いつだって、あともう一歩が踏み出せない

あじさいの花を写真に撮ったけど、なんか違うんです。
ぼくが撮ったあじさいは、もっとこう華やかで、活き活きとその存在感を誇示していたはずなんです。 なのに、なんというか、この奥ゆかしさ。
あじさいを見たときに感じた、あのパワーはどこに消えてしまったのでしょうか。

いつだってそうなんです。
「あ、キレイ」と思って花の写真を撮ったりするのですが、いつもできあがりはどこかしっくりこないものばかりなんです。
ひょっとして、これって、ぼくが花のことを全然スキじゃないってことかしら……。

そう考えていたら、「いやいや、花に向かってもう一歩踏み出して、撮りたいものをもっと中心に大きく捉えなくちゃ」といわれて、なるほど。
その一歩引いたところから見ているのって、ぼくの生き方そのものじゃないですか。

ということで、「写真を撮る」ということは、その人の生き方を如実に現しちゃうので、注意しなければならないようです。
いつだって、あともう一歩が踏み出せない
CANON NEW F-1 / NEW FD 50mm F1.4
KODAK ProFoto XL 100