スカイツリー開業よりも大阪万博開幕の写真に

いやー、スカイツリーのオープンなんて、まだまだ先のことだと思っていたんです。
そうしたら……え?
「来年5月に開業」なんですよ、来年。2012年。平成24年。
それって、もう半年先のことじゃないですか。

なんだかスカイツリーって、「ずっと工事をしているもの」という感じしかないのですね。
だから、サグラダ・ファミリア教会のように永遠に工事が続けられていそうな気がしていたんです。
でも、もうあと半年もしたら、普通に東京タワーなんかと同じように利用できるようになるんですね。
うーん、想像がつかないですね。
なんだか、改めてビックリしました。

そんなスカイツリーですが、先週、職員の制服が発表されたようです。
スポニチのWebサイトに掲載された写真を見たのですが……え?
スポニチに掲載されたスカイツリー職員の制服写真

なんというか、レトロなんです。レトロ。古き良き時代の味わい。
いや、ひょっとしたら女性の髪型から、そのように思わされただけなのかもしれませんが。
いや、それでも、なんというか、懐かしい感じがしてなりません。

各女性をアップにした写真もありましたよ。
昭和の時代の「スチュワーデス」という雰囲気も感じさせられます
何なんでしょうか、この懐かしさは。
「スチュワーデス」とか呼ばれていた頃のYS-11に登場していた客室乗務員、という感じもしますね。

もう一人の写真も。
ワイドショーの「怪奇!傾いて立ってしまう場所」というキャプションが似合いそうな……
……おおう!
カメラマンの腕が悪かったのか、それとも写真のトリミングが雑だったのか、傾いて立ってます。
でも、この傾き具合が、また!いいじゃないですか!
なんだか、昭和のテレビでよく放映されていた奥さま向けワイドショーで、「怪奇!傾いて立ってしまう場所」として紹介されていそうな、そんな感じがしちゃいますよね。

いやー、どれをとっても何という素晴らしさ。
これらの写真は、「せっかくだからスカイツリーがよく見える所で」ということで、どこかのビルの屋上で行われた発表会で撮影されたものなんでしょうね。
これらの屋上写真とは別に、こんな写真もあったんですよ。

書き割りですよ、書き割り!
どこかのスタジオでの撮影!
うひゃー!
制服とは別に、この写真の撮影方法自体も、何というレトロなんでしょうか。

きっとこれ、記者発表の日に雨が降るなどして、屋上が使えなくなった場合に備えて用意された写真なんでしょうね。
でも、なんというか、この書き割り感がまた、スゴイのですよね。
旅行がまだ一般的でなくて、簡単に東京に行くことが難しい時代に「憧れのあの地への旅行体験!」みたいな写真撮影会が行われているみたいに見えるのです。

ということで、この記事に掲載されている写真は、どれを見ても常にレトロ感が溢れていて、ステキなんですね。そこで、フト思いついちゃったのですよ。
こういう写真こそ、以前にも紹介した「幕末古写真ジェネレーター」を使ってみるべきじゃないかしら。
フフフ、これはさぞかしいい写真になるに違いないのですよ!
ということで、早速試してみました。
スカイツリーのオープンというよりも、東京タワーが営業開始!といった写真になりました
おお、これは……なんという。
あまりの違和感のなさに、写真だけを見たら、これ、「平成24年。東京スカイツリーがオープン!」というよりも、「昭和33年。東京タワーが営業開始!」と言った雰囲気になってしまいましたよ。

さらに個々の制服のアップ写真も加工してみました。
初の海外定期航空便が就航しました、みたいな写真に
うわわ。
「戦前、日本に初めて海外定期航空便が就航した時の客室乗務員」という写真になってしまいました。

もう1枚の写真も見てみましょう。

うわわわわ。
傾き具合がより一層強調されて、「科学で解明できない未知のミステリースポット」という雰囲気がプンプンしてきました。

服装だけでも、まるで昭和40年代に発行された少年誌で「これが未来の生活だ!」と紹介されていそうですね。
透明チューブで覆われた高速道路がめぐらされていて、宙に浮いたクルマがビュンビュン走っていそうな、そんな感じです。

書き割りを背景に、スタジオで撮影した写真も見てみましょう。

おおう……。
なんだか「未来志向の服、新発売!」という宣伝写真みたいになってしまいました。
新聞の見開き一面を使った広告で使われていそうです。
味わい深いなあ、もう。

しかし、こうして写真たちを見ていると、それも雰囲気はやっぱりアレですね、東京タワーではなくて大阪万博。
皆が一丸となって頑張って、未来技術を取り入れようとした感じがひしひしと伝わる、あの古き良き時代。
「人類の進歩と調和」の1970年という感じがプンプンしてきました。

そうですよ、そう、そうなんです!
これはもう、大阪万博の写真なんですよ!
背景はスカイツリーでも東京タワーでもなくて、やっぱり「太陽の塔」にするべきなんですね。
ということで、背景を差し替えてみました。

……ウギャー!
いったい、何なんですか、これは。
「太陽の塔」を前にしてスタッフを撮影していると言うよりも、ビルの屋上で記念撮影していたら、突然巨大化した太陽の塔が街を破壊しているところに出くわした!という写真になってしまいました。
このあと、阿鼻叫喚の世界が繰り広げられちゃいそうな、そんな予感がひしひしと……。

調子にのって、やっつけ仕事で作業なんてするものじゃありません。