レインボーブリッジのループ橋に行ってみた

12月に参加した「東京漂流」での運河クルーズでは、レインボーブリッジの根元にあるループ橋のなかまで入ったのですね。
そのときに撮った写真がこちらなんです。
レインボーブリッジの根元にあるループ橋

そのあまりの巨大さに、こんな写真ではまったくループしているように見えません。
なんというか、これじゃあ単に曲がっているだけの高速道路と変わりないのです。
うーん、どうしたものか……と考えていて、フト目についたのがフィッシュアイレンズ、いわゆる「魚眼レンズ」。
ドアスコープでお馴染みの、アレですね。

なんとこのフィッシュアイレンズ、真上から真下まで180°の範囲を写し込んでしまうのだそうですよ。
ということは、真上にレンズを向けたら、真ん前から真後ろまでの180°が撮れるということですね。
つまり、自分を中心として360°の範囲で写真が撮れるんじゃないでしょうか……。
で、買うには用途が特殊すぎるし、そもそも12万円ぐらいと高すぎるため、レンタルで借りてきて試し撮りしていたのが、先日の「なんという変態レンズ、大さん橋で飛鳥IIの出航を見送る」なんです。

ということで、勝どきマリーナで可愛いボート「ベルフィーノ」を借りて、ループ橋まで行って来ました!
勝どきマリーナから「ベルフィーノ」に乗ってクルーズに出発

しかし、今日はめっちゃいい天気なんですよねえ。
風が全然吹いてなくて、煙突から立ち上る煙が、まっすぐ垂直にしかのびてません。
だから、海面も波が全然なくてとっても穏やかなんです。
ゲートブリッジの方だって、ホラ。
なめらかすぎてコワイぐらいのゲートブリッジ方面の海
いったい何なんですか、この鏡のような海の穏やかさ。

ということで、ループ橋へ行くまでに、開通間近のゲートブリッジを堪能しに行ってみました。

せっかくの超広角レンズがあるのですもの、ゲートブリッジの雄大さを表すべく、真下から思いっきりキュイーンって感じで撮り込んでみました。
ゲートブリッジの真下から超広角で撮り込んでみる
海は穏やかだし、他に通る船も全然ないから、ゲートブリッジ周辺でいつまでもゆったりなんです。
いやー、堪能したー。

ゲートブリッジをゲップが出るほど堪能したあとは、ちょっと足を伸ばして羽田空港まで行ってみました。
羽田沖で離陸する飛行機を眺めてみる
羽田空港沖まで出てきても、相変わらず風はソヨとも吹かず、波がまったくないんです。
これだったら、ベルフィーノみたいなカワイイ船でも横浜まで行けちゃうなーと思いつつ、「確かこのあたりまでが航行可能範囲だったかな」と引き返すことにしました。

……が、しかし。ガーン。
勝どきマリーナに帰ってから、改めて航行可能範囲を訊いてみると、なんと、羽田空港の川崎寄り、D滑走路までは行くことができるのだとか(さすがに浅瀬が多いので、多摩川はダメだそうですが)。
またいつかベタ凪のコンディションの日にクルーズができたら、そのときは絶対にD滑走路を見に行くんだ。
ああ、またひとつリベンジすることが増えてしまった……。

青海埠頭では、祝日にもかかわらず、キリンが元気にオシゴト中です。
青海埠頭でオシゴト中のキリンたち
手前の貨物船ではキリンが2台掛かりで作業してるなーと思ったら……あれあれ?
前方のキリンはコンテナの積み込みをしているのですが、その後ろの1台はコンテナを降ろしているのですね。
積み込む端から降ろされていくって、何というか、賽の河原で小石を積み上げる端から鬼に崩されて行くところに似てるんじゃないかと(←全然違います)。

ここまで来たら、芝浦のループ橋まであと少しです。
まずは、同じレインボーブリッジの反対側、お台場方面のカッコいいところを思う存分満喫しています。
レインボーブリッジのカッコいいお台場側
ウヒョッ、なんてカッコいいんでしょうか。
冬って太陽の位置が低いから、橋の裏側にも光が当たりやすく、ちょうどスポットライトを当てたようになってます。
これでまた、余計に橋がキレイに見えるのですね。

そして!
いよいよループ橋のなかに入っていきました。
オシゴトお休み中のバージ船が「おや、いらっしゃーい」と出迎えてくれているかのようです。
オシゴトお休み中のバージ船がお出迎え
少なくとも、「場」からの拒否反応は感じられません。
ということで、心いくまで写真を撮らせていただくことにしました。

真上の空に向かって、1枚。
フィッシュアイレンズでループ橋を撮ってみました
出た!
これ、これ、これなんですよ!
見事なまでに、ループ橋の全景が撮れましたね。
さすがは360°の撮影範囲を誇るフィッシュレンズ、その威力にはもうただ、ただ、畏れるばかりです。

しかし写真のこのサイズにして見てみると、今度は小さく納めすぎてしまった感が拭えませんね。
ループ橋の、あの巨大さ、圧倒感、周囲から迫り来る圧迫感みたいなものが感じられなくなっちゃって、そこが残念なんです。
大きければはいらないし、小さければ迫力がなくなるし。
うーん、なかなか難しい……。

ということで、例によって例のごとく、今回のルートです。
今回の航行ルート
最後にマリーナに帰るまでちょっと時間があったので、隅田川をちょこっと上って下ってます。
海よりも、隅田川の方が水上バスの引き波で大荒れ状態でしたね……。
しかもちょうど大潮の満潮時間だったから、波で上下したところに橋が低く迫ってきて、コワイのなんの。
やっぱりベタ凪の海はいいわー。