Sprocket Rocketで撮ってみた

フィルムカメラは何台か持っていたけど、ジャンルとしての「トイカメラ」はこれが初めてなんです。
ロモグラフィー社の「Sprocket Rocket」です。
ロモグラフィー社の「Sprocket Rocket」

ボディの見た目は、昔の無骨なカメラ風なんですが、いかんせん、そこはトイカメラ。
実はペラッペラのプラスティック製なので、見た目の重厚さとは違って、持ってみるとメチャクチャ軽いのなんの。
しかも、デカイんです、これ。かなりのデカさ。
カバンに入れていたら、このカメラだけで場所をとってしまうこと間違いなしの存在感を誇ります。

このカメラの最大の特徴は、パノラマ写真が撮れること。
パノラマ写真といえば、よくあるのがフィルム1枚で上下を思いっきりカットして、「見た目上で長細く見せる」というものです。
でもこのカメラは、違うのですね。
フィルム2枚分を使って、1枚分の写真とするのです。
さらには、通常は使わないフィルム孔の部分まで光を写し込むので、思いっきりワイドに撮ることができちゃいます。

そんな初撮りがこちら、ベランダから外を写してみました。
ちなみにフィルムは、「Lomo Film 400」を使っています。
「Sprocket Rocket」での初撮り
逆光で撮ってみたらどうなるかなと思って、わざと太陽に向かってみたのですが、意外と平気ですね。

今度はベランダのなかを撮ってみました。
すると、おお、逆光時は画面がザラザラだったのが一転して、順光状態でかなりキレイな画質になりますね。
順光状態ではとってもなめらか画面

フィルムによっても変わってくるかもしれませんが、黄色などのビビッドな色合いも、割とキレイに写り込みます。

ただしこのカメラ、シャッター速度も絞りもピントも全部固定式なんですね。
だから、ちょっとでも設定を間違えたら、あっという間にこんな写真になっちゃいます。
設定を間違えちゃいました。でも味わいが感じられます
ただ、そこはトイカメラですので、こういう写真も逆に味わいが感じられるのですから、不思議といえば不思議です。
普通、カメラがこんな写真になったらプンスカピーと怒っちゃいそうなもんですけどねえ……。

夕方になってちょっとでもあたりが薄暗くなると、もう厳しくなります。
薄暗くなってくるとちょっと厳しい
ただ、シャッタースピードは「ノーマル」のほかに「バルブ」があるので、開放状態にすることができるのですね。
なので暗くなってきたら、シャッター切り替えを「バルブ」にして、1秒とか開けっ放しにしてみるのも面白いかもしれません。

ということで、単なるワイドなパノラマ写真だけじゃなくて、色味や独特の画質を楽しむことができる、この「Sprocket Rocket」、お散歩時の楽しい相棒として活躍してくれそうです。