってません。
非常にウェルカムな課のようですが……何をする部署なのか、もひとつ判りません

ふたたび京浜運河に出て、しばらく行くと見えてくるのは……カッコイイ!
日清製粉のバンザイクレーンです。
日清製粉の巨大なバンザイクレーン
さっきのバンザイクレーンとは違って、こちらは倉庫の規模が大きいからか、バンザイする腕もかなりデカイ。
なんというか、さっきの「いってらっしゃーい」みたいなカワイイものではないのですね。
全米アームレスリング大会で、優勝した選手が「I'm the Champioooooon!」などと雄叫びを上げているかのような、そんな迫力が感じられます。

そのバンザイクレーンの向こうにあるのが田辺運河ですね。
そこに入ろうとした所で「おお!」。
全長が200m以上はあろうかと思われるメチャクチャ巨大な貨物船が、運河の角のところにある三井埠頭にちょうど接岸しようとしているところだったんですよ!
“すでに停泊している巨大な船”というのはいつでも見ることができるのですが、こうして接岸するところなんて、なかなか見られるものではないですからねー。
もうずっと貨物船のお尻あたりに陣取って、眺めていたんです。

そうしたら、ひとつの発見が。
こうした巨大船でも、停泊しているときはちゃんと岸にロープを張って係留しているのですが、あのロープって、どうやって繋ぐのかなーと思っていたんです。
そうしたら、その瞬間を見ることができましたよ! やったね!
こうして小さな船でロープを船から受け取って、それを岸壁まで運んでいたのですね!
係留ロープは小型船で岸壁に運びます
わずか1隻の船が接岸するだけなのに、もうそれだけでも何十人もの人が働く現場、何だかステキです。

田辺運河の入口に2機あるイグアナクレーンも、日曜日だというのに1機が稼働中です。
イグアナクレーン、おシゴト中
仕事していない“頭を上げているとき”は確かにイグアナなんですが、おシゴトするために頭を下げたら……ああ、やっぱりイグアナだ。

この運河を奥に入っていくと、そこにそびえ立つのが、これ。
昭和電工の要塞のようなプラントですね。
ラスボス感満載の風格、昭和電工の要塞のようなプラント
どうですか、この重厚感。
背後からもスチームがもうもうと立ち込めていて、ラストボスの風格がありすぎです。
これを見るだけでも、工場クルーズの価値があるというものですね。

本当はこのさらに向こうにある東亜石油のタワーや、東燃化学の煙突から吹き出すフレアスタックも見に行きたかったのですが……あうあう、風が強くなってきたので断念、引き返すことにしました。

といっても、まだ時間もあるので、ちょっとだけ横浜港内をクルージング。
すると、何やら見慣れないものがあるんです。
緑色の帆船みたいなもの……?アレはいったい何だろう?と近寄ってみると……おお!
マストと舳先に作業用ネットが張られて、何やら帆船みたいに見えた氷川丸
なんと、氷川丸なのでした!
ちょうど海の方に向かっている舳先を、これは塗料の塗り直しでもしているのでしょうかねえ。
マストにも緑色の作業用ネットが掛けられているその姿が、沖合から見たら見慣れない緑色の帆船のように見えたのでした。

こうして無事に瑞穂埠頭のUYフラッグさんまで戻ってきたのですが、ここでまたしばらく長っ尻しちゃいました。
おかみさんの入れてくれるお茶をいただきながらベラベラ話しているうちに、外はもう夕暮れの景色に。
昭和初期に建てられた三井倉庫のカッコイイクレーンもこんなシルエットに染まっていたのでした。
UYフラッグ裏にある三井倉庫の建物も夕暮れの中に

ということで今回、2時間で約25kmの航跡と、各所で撮りまくった写真は以下でご覧いただけます。
お気軽にどうぞ~。

より大きな地図で 極私的「横浜港工場クルーズ」 を表示

清水港で初クルーズを楽しんできました

ゴールデンウィーク後半は、静岡の清水に住む会社の同僚宅に遊びに行ってきました。
いや、清水って初めて行くのですが、海の色が尋常じゃないですね。
海を眺める喫茶店に連れて行ってもらったのですが……これ。
まるで沖縄のような青が眩しい静岡の海
「沖縄に行ってきました」といっても通じそうなぐらいの、このコバルトブルー。
美しすぎます。

ここからは友人のマイボートに乗って、清水港をクルーズしてきました。
皆は釣り組、ぼくは操船係で役割分担はバッチリ。
清水港から沖合に出てのんびり釣りを楽しんでます

のんびりプカプカ清水港クルージングを楽しんでいると、それまで雲に隠れていた富士山も、その雄大な姿を現しました。
富士山が見えて、一気にテンションが上がる船の上。
やっぱり富士山はニッポン人のソウルなんですなー。
やっぱり富士山はニッポン人のソウルです

清水港も、意外と工場プラントやガントリークレーンもあったりして、そういうところでもクルーズが楽しめます。
……が、どうやら他のメンバーにはどうでもいいことのようで、ありゃま。
ぼくひとりがボートを操船しながら、「スゲー」「スゲー」と連発。
プラントやキリンを見るたび、あっちの岸壁にふらふら、こっちの岸壁にフラフラと惹きつけられていたのでした。
清水港のバンザイクレーンが、とにかくカワイイのなんの。持って帰りたくなりようなキュートさなのでした。
清水港は意外と工場プラントなども多いのです

そんなゴールデンウィーク後半、清水港クルーズのその他の写真はこちらからどうぞ。

清水港クルージング
清水港クルージング

極私的「神戸港ぶらりクルーズ」、ふたたび

ゴールデンウィークは実家に帰省して、甥っ子の皐月(ミニチュアシュナウザー、2歳)と遊んできました。
ゴルゴ風味の鋭い目つきは、なんでなんでしょうか、和らぐことなく、相変わらず健在なんです。
これでまだ2歳なんですよね……それでもう家族を震え上がらせるとは、なんという恐るべきワンコなんでしょうか。
ゴルゴ風味の目つきをしたミニチュアシュナウザー(2歳)

しかし、そんな目つきに怯えるぼくではありません!
「遊ぼうぜぇ」「遊ぼうぜぇ」としつこく追いかけまわすぼくに、この甥っ子は「もうイヤン」と思われちゃったのでしょうか。
最初はシッポをちぎれんばかりに振りまくって熱烈歓迎を示していたはずなんですが、段々とその思いが薄れてきているようです。
こりゃイカン……と思いつつも、家のなかにいるとついついちょっかいを掛けてしまうので、お出かけしてきました。

実家から最寄りのマリーナである「新西宮ヨットハーバー」に行って、ボートを借りちゃいましたー。
去年の夏に引き続き、今年も極私的「神戸港ぶらりクルーズ」の旅に出発です。
前回もこのマリーナでボートを借りて、同じように神戸港クルーズをしたのですが、そのときは航路を確認するぐらいで、あまりゆっくりと港の光景を楽しむことはできませんでした。
今回はそのリベンジですよ。
ゆっくりと港を回って、バッチリと楽しんできたんです。

マリーナを出ると、やっぱり気になってしまうのは、海上自衛隊の基地なんですよね。
関東で海上自衛隊の基地を見ようと思ったら、横須賀まで行かないといけませんが、西宮でボートを借りると、すぐ真横の神戸に基地があるので、クルーズがてら護衛艦を眺めて楽しむことができます。
海上自衛隊の基地に停泊中の護衛艦
思い切って、去年より近寄ってみました。
怒られないか、テロリストに間違えられて拿捕されないか、もうドキドキです。

海上自衛隊といえば、普段はなかなかその姿を見ることができない潜水艦も、造船所のドック入りしているところをバッチリ見ることができるんですよね。
ということで、まずは川崎重工の造船所で、こちらから。
ちょこんと申し訳程度に顔を覗かせている感じです。
ドック入り中の潜水艦

この隣に浮きドックがあるのですが、去年と違って、今年は透けていないカーテンがすっぽりと掛けられてあります。
スパイ対策でしょうか。
が、よくよく見てみるとなんとなく形が見えているような……。
カーテンの奥には、大きそうな潜水艦のような影が……
結構大きめの潜水艦のようですよね。

その川崎重工のお隣には、三菱重工の造船所があります。
ここにも、潜水艦がありますね。
隠されていない潜水艦の隣のドックにはカーテンが掛けられてあるのですが、ここから透けて見えるのは……何やら巨大な「✕」印。
これってひょっとして、後尾なんでしょうか。
それにしても、デカい!
こちらもカーテンの奥には巨大そうな潜水艦の影が……

このドックの横にも、上がちょこっと見えている潜水艦があったので横から見てみると……うわあ!
カーテンに隠されていたはずの潜水艦が丸見えなんです。
いいのでしょうか……。
カーテンで隠されているはずの潜水艦が丸見え!
それにしても、これはかなりデカイですね。
川崎重工といい、三菱重工といい、どちらも大型の潜水艦がちょうどメンテナンスの時期で重なったのでしょうか。

その他にも、ポートタワーの鯉のぼりを眺めたり、
ポートタワー屋上には鯉のぼり

見学会実施中のピースボート脇を通って、皆に手を振ってみたり、
見学会実施中のピースボート

と思いっきり神戸港を楽しんだ3時間、クルーズルートとその他の写真はこちらからどうぞ。

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水陸両用バスで東京タワーとレインボーブリッジを見に行った

大阪で以前、どうみてもバスが川の真ん中をプカプカ浮かんでいているところを見て、「ウワワ、事故でバスが橋から転落したのかしら!?」と思いっきりビックリさせられたことがあったんですね。
まあ実は、これが水陸両用バスを使った新しい大阪の観光ツアーだったんですが。

今回、東京でもそういった観光ツアーの実現を目指して社会実験が行われるとのことで、参加させてもらいました。
こちらが、その水陸両用バスです。

車体は思いっきり普通のバスという感じなんですが、タイヤ部分が妙に内側に入り込んだ感じで、バランスが悪く感じます。
なんというか、下半身が細い感じ?

このバスを後ろから見てみてみると……おお。

真ん中に堂々とプロペラが付いていますね。
道路でこのバスの後ろについたクルマは、目の前にプロペラがあるのでビックリすること間違いありません。

またバスと違って船でもあるわけですから、喫水線より下にドアを付けるわけにはいきません。
当然、入口はメチャクチャ高い位置にあるわけで、乗り降りは、飛行機のようにタラップを使って行うことになります。

バスの中はこのようになっています。

2列ずつ座席があるので、やっぱり普通のバスみたいですが、これ、窓にはガラスがまったくないのですね。
吹きっさらしなので、天気が悪かったら雨風がモロ直撃です。
冬だってメチャクチャ寒そうです……。
あ、でもボートに乗って、デッキにいると思えば別にこれが当たり前か。
さいわいにも、今日はメチャクチャ天気がよくて、気温も暖かい!
そんな訳で、窓ガラスのないバスは、まるで窓を全開にしているかのような、そんな気持ちいいクルーズとなりました。

浜松町バスターミナルを出発すると、本場関西からやってきた関西弁バリバリのガイドさんが、東京ディスニーランドのジャングルクルーズさながらに面白おかしく我々をナビゲートしてくれます。

バスはまず陸路を東京タワーに向けて進みます。

毎日見掛ける東京タワーですが、こうして観光バスから見上げると、なんだか観光中の旅行客みたいな気分になりますね。
何というか、見慣れた東京タワーではなく、初めて見たかのような目新しささえ感じるのです。
いいです、いい。メチャクチャいい。

やがてバスは品川を超え、普段は関係者以外立ち入り厳禁の「みなと清掃事務所」までやってきました。
ここに、海に入ることができるスロープがあるんですね。

何だこれ……と調べてみました。
goo地図でこのあたりを見てみると、昭和22年や38年の航空写真では造船所のあることが確認できます。

バスはこのスロープからゆっくり、ゆっくりと海に入っていくのかなと思ったのですが……いえいえ。

海を目前にしたところで、まずはストップ。
そして皆でカウントダウンし、その合図と共にスゴイ勢いでバスは海に突っ込んでいくんです。

ザバーン!

考えてみたら、ゆっくりソロソロ海に入っていっていたら、波に押し流されたりしてかえって危険ですからね。
また浅瀬を離れない限りはプロペラを使うことができませんので、惰性で深いところにまで行く必要があります。
そのため、思いっきり勢いをつけて海に突っ込んでいくのですね。

バスが海に入るところは動画にも撮影して、いつものようにYoutubeにもアップしました。 あわせてこちらもご覧ください。

こうしてバスが海に入ってしまうと……うーん、どうもいつもの見慣れた光景になってしまうのですね。

なんというか、非日常の世界から日常の世界に戻ってきた感じで。
しかし、よくよく見てみると、波を切る船体はまぎれもなくバスの車体なんですね。
サイドミラーにはドライバー……もとい、船長が、車体前部を映し出すフロントミラーには海面が写り込んでいるんです。

乗り心地もとてもいいので、フトすると、ついいつものような「船に乗っている感覚」になるのですが、これ、外から見るとプカプカ浮かんでいるバスに乗っているんですね。
ちょうど僚船と行き交いました。
こんな感じなんです。

なんだか、ちょっと深めの川をザブサブ進む逞しいバスのようですね。

反対に海から陸に上がるところも、実は大変なようです。
スロープから上がるのに、動力をプロペラからタイヤに切り替えなければならないんですね。
そのときの動画がこちらです。

ガイドさんが「1度で上がることができました」と言ってますねー。
ということは、やはりタイミングが悪かったり、海の状況次第では、やり直したりすることもあるのでしょうか……。

陸に上がると、すぐさま高圧スプレーで車体下を洗います。
そうかー、海水だもん、融雪剤が巻かれた雪道の比じゃないから、すぐ洗い流さないとエライことになっちゃいそうです。

こうして陸に上がった水陸両用バス、やっぱり下半身が細すぎて笑っちゃう格好をしてますね。
ここでも僚船と行き交い……もとい、同僚バスとすれ違いました。

向こうからみても、こっちはこんなバスに乗っているんですね。
そりゃ皆が注目するはずだわ。
クルマなんて見慣れているはずの道路工事中のオッチャンたちも、思わず手を止めてこっちを見いっていました。

こうしてあっという間に過ぎ去った90分間の「東京ダックツアー」、今日の水陸両方のルートはこのようなものになりました。

今回体感してみて感じたのは、やはり「バス」であり「船」である、という“変わった乗り物”を体験できるのが面白い。
もともと「旅行」「観光」って、非日常的なものを体験するものだから、その方法が更に非現実的なものだったらワクワク感は倍増すると思うのですね。
これはまた乗りたいと、ぼくは思ったのでした。

ただし、今のところバスを海に侵入させることができるスロープが、そんなにあちこちにあるとは思えません。
そうすると、どうしてもツアーを行うコースが画一的になりかねず、オープン当初は物珍しさから利用者が多く来たとしても、徐々に飽きられていく可能性も高くなると思うのですね。
そうしたときに、どのようなアイデアを出せるか、継続させることができるのか、そこにカギがあるような、そんな気がしてなりません。

ぜひぜひ新しいスタイルの観光ツアーとして定着してもらいたいものです。

【その後の追伸】
師匠の1人であるmechapandaさんが、今日のツアーを完全版として動画で公開されていました。
特に、バスが海に突っ込むところと海から上がるところは、ドライブレコーダーのように運転席視点でも撮影されていて、迫力あるシーンを見ることができます。
さすが、師匠……。

レインボーブリッジのループ橋に行ってみた

12月に参加した「東京漂流」での運河クルーズでは、レインボーブリッジの根元にあるループ橋のなかまで入ったのですね。
そのときに撮った写真がこちらなんです。
レインボーブリッジの根元にあるループ橋

そのあまりの巨大さに、こんな写真ではまったくループしているように見えません。
なんというか、これじゃあ単に曲がっているだけの高速道路と変わりないのです。
うーん、どうしたものか……と考えていて、フト目についたのがフィッシュアイレンズ、いわゆる「魚眼レンズ」。
ドアスコープでお馴染みの、アレですね。

なんとこのフィッシュアイレンズ、真上から真下まで180°の範囲を写し込んでしまうのだそうですよ。
ということは、真上にレンズを向けたら、真ん前から真後ろまでの180°が撮れるということですね。
つまり、自分を中心として360°の範囲で写真が撮れるんじゃないでしょうか……。
で、買うには用途が特殊すぎるし、そもそも12万円ぐらいと高すぎるため、レンタルで借りてきて試し撮りしていたのが、先日の「なんという変態レンズ、大さん橋で飛鳥IIの出航を見送る」なんです。

ということで、勝どきマリーナで可愛いボート「ベルフィーノ」を借りて、ループ橋まで行って来ました!
勝どきマリーナから「ベルフィーノ」に乗ってクルーズに出発

しかし、今日はめっちゃいい天気なんですよねえ。
風が全然吹いてなくて、煙突から立ち上る煙が、まっすぐ垂直にしかのびてません。
だから、海面も波が全然なくてとっても穏やかなんです。
ゲートブリッジの方だって、ホラ。
なめらかすぎてコワイぐらいのゲートブリッジ方面の海
いったい何なんですか、この鏡のような海の穏やかさ。

ということで、ループ橋へ行くまでに、開通間近のゲートブリッジを堪能しに行ってみました。

せっかくの超広角レンズがあるのですもの、ゲートブリッジの雄大さを表すべく、真下から思いっきりキュイーンって感じで撮り込んでみました。
ゲートブリッジの真下から超広角で撮り込んでみる
海は穏やかだし、他に通る船も全然ないから、ゲートブリッジ周辺でいつまでもゆったりなんです。
いやー、堪能したー。

ゲートブリッジをゲップが出るほど堪能したあとは、ちょっと足を伸ばして羽田空港まで行ってみました。
羽田沖で離陸する飛行機を眺めてみる
羽田空港沖まで出てきても、相変わらず風はソヨとも吹かず、波がまったくないんです。
これだったら、ベルフィーノみたいなカワイイ船でも横浜まで行けちゃうなーと思いつつ、「確かこのあたりまでが航行可能範囲だったかな」と引き返すことにしました。

……が、しかし。ガーン。
勝どきマリーナに帰ってから、改めて航行可能範囲を訊いてみると、なんと、羽田空港の川崎寄り、D滑走路までは行くことができるのだとか(さすがに浅瀬が多いので、多摩川はダメだそうですが)。
またいつかベタ凪のコンディションの日にクルーズができたら、そのときは絶対にD滑走路を見に行くんだ。
ああ、またひとつリベンジすることが増えてしまった……。

青海埠頭では、祝日にもかかわらず、キリンが元気にオシゴト中です。
青海埠頭でオシゴト中のキリンたち
手前の貨物船ではキリンが2台掛かりで作業してるなーと思ったら……あれあれ?
前方のキリンはコンテナの積み込みをしているのですが、その後ろの1台はコンテナを降ろしているのですね。
積み込む端から降ろされていくって、何というか、賽の河原で小石を積み上げる端から鬼に崩されて行くところに似てるんじゃないかと(←全然違います)。

ここまで来たら、芝浦のループ橋まであと少しです。
まずは、同じレインボーブリッジの反対側、お台場方面のカッコいいところを思う存分満喫しています。
レインボーブリッジのカッコいいお台場側
ウヒョッ、なんてカッコいいんでしょうか。
冬って太陽の位置が低いから、橋の裏側にも光が当たりやすく、ちょうどスポットライトを当てたようになってます。
これでまた、余計に橋がキレイに見えるのですね。

そして!
いよいよループ橋のなかに入っていきました。
オシゴトお休み中のバージ船が「おや、いらっしゃーい」と出迎えてくれているかのようです。
オシゴトお休み中のバージ船がお出迎え
少なくとも、「場」からの拒否反応は感じられません。
ということで、心いくまで写真を撮らせていただくことにしました。

真上の空に向かって、1枚。
フィッシュアイレンズでループ橋を撮ってみました
出た!
これ、これ、これなんですよ!
見事なまでに、ループ橋の全景が撮れましたね。
さすがは360°の撮影範囲を誇るフィッシュレンズ、その威力にはもうただ、ただ、畏れるばかりです。

しかし写真のこのサイズにして見てみると、今度は小さく納めすぎてしまった感が拭えませんね。
ループ橋の、あの巨大さ、圧倒感、周囲から迫り来る圧迫感みたいなものが感じられなくなっちゃって、そこが残念なんです。
大きければはいらないし、小さければ迫力がなくなるし。
うーん、なかなか難しい……。

ということで、例によって例のごとく、今回のルートです。
今回の航行ルート
最後にマリーナに帰るまでちょっと時間があったので、隅田川をちょこっと上って下ってます。
海よりも、隅田川の方が水上バスの引き波で大荒れ状態でしたね……。
しかもちょうど大潮の満潮時間だったから、波で上下したところに橋が低く迫ってきて、コワイのなんの。
やっぱりベタ凪の海はいいわー。

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