ページ/63ページ |次のページ最終ページ

みなとみらいで「ヨコハマ大道芸2012」を楽しんできました

肌寒い風がビュービュー吹いて、本当に4月かしら?と思える天気だった週末です。
それでも仕方ありません(←何が?)、いつものように写真を撮りに、みなとみらいへ行ってきました。

クルマを万国橋の駐車場に停めて、そこからヨッコラショとカメラを担いでトコトコ歩きまわります。
いつものお散歩コースに加えて、今回は、横浜市民になって早10年、初めて日本丸の中に入ってきました。
日本丸に初めて入ってみました

実を言うと、船の中に入るだけで入場料600円って高いんじゃないの……とか思っていたのですが、いえいえ。
昭和5年の造船当時そのままの機関から船長室や士官サロン、操舵室に立ち入ったり、一般練習員(船員)が使っていたベッドで寝転んで、乗組員の気分を体感できるなど、「これでもか」と実感できるようになっているのですね。
また、かつて実際に日本丸に乗っていたOBの方々もいて、船の装備や船内生活など話を聞かせてもらえるんです。
OBの方から、往年の日本丸についての話を聞かせてもらえます
もう十分、600円以上の価値ある体験が楽しめます。
(知らなかったのですが、この料金でさらに併設の博物館にも入ることができます)

日本丸を堪能しつつ外に出てみると、そこでは何やらイベントが行われていました。
「なんだ、なんだ」と、その陽気な雰囲気に包まれたイベント会場を覗いてみると……ドシー!!
ベリーダンスのお姉さんたちがクルクルまわって踊っているじゃありませんか!
なんとセクシーなベリーダンスのショーが……
ベリーダンスといえば、先日お手伝いに行った「大岡川桜まつり」では見事に見そこねていたんです。
そんな訳で、メチャクチャ悔しい思いをしていたぼく。
これは天から授けられたリベンジのチャンス、とばかりにジッと見させていただきましたとも。

しかしさすがはベリーダンスですね。
ジッと熱い視線を送るのはぼくだけではありません。
観客席となる石段には、かぶりつきで望遠レンズを備えた一眼レフカメラを構えたお父さんたちがワンサカいるんですよ。
真っ正面に陣取ったお父さんたちに負けず、ぼくも横から激写してやるぜ(←アホですな)。
かぶりつきに座っているお父さんに負けずにぼくも写真を撮りまくり

係員から頂いたパンフレットによると、4月21日土曜日と22日日曜日の2日間、「ヨコハマ大道芸2012 in みなとみらい21」としてイベントが開催されていて、このベリーダンスもその一環のようなんですね。
ステージもここだけではなく、いろんな場所で、さまざまなパフォーマーがステージを繰り広げているようなんです。

「他には何があるのかなー」と、もらったパンフレットを見ていると……おお!
運河パークでは、お友だちのun-paさんが出演されているじゃありませんか!
これは見に行かねば……といそいそと運河パークにやって来ましたよ。

全身銀色の怪しい男、彼がun-paさんです。
全身銀色の怪しい男、彼がun-paさんです

開演時間になるまでも、この銀色に染め上げた格好で周辺を歩きまわり、お客さんの誘導に努めています。
自らお客さんを会場に誘導

時には運河パーク船着場に水上バスがやってくるとリモコンで操船したり、
船着場に到着する船は、彼がリモコン操作していたのでした(ウソです)

出航する船にはお見送りをしたり……。
出航する船にはお見送り
とにかく、その場その場で起こる出来事にあわせて即興で自らのパフォーマンスに取り込んでしまう驚異のアドリブに、会場(と船の海上)はもう大盛り上がりなんですね。

お父さん、お母さんに連れられた子供たちは、やたらとガタイのいい銀色強面男の出現に最初こそは怯えるばかりでしたが、いえいえ。
彼の優しい仕草にすぐ打ち解け、そのうち大声で笑ったり、大興奮しているんですから。
もう、子供たちにも大人気の彼なんですよね。
こんな小さな子供だって、彼にされるがままです。
こんな小さな子供だって、彼にされるがままです

そして佳境に入ると、いやー、子供の好きそうなネタが炸裂です。
大喜びしている子供と、彼のお父さんかな?
大人だけじゃなくて、子供たちも大喜び

前々から彼のパフォーマンスは気になっていたのですが、今回、ようやく目のあたりにすることができて、それだけでもみなとみらいをうろついていた甲斐があったというものです。
神出鬼没の彼のパフォーマンスは、また次はいつ、見られるのでしょうか……楽しみですねー。

その他の彼の写真はこちらからもご覧いただけます。
ぜひどうぞ。

ヨコハマ大道芸2012 in みなとみらい21
ヨコハマ大道芸2012
in みなとみらい21

別作品だった高襟上海凱旋公演「無花果キネマ」(BankART Studio NYK)

いつも公演にオジャマしている高襟ですが、今回は昨年9月に上海で行った公演の凱旋を行うとのことで、横浜はBankART Studio NYKにお伺いしてきました。
いやー、しかしこのBankART Studio NYK、地元の横浜にあるということもあって、近いんです、近い。メチャメチャ近い。
BankART Studio NYK

家でフト時計を見たら、「あ、ヤバイ、もうすぐ7時になっちゃう……!」と、6時45分に慌てて家を飛び出したのですよ。
なのにヤレヤレと会場に着いてみたら、まだ開場してないんです。
あれ?と時計を見てみたら、まだ7時をちょっと回ったぐらいじゃないですか。
ドア・トゥ・ドアで15分って……中学生のときに通っていた学校よりも近いのかしら(クルマで行ったんですけど)。

と、まあそんな訳で、開場するまで、裏にある運河を眺めていたりしていたんですね。
しかしいつも思うのですが、ここの裏の桟橋、開放したらもっと利用したいというヒトもいるんじゃないでしょうかねえ。
なんかモッタイナイ。
BankART Studio NYK裏にある使われていない桟橋

そして、開場です。
今回は3階の一番奥にあるスタジオでした。
入口ドアの上には、BankART Studio NYKのネオンと、交番に灯されているような赤い明かりが照らされています。
ネオン真下にある会場入口
じつはこのネオンと赤い明かりに灯された入口であることが、ラストシーンでの伏線につながるのですが、そんなことはつゆ知らず会場入りするぼく。

「元倉庫」だった、だだっ広い会場内の奥に、椅子が向こう側と手前側に配置され、そこが客席のようです。
この椅子に挟まれた合間のスペースが、ステージということでしょう。
ステージ奥には、天井近くまでの高さがある巨大な真っ赤なドレスが吊り下げられています。

やがて開演、照明が落とされると、スポットの当てられた真っ赤なドレスから、ダンサーたちが登場してきます。
ああ、このドレス! 母親なのか!
天井近くまでの高さがある大きなドレスは、「グレートマザー」ですよ。え、ひょっとして、ユング?
この“真っ赤なマザー”から生まれてきた彼女たちは、黒のドレスを着ており、この点が「母親と違う子供の無邪気さと残酷さ」を表しているように思えてなりません。
(ただ、スカートの下に履いている下着と、手にしているヒール(まだ履くのが窮屈でイヤそう)が、母親と同じ真っ赤な色をしていたので、やがては母親と同じ美しさを手に入れるのだろうな、という予感を抱かされます)

今回の公演は、いつもひと目で見渡せるスタジオとは違って、「元倉庫」という巨大な会場なんですね。
ステージの幅が広く、また真ん中には、まるで視界を遮るように巨大な柱が建っているため、全体を見る、ということが不可能に近い状態なんです。

BankART Studio NYKの内部イメージ
実際、この写真でイメージが判ると思います。
ここは通路なのでスペースの半分がパーテーションで区切られていますが、実際の会場はこのパーテーションがなく、この倍の広さがあります。

そのため、観客としては自然と、近くにいるダンサーを追っていくことになるのですね。
なので他のダンサーたちの動きが判らなかった分、見落としてしまっていることも多いのかもしれません。
また、同じダンサーを見ていたとしても、「ステージの奥と手前」のどちらの客席に座っているかで、さらに見え方が変わってくると思われるのですね。
終わってみると、これは、できることなら全部の公演にお邪魔して、すべての方位から観てみたかった……と思わされてしまいました。
モッタイナイ。

こうして徐々に成長していた彼女たちは、やがて、それまでの「動」から一転、「静」としての動きとなります。
そして、それまで散々履くのを拒絶していたヒールを、自らの意思によって履いていきます。
これは、大人の女性としての魅力を手に入れたということなんでしょうか……。
こうして大人になった彼女たちは、やがて、ひとり、またひとりと静かに母親の元を離れ、会場の外へと出ていきます。

このときなんですよ!
入口ドアから外に出た彼女たちは、ネオンと赤い明かりに照らされて、「黒いドレス」を着ているはずなのに、間違いなく、赤く照らされるんです。
つまり、母親と同じ姿を手に入れるのですね。
なんというか、「みにくいアヒルの子」のラストシーンを彷彿させる、そんな最後なんですよね。
ネオン真下にある会場入口

何なんでしょうか、この言葉にできない圧倒的な気持ち。
大人になった彼女たちが、自分の意志でヒールを履くシーンだけでも、グッと来ちゃうものがあったのですが、さらに「この娘たちが成長して、母親と同じ姿になる」ところで、ダメ押しなんですよ。
もうすっかりヤラれちゃいまいました。

今回の公演は、最初にもご紹介したように去年9月に高襟の皆さんが上海で公演を行い、その凱旋公演ということなんですね。
実は、上海公演直前には、日本で公開リハーサルが行われていたので、このときにも観に行っていたのです。
そのときは、「初めて観に来てくれる上海の方たち向け」として、これまでの高襟作品のベスト版、というイメージだったのですね。
今回は、その上海公演の凱旋版ということで、「公開リハーサルも観に行ったしなー、どうしようかなー」とか、思っていたんです。
それなのに……ひやー、スミマセン!
まったくの別作品に生まれ変わっていて、しかも、メチャクチャいいじゃないですかー!
もう、一瞬でも「どうしようかな」なんて思ってしまったオレ、反省しまくりなんです。
本当に、本当に、スミマセンです。

砂山典子「むせかえる世界」が横浜に帰ってきました

前回、横浜は若葉町でゴールデンウィークに開催された砂山典子さんのインスタレーション作品「むせかえる世界」が、この秋、ふたたび横浜に帰ってきましたよ!
場所は前回と同じく、もともと銀行だったビルをカフェに改装された「nitehi works」です。
また今回は、「関内外OPEN!3」というイベントでの“下町エリアのオープンデー”としての開催でもあるようです。

前回に開催されたときは、たった1日しかお手伝いできなかったので、あとでメチャクチャ後悔したんです。
何しろ、非日常的な空間で、非日常的な体験ができるのに、それをたった1日だけしかお手伝いできなかったなんて、なんともったない……と、かなりの消化不良感が残っていたんですね。
そんなときに、この再演のお話なんですよ。
これはもう行かなければ!ということで、土曜日と日曜日の2日間、記録係としておじゃましてきました。
砂山典子「むせかえる世界」(nitehi works)

この「むせかえる世界」については、前回のご案内を今回も転載させていただきます。

全長20メートルもの巨大な真紅のドレスを身にまとい、2メートルの高さから私たちを見下ろす“女性”。 わたしたちは、そのスカートの中へ潜りこむことが許されている。


1995年水戸芸術館のジョン・ケージ「ローリー・ホーリー・オーバー・サーカス展」にて発表された後、国内外を巡回した砂山典子の衝撃作「むせかえる世界」。 その壮大なライヴインスタレーションが、旧赤線地帯と旧青線地帯の狭間にある、ディープ横浜「若葉町」にて蘇ります。 会場は、1966年(昭和41年)築の銀行を改装したアートスペース&カフェ「nitehi works」。 「カフェ&バー」という居心地のイイ空間で、どんな”彼女”と出逢えるか? どんな関係を創れるか?

「2メートルの高さ」とありますが、身長が2メートルというわけではないんですね。
いわば、「足の長さが2メートル」ということで、実際にはさらに座高分もここに加わりますので、パフォーマーは実際には3メートル近い高さから、観客を見下ろしてくることになります。
実際は3m近い高さから観客を見下ろしています

パフォーマーのこの高さがあるので、会場としては元銀行店舗で吹き抜けのある「nitehi works」がピッタリなんですね。
このカフェは、吹き抜けの1階を見下ろすように2階にもスペースがあるので、観客はここでじっくりとパフォーマーの目線にあがったり、またスペースいっぱいに広がったドレスのスカートを眺めることができるのです。
2階席ではパフォーマーと同じ高さで見ることができます

2階から見下ろすと、こんな感じです。
フロアいっぱいに流れるドレスを身にまとったパフォーマーの姿がよく見える2階席も、また違った味わいがありますね。
2階から見ると、長さが20mあるドレスがよく判ります

またこの建物は、もともと銀行だけあって、窓には厳重な鉄格子がはめられてあるのですね。
その鉄格子越しになかを見ると、また全然違った見え方になるのも、この会場の大きな特徴なのかもしれません。
外から格子越しに中の様子を見てみました

そして、このインスタレーション作品の大きな特徴は「観客は、スカートのなかに潜り込むことができる」ということなのですね。
20メートルもの長さがあるドレス、これ、全部で重さが70キロほどになるというから、頭にかぶるだけでかなりのまとわりつき感があるのですが、観客はこのスカートの裾をめくって、思い思いになかに潜り込むことができるのです。
観客はスカートの中に潜り込みます
スカートの下に潜り込んだ観客は皆、パフォーマーの足元まで行くのですが、どうもここがかなり落ち着くらしいのです。
いったんスカートのなかに潜り込むと、なかなか出てこないのですね。男性も、女性も。

パフォーマー自身も、スカートのなかの自分の足元にヒトが集まってくるというのは、最初でこそおっかなびっくりのようですが、徐々に慣れてくると、「いらっしゃい」という気持ちになるのだとか。
自分の足元で観客がリラックスして、集まった人同士で談笑なんてしていると、パフォーマー自身もリラックスするそうです。

ああ、それでなんですね!
観客がスカートのなかに潜りこんでいくときのパフォーマーの顔は、まるで「お母さん」のような優しさがあるんです。
学校から「ただいま!」って家に帰ってきた子供たちを「おかえり」と優しく迎え入れるような、パフォーマーたちがそんな優しい顔をしているのは、そういった感覚からくるものなのかもしれません。
パフォーマーは皆、優しい顔で観客を迎え入れていました

そんな、観客がスカートの下に潜り込んでいるところを動画に撮影させてもらいました。
これで、この「むせかえる世界」というのがどのような作品なのか、ある程度は判るのではないかと思います。
いや、本当に判るためには、実際に潜り込んで、リラックスしてもらうのがいちばんなのでしょうが……。

最後に、いつものように今回撮影した写真を改めてPiasaにアップしました。
どうぞお気軽にご覧ください。

砂山典子「むせかえる世界」(nitehi works)
砂山典子「むせかえる世界」
(nitehi works)

4(yonn)「茶遊び」(象の鼻パーク桟橋)

普段は遊覧船など業務船しか使用できない横浜の「象の鼻パーク桟橋」と「運河パーク桟橋」が、この4月から11月に掛けて“2011 ビジターバース社会実験”として、誰でも使うことができる実験が行われているのですね。
そんな面白そうな試みをやっているんだもの、使わなければソンソン。
ということで、レンタルボートで乗り付けてみようとか、そんな話をTwitterでしていたのでした。

でも。
せっかく桟橋から上陸できるのだから、もっとイベントとして楽しく使いたい!
と話は大きく軌道変更され、以前にもお願いした「茶遊び」をやってもらえるよう、4(yonn)主宰の小手川望さんを通じて、ダンサーの青山るりこさんにお願いをしたのでした。
内容としては、「象の鼻パーク桟橋を会場として、ぼくのためだけのダンスをしてください」というものです。

そんな訳で6月18日の土曜日。
あいにくの曇り空ですが、風はまったく吹いておらず、横浜港は信じられないほどにベタ凪でコンディションは抜群です。
東神奈川のUYフラッグのテラスで、「いやー、よかったねー」などとお茶をいただいていると……誰デスカ、アレハ!
後から来たお客さんご一行の中に、グレート・サスケの覆面をした人がいるんですよ。
ボート乗るだけで調子にのるおちゃらけプロレスファンがいるんだなーと思っていたのですが……マジっすか?
どうやら、グレート・サスケご本人のようでした。
UYフラッグのお姉さんが、覆面姿の彼を見て「本物ですか?」と訊いたそうなので、間違いありません。
乗船名簿にも、ちゃんと「グレート・サスケ」と書かれていたとか。
しかしプライベートの時でも覆面姿って……それはプライベートなんでしょうか、パブリックなんでしょうか。

そんなこんなでボートを借りて出発。
まずは横浜港の中をグルグルと回ります。
するとボートの舳先で青山さんが、まるでセイレーンが歌声を響かせるかのように、高らかにラッパを吹き鳴らしました。
ボートの舳先で、ダンサーの青山るりこさんが高らかにラッパを吹き鳴らします
新約聖書の黙示録もビックリのラッパです。

こうしてラッパの音色を鳴り響かせながら、ボートを一般人立ち入り禁止の瑞穂埠頭の方にまわりこませると……ぬおお!
アレハ、一体ナンデスカ。
米軍基地「ノースドック」に、何やら見慣れない巨大船が停泊中なんです。
米軍基地「ノースドック」に見慣れない巨大船が停泊中

陸からは特に米軍基地が一般人立ち入り禁止で、ガードマンが見張っているほどですが、海側はフリー。
この巨大船に吸い寄せられるかのように、ついつい、メチャクチャ近寄ってしまいました。
巨大船に吸い寄せられるかのようにメチャクチャ近寄ってみる
大きな口がパックリ開いているかのように見える双胴船でした。
名前を「Westpac Express」号といって、大量の物資や機材、兵士などを輸送する高速船だそうです。

「すげー」と見とれていると、テロリストと思われたのでしょうか。
気がつくと、背後からものすごい勢いで海上保安庁の巡視船が近寄ってくるんですよ!
ヤバイ、こりゃいかん、とスタコラサッサと逃げ出したのですが、そんな慌てふためくぼくたちを船上から双眼鏡でジッと見つめる海上保安庁の職員たち。
どうやらライフジャケットの着用をチェックしているようです。
フフフ、そこは抜かりありませんよ。ライフジャケット、全員しっかり着用中。
これで「問題なし」と判断されたのか、海上保安庁の巡視船は来たとき同様、ものすごいスピードで去っていったのでした。
ひぃー、あぶねー。

あ、いえいえ、もちろん自分の仕事を忘れていたわけではありませんよ。
「Westpac Express」号と、青山るりこさんの写真です。
「Westpac Express」号と、青山るりこさん

こうして横浜港一帯をまわったあと、いよいよ大さん橋の横から、象の鼻パーク桟橋に上陸です。
象の鼻パーク桟橋から上陸
(ご一緒したBOAT PEOPLE Associationの山崎さんがTwitterでアップした写真を借用しました……)

このあたりから、とうとう恐れていた雨がポツポツと……いや、結構シトシト降りだしてきましたよ。
「あちゃー、どうしたものか」と思っていたのですが、いやいや、これがこれでメチャクチャいいのです。
なんというか、雨に濡れることで、青山さんの動きから醸し出される“しっぽり感”が、桟橋という“水辺”にあうのですよね。
雨に濡れることで、青山さんの動きから醸し出される“しっぽり感”が、桟橋という“水辺”にあう

船たちがまるで彼女を取り囲んで盛り上げているかのようなんですよ。
我々の他に人の姿はないし、象の鼻パーク桟橋は、まるで彼女のためのステージのようになっているのでした。
象の鼻パーク桟橋は、まるで青山るりこさんのためのステージ

水辺という独特の雰囲気を醸し出すステージと、雨が降ってくるその効果と、雨に濡れて妖しく魅せる青山さんのその姿に、もう完全にこの「茶遊び」は神憑り的といっても過言ではありません。
今回は神憑り的だった「茶遊び」

そう言えば、以前に依頼した「茶遊び」のときでも、彼女の踊りはシャーマンのようだと感想を書きました。
しかし今回、神憑り的な凄まじさを感じさせられた彼女の踊りは、まさにシャーマンそのものだったんですから。
それほど素晴らしい作品が生まれた瞬間に立ち会うことができ、そして、その作品がまた“ぼくのため”であったことで、もうオシッコチビリそうなほど感動しています。

そんな青山さんのパフォーマンスに、「ブラボォー!」と声を掛けるかのように、インターコンチネンタルホテルからは、色とりどりのハートの風船が一斉に飛ばされていました。
インターコンチネンタルホテルから一斉に、色とりどりのハートの風船が飛ばされていました
いや、本当はこのホテルで挙げられていた結婚式の祝福の風船だったのですが、そこはそれ、「街で起こっていることはすべて自分の演出だ」ということで……。

帰り道、UYフラッグの上にあるバー「Star Dust」(テレビや映画のドラマ撮影でよく使われるおなじみのお店)の入口前では、ノラニャンコが雨宿りしてました。
UYフラッグの上にあるバー「Star Dust」入口前で、ノラニャンコが雨宿り

ということで、今回の「茶遊び」でのその他の写真は、Picasaにアップしています。
どうぞお気軽にご覧ください。

4(yonn)「茶遊び」(象の鼻パーク桟橋)
4(yonn)「茶遊び」(象の鼻パーク桟橋)

来週、象の鼻で「茶遊び」をしてもらいます

「象の鼻」で遊ぶといっても、別に動物園に行くわけではないんですよ。
横浜港の大さん橋隣にある「象の鼻パーク桟橋」で、来週土曜日に4(yonn)の「茶遊び」をしてもらうよう依頼したのです。
「茶遊び」とは、ひとことで言うと

  • ダンスや演劇を、お茶と交換でお見せする会

ということです。
パフォーマーを貸し切りにしてイベントをしてもらい、その対価としてお金ではなく、お茶で支払うというものです。
以前、もう4年ほど前になるのですが、一度お願いをしたことがありました。
今回は、その会場を「象の鼻」に移して、ふたたび青山るりこさんにダンスをお願いしようというものです。

そこで今日は青山るりこさん、4(yonn)主宰の小手川望さんと一緒に、象の鼻パーク桟橋まで事前の下見をしてきました。
実際のスペースを見ながら踊る場所のイメージを掴むようにしながら、ぼくから「どのようなことをして欲しいか」「どのようなイメージを持っているか」といったことを聞きながら、彼女なりの組み立てを行っていただいたようです。
(と言いながら、なぜかお寿司を食べに行く話ばかりしていたような気がしますが)

夜に、象の鼻パーク桟橋に来たのはメチャクチャ久しぶりです。
昼間と違って人の姿もまばらな上、ちょうど雨もあがって暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい気候です。
夜の匂いがする海風を全身に感じながら、とても気持ちのいい下見でした。 夜の象の鼻パーク桟橋

ちなみに今回に「茶遊び」について、青山るりこさんに確認すると、一緒に見ていただいても大丈夫だとのことでした。
ご興味がある方はぜひご一緒にいかがでしょう。
(もちろん無料です。お天気がよければ、彼女とご一緒にお茶会をしましょう)。

もし「ちょっと観に行ってみたい」という方がいらっしゃいましたら、当日は通称「象の鼻」と呼ばれている防波堤の、そのいちばん先の部分で皆さんと待ち合わせをする予定です。
この象の鼻のいちばん先の部分からだと、横浜を代表する景色が一望できるのですね。
「象の鼻」から見たみなとみらい
それでいて、あまり人がいないという超穴場スポットです。
ヨコハマ観光だけでも、ぜひどうぞお越しください。

象の鼻への行き方については、コチラをご参考にどうぞ。

より大きな地図で 4(yonn)「茶遊び」2011年6月18日集合場所 を表示

待ち合わせ時間については、このブログの上にあるメニューバー内「メールフォーム」から、お気軽にお問い合わせください。
ご案内させていただきます。

あとは問題は来週土曜日のお天気だ。
週間予報だと、今のところ曇マークだけど、この時期だと簡単にコロコロ変わるからまだまだ油断はできません……。
ただ、雨の中でも観る価値は十分にあると思うのですね。
何しろ、雨が海面に降り立つ音がBGMとして聞こえてくるのです。
また雨の匂いのする空気感も、この時だけの特別な演出になりそうです。
これはこれで、ものすごく素晴らしい演出プランがなされたステキな体験ができるのではないかと思います。
もっとも、踊る彼女が大変でしょうが……。

ページ/63ページ |次のページ最終ページ