供養に参加した大手町ビルヂング屋上の観音さま

毎年、この時期になるとソワソワしてしまう、大手町ビルヂングの屋上開放デー。
なんでしょうね、屋上というともう昭和のデパートの遊園地の印象があるからか、なんだかワクワクしてしまうのですね。

……って、いえいえ、そんな浮かれポンチなお遊びではないのです。
大手町ビルヂングの屋上に安置されていて、毎年4月17日(土日の場合はその前後)のみご開帳される観音さまがあるのですよ。
その観音さまに、今年もお参りをしてきました。

この観音さまについては、もうすでに何回も毎年書いてますが、またしても今年も書いちゃいますと……。

大手町ビルが竣工したのは昭和33年なのですが、その頃はまだ戦後10年が過ぎたあたりで、まだ丸の内も寂れていたそうです。
そこに、3万3千坪という当時としては最大規模のビルヂングを建てることで、ビジネス街を復興させようとした当時の三菱地所社長の思いに、同郷の平櫛田中が同感、5年の歳月をかけて昭和42年に観音さまを完成させたのだそうです。

そんな毎年行われる供養行事ですが、通常は先に関係者だけで供養をとり行い、その後に一般の参詣が行われるのですね。
それを、今年はビル管理会社にダメ元でお願いしてみたら……えへへ、やったね。
なんと関係者に混じって参加してもよろしい、とのお許しをいただいちゃいました。

そんな訳で供養がとり行われる時間のちょっと前、屋上に上がってみることにしました。
ビル最上階のフロアに上がっていくと、普段は決して行くことのできない屋上への階段に、今年も案内板が出ていますよ。
屋上へのいざない

普段は使われていない階段を上って屋上に出てみると……おおう。
まだ設営の準備中だったのでした。
強風が吹き荒れていて、なかなかうまく設営ができないようです。
まだ会場は設営の準備中でした

その間、思う存分屋上を堪能させてもらっていたのでした。
「昼休みに屋上でバレーをするOL」を妄想してみたり、普段は囲いがあって見ることができない工事中のお隣のビルを上から覗いてみたり。
そして撮った写真をミニチュア写真風に加工してみたり(我ながら、よくぞ毎年飽きずにやってるな……)。
屋上から、工事中の隣のビルを覗いてみたところ

ここから丸の内方面を眺めてみると、面白いことに気付かされます。
仲通り沿いには再開発された高層ビルが続々と建っているのですが、三菱地所のビルだけが“二段重ね”のような形になっているのですね。
それも、どのビルも同じ高さなんです。
丸の内の仲通り沿いに建ち並ぶ「百尺規制」時代の名残のあるビル
これは、大昔に「百尺規制」というルールがあって、31m以上の高さを超えるビルは建ててはいけなかったことがあったんです。
そのため、かつてはどのビルも、この高さに揃っていたそうなんですよ。
実は大手町ビル、古き良き時代のこの高さのままなので、必然的に「百尺規制の名残」が目の前に揃っている感じに見えるのですね。

そして、フト足元を見てみると、そこにあるのはバッテン印。
これはいったい何なのでしょうか……。
謎のバッテン
場所的には、ちょうど丸の内仲通りを延長してきた線上にあたる場所のようなのですが……なんか怖いよ。

そうこうしているうちに強風のなか、設営も完了し、15分遅れで供養が始まりました。

なーむー……とお経を読むお坊さん、供養が終わってからのお話の際に築地本願寺から来られたことをおっしゃってました。
観音菩薩ということで、菩薩とはなんぞやというありがたいお話に、フムフム。

その後、出席者によってお参りをして解散となります。
屋上に向かう階段を見てみると、一般参詣の待ち行列がズラリと並んでいるのでした。

声の反響具合からすると、屋上からかなり下のフロアにまで行列は伸びているようです。
どうも去年辺りから、なぜかお参りする人が増えてきたような気がします。
大手町観音の存在が、有名になってきたのかしら。

そして! またしても! やったね!
今年もまた、榮太郎本舗の紅白まんじゅうをいただきました!
大切にオフィスまで持ち帰ってきて、身も心も大満足の供養だったのでした。
榮太郎本舗の紅白まんじゅう

サラリーマンの宿命、辞令が交付されました

ああん、もぅー。
どうして、4月1日の今日という最悪のタイミングで交付するのかなーとか思ったのですが……。
サラリーマン社会では、今日から新年度なんだから、仕方がないといえば仕方がありません。
4月1日付で辞令が交付されました