大手町まで箱根駅伝(復路)を見てきました

昨日、家の近所を通る箱根駅伝の往路を見たことで、何なんでしょうね、変な炎が燃え上がったようなんです。
往路も見たんだから、復路も見ないと!と張り切ってしまったのです。
ただ、家の近所に見に行ったとしても、結局はブログには昨日とまったく同じことしか書けないわけですよね。
それじゃあ、まったく面白くないんです。

もうちょっと変わったこと書かなくちゃ……と思っていたら、おお、そうだ。
もういっそのこと、大手町までゴールの様子を見に行ってみてはどうかしら。
そう思いついてしまっては、居ても立ってもいられません。
電車に乗っていそいそと、駅伝での一番のクライマックス、ゴールとなる大手町まで行ってきたのでした。

ゴールは13時半ごろということで、余裕を持って12時半に行ったのですが……なんですか、これは。
とにかく人の数がスゴイのなんの。
ゴール前どころか、そこに向かう歩道からして、ずっとヒト、ヒト、ヒト、ヒト……で埋め尽くされているんです。
歩道を埋め尽くすヒト、ヒト、ヒト、ヒト……

歩道には柵が設置されているのですが、人の波に押されて柵が倒れそうになったりして、もう大変。
ライブ会場でのモッシュかという勢いなんです。
下手すりゃ将棋倒し寸前のデインジャラスさなんですよ。
警備員も「押さないでください」「後ろの通行場所を空けてください」とハンドマイクでガンガン注意しています。
雰囲気、ピリピリしてます。
設置された柵が倒れそうになったりしていて、危険な状態に

そんななか、ゴール地点のスタッフたちは淡々と準備を進めています。
全然知らなかったのですが、どうやら「ゴールテープの持ち方」はかなり重要なことのようなのです。
テープにはスポンサーのロゴマークも入っているので、真正面のテレビカメラにちゃんと映らなければなりません。
選手が美しくテープを切ることができるように、高さも大事です。
ゴールテープの持ち方は、スポンサーのロゴを美しく見せることも必要なんです

そのような理由からでしょうか。
テープを両側で持つ係員に対して、ずっと高さの確認や、ロゴの位置の調整をしていたのでした。
テレビで映るのはわずか一瞬なんですが、それでもここまでパーフェクトに調整をして万事整えているのですね。
ゴールテープの持ち方、練習中

向かいの工事現場でも、事務所から人がゾクゾクと姿を見せては様子を見ています。
写真左上、工事現場の鉄骨の上には、ヘルメットをかぶったオジサンがカメラまで構えています。
事務所には「ラジオ日本」の旗が出てますね。
臨時のスタジオか何かなのかしら。
工事現場事務所からもたくさんの人が見ています

そして。
時間は13時半ちょっと過ぎ、日本橋を経由して選手がゾクゾクと戻ってきています。
まずは、箱根をスタートしてからずっとトップを独走してきたという、日本体育大学が安定したゴールインです。
このさすがの安定性には、観客も安心して声援を投げ掛けていました。

しかしやはり観客としては筋書きのない、ドキドキ感を求めているのでしょう。
この日、もっとも観客が沸いたのは、ゴール直前まで展開していた帝京大学と早稲田大学の接戦でした。
最後の最後まで、いったいどちらが抜け出すのかまったく読めず、2人の選手がもつれ込むようにゴールした瞬間、歓声と悲鳴のどよめきが、地響きのように沸き起こったんです。
ゴール前までもつれ込んだ帝京大学と早稲田大学の接戦
いやー、ぼくだって、この光景にはもうずっとドキドキしっぱなしだったんですよね。

このあとにゴールしたのは明治大学の選手です。
彼はゴールテープを切った瞬間に気力を使い果たしたのか、倒れこんでしまいました。
ゴール直後に倒れこむ明治大学の選手

すぐさまチームメイトが駆けつけたのですが、順位を落としてしまったことを悔やむような表情が印象的でした。
順位を落としてしまったことを悔やむような表情が印象的だった明治大学

笑顔やガッツポーズで選手がゴールインする姿もいいですが、このように、ゴール後でしか見られないドラマを目の当たりにできるのも、直接見に行くことの醍醐味なんですね。
この明治大学の選手のあとは、ずっとゴールした後の姿ばかり見てしまうようになってしまいました。
きっと、選手にとっては競技そのものを見てもらいたいのでしょうが……申し訳ありません。

笑顔でチームメイト称える法政大学。
笑顔でチームメイト称える法政大学

往路で棄権したために「オープン参加」となった城西大学のこの表情。
往路で棄権したために「オープン参加」となった城西大学の表情

倒れこむ選手をサポートする東京農業大学。
倒れこむ選手をサポートする東京農業大学

選手を笑顔で称えながらサポートする日本大学。

いやあ、このゴール後のこんな光景にはサブイボが出て止まりませんって。
来年は、ゴールする姿よりも、その後を追っていってみようかしら……とか思ってしまうほどでした。

こうして、すべての選手がゴールインしたと思ったら……早っ!
みるみるうちに撤収をはじめていくのでした。
みるみるうちに撤収するゴール地点
そりゃそうか。
このゴールがある道路はずっと閉鎖しているので、早く通行できるようにしないといけないのですね。
なかなかテレビでは見ることができない駅伝の舞台裏を、最後の最後まで楽しませてもらったのでした。

来年もまた、見に行こうっと。
いや、ちゃんと起きることができたならの話、なんですが。