毎年恒例、大手町ビルヂング屋上の観音さま参り

大手町ビルヂングの屋上に安置され、毎年4月17日(土日の場合はその前後)にのみご開帳される観音さまに、また今年もお参りをしてきました。

この観音さまについては、毎年書いているようですが、今年もまたまた書いちゃいます。
大手町ビルの竣工が昭和33年ですが、その頃はまだ戦後10年が過ぎたあたりで、まだ丸の内も寂れていたそうです。
そこに、3万3千坪という当時としては最大規模のビルヂングを建てることで、ビジネス街を復興させようとした当時の三菱地所社長の思いに、同郷の平櫛田中が同感、5年の歳月をかけて昭和42年に完成させたのだそうです。

通常、ビルの安全管理の目的から普段は屋上への出入りを厳しく禁じられているのですが、今日だけは別です。
そんな、普段は絶対に出入りできない場所に立ち入りできるというのであれば、これはぜひとも行ってみたい!……などと、観音さまが聞いたら激怒されそうな理由で、毎年毎年お参りに行っているのです。

という訳で、ご開帳日である今日の昼休み。
ビル最上階のフロアに上がっていくと、普段は決して行くことのできない屋上への階段に、今年も案内板が出ていますよ。
今年も大手町ビル観音の案内が出ています

ここからは毎年エッチラオッチラと階段を上がてちたのですが、今年は「なんじゃこりゃ!」。
屋上へと至る階段には、もうすでに人の列がズラリと続いているのですよ。
屋上からずらりと並ぶヒトの列

今日のスケジュールは、関係者による法要が11時から行われ、その後、一般人のお参りが11時半から、ということだったので、11時半にノコノコやってきたのですが……ありゃりゃ、どうやらその前からすでに並ばれていたようなんです。
うーん、ここは開店前のラーメン二郎か。

仕方ないなーと並んでいると、結構列の進み具合は早い、早い。
まあお昼時のご飯屋さんとは違いますから、早いのは当たり前ですよね。
チョロチョロ進んでいるうちに、いつの間にか屋上へとたどり着きました。
普段は立ち入りできない屋上では、紅白の垂れ幕が、お参りする一般人たちを迎えてくれます。
屋上に出てきたら、観音さままであともう少し

屋上にいったん出てから、改めてお参りする部屋に入り、3列体制で順番を待ちます。
ここまで来たら観音さままであとわずかなんですよ。
すぐ、そこに、ほら、観音さまが!
観音さまが安置されている部屋に入って来ました

やがて順番が回ってくると、まずはお賽銭を台に置いて、そしてお焼香をしてナムー。
お賽“銭”といいながら、千円札も多数置かれています。
これ、実は見せ金だったらどうしよう……などとイヤなことを考えてしまうじゃないですか。
もうすぐお参りの順番

さて、ここでいったい何をナミナムしようか悩むところですが、そこはそれ、あまりに長い時間ナムナムしていると、後ろに並んだ人にも迷惑かけちゃいます。
今年もまた、「来年も屋上に来れますように」などと、どうでもいいことを願いつつ、観音さまの部屋から出ていくのでした。

ここで、いよ! 待ってました! お供物をいただけます。
ビル大家さんである「三菱地所」の名前入り!
ビル大家さんの名入りのお供物
なんというプレミア感!
そしてお得感!

このなかは、もちろん! 毎年恒例の榮太樓總本鋪の紅白まんじゅうなんですよ!
紅白それぞれのまんじゅうが丁寧に紙でくるまれてあって、おいしそうなんですってば。
中身は榮太樓總本鋪の紅白まんじゅう
白いまんじゅうは普通のこしあん、紅いまんじゅうには白のこしあんが入っていて、どちらから食べようか悩んじゃいます。
「1つだけ」と決めて食べても、ついつい「もう1つ」と食べてしまうので、結局は同じことなんですが……。
今日は、あとでお昼ごはんを食べてからのおやつとします。

とまあ、やはり屋上に来たからには、外の景色も堪能させてもらわないといけません。
屋上から飛び降りたりする輩がいないか(いや、本当に)、目を光らせている三菱地所の社員の方にお断りをした上で、外の景色を楽しみます。
大手町ビルヂングの隣は、もともとみずほ銀行の本社があったのですが、取り壊されて更地となり、地上39階建てという巨大高層ビルが建設中なんですね。
普段は見ることができない工事現場を、こっそりのぞき見するこの背徳感……ああ、たまらんぜ。 ということで、飽きもせずにやっている遊びの写真で1枚。
ビルの隣では急ピッチで超高層ビルが建設中

……とまあ、実はここまで書いてきた内容は、去年や一昨年とまったく同じだったりします。
なんというか、毎年やることに変わりはないのだから、テンプレート化しちゃってもいいんじゃないかと思ってみたり。
ああ、でもお隣の工事現場は毎年進捗しているので、来年はどうなっているのでしょう。
ちなみに竣工予定は平成26年ということで、少なくとも来年まではまだ工事現場を覗きこむ楽しみがありそうです。