日産リーフを試乗して、そのパワーに驚いた

いつもお世話になっているディーラーから、「放っておけないブサイクさだった日産ジューク」、「赤信号に引っかかりたい新型マーチ」に引き続き、今回も「週末にリーフの試乗車が来るんですよ。遊びに来てください」とご案内をいただきました。
いつもありがとうございます……ということで、客でもないのにノコノコとお店に行ってきました。
といっても、手ぶらで行けるほど厚かましくない、チキン野郎のぼく。
クルマをお店に持ち込んで、6ヶ月点検をしてもらっている間に試乗させてもらいましたとも。

しかし「電気自動車(EV)」といえば、三菱自動車が一足早く出していましたよね、i-MiEV。
電気って、ガソリンよりパワーがなさそうだから、日産自動車のリーフも、あんな軽自動車みたいなものと思っていたんです。
ところが……ワオ。
意外とボディがでかい日産リーフ
デカイのです、デカイ。めちゃくちゃデカイじゃないですか。
パッと見はマーチを思わせるキュートな丸みのあるスタイルなんですが、いえいえ。
よくよく見ると、ナンバープレートだって3ナンバーなんですよね。

ヘッドライトは、この切れ長なところが、以前にブサカワイイと紹介したジュークとよく似てますね。
……って、ジュークの場合はこの切れ長の目のようjな部分はヘッドライトじゃなくて、スモールランプだったという驚きの事実があったのですが、フフフ、今回のリーフも驚かせてくれます。
ヘッドライトはてっきり、見た目のクリアさからキセノンだとばかり思っていたのですが、ええ!? 違うんですか!?
なんと奥さま、これがウワサのLEDライトなんですってよ。
えー、LEDライトじゃ暗いでしょう……と思って灯してもらったら、ギャーッ!
LEDライトは昼間でも目眩ましされます
目眩ましされてしまいました。

ちなみに、この光はLEDが直接光っているものではないんですね。
ヘッドライトの底部分にLEDが埋めこまれてあり、そこからヘッドライト奥の反射鏡に向かって発光したものが集約され、このような眩しい光が前方へと投げられる、という仕組みなんだとか。

そしてこのクルマ、「電気自動車」というぐらいですから、ガソリンは必要ありません。
電気を充電するだけなんですね。
その充電口が前方にあるカバーなんです。
そのお口をちょっと開けてもらいました。
充電口を開けたところ
あらら、後ろのトランクも一緒に開いちゃったようです。
ちなみに右後ろに停まっているのは、ぼくのクルマなんですね。魅惑のツーショット。

充電するときは、この口のなかにある端子に付属のコードを挿し込みます。
充電用のコードを差しています
営業の方が「こうするんですよ」とわざわざ実演してくださいました。
そして、クルマに接続したコードを家庭に設置した200Vのコンセントや、現在急速にアチコチに設置されている「急速充電スタンド」に挿し込むだけだそうです。

充電中はこんな感じになるみたいですね。
デローンと伸びたコードから流れる電気を、まるでストローからジュースを飲むようにゴクゴクいただいています。
充電しているところのイメージ

気になる充電時間と、走行可能距離ですが、家庭用の200Vコンセントだと8時間で120キロほど走れるようになるそうです。
そう、問題はここなんですよね。
旅行なんかの遠距離移動だと、このリーフの走行可能距離だとちょっと気になってしまうかもしれません。

ちなみに、今ぼくが乗っているエクストレイルだと、ガソリンが満タンで60リットル入るのですね。
で、平均燃費が12.3kmほどなので、走行可能距離となると700キロ以上になるんです。
高速道路をを巡航走行していたら、もっと伸びて800キロほどは走れるかもしれません。
それほどのものだから、満タン(というか、満充電?)でも120キロしか走れないとなると、ちょっと精神衛生上よくないような気がしちゃいます。

ただし、今、日産はこのリーフの普及に力を入れていて、各地の日産ディーラーや日産の工場、また一部のガソリンスタンドや商業施設、高速道路のサービスエリアに充電施設を増やしているそうなんです。
実際、家庭に充電用機械を設置できないマンション住まいの方でも、「近所に日産ディーラーや工場があって、そこが利用できるから……」と、リーフを購入された方もいるそうです。

しかもこの充電、月々1500円のサービス会員になると、どこで充電しても費用はタダなのだそうです。
ヘエー、それはすごいことですよね!
それでなくても、ガソリン代がメチャ高になっている今、「費用が掛からない」というのは嬉しいところです。

なので、クルマの乗り方が街乗り主体の場合、このリーフでの走行可能距離は全然気にならないのではないでしょうか。
また旅行や遠距離移動の予定ができても、月々1500円のサービス会員であれば、レンタカーが安くで借りられるのだそう。
さらに一安心です。

そして、一番気になるところが「走り」ですよね。
ということで、試乗車に乗らせてもらい、街なかをひとっ走りドライブさせて頂きました。
そのときの様子はビデオカメラに撮って、動画にまとめたものをYoutubeにアップしてみました。

ビデオカメラで、エンジン音がまったくぜずに、スルスルとクルマが進むところを撮りたかったのですが……ありゃりゃ。
ビデオで撮影しているということで、助手席の営業マンが非常に気を使ってくれ、車内はシンと静まり返っています。
これ、信号待ちのときはエンジン音がなく、会話もないのでとても気まずい空気が流れています……。
またエンジン音がしなくて静かな分、走行するとかなりロードノイズがいつもより大きく感じられますね。
これは、今履いているタイヤを静粛性の高いものにしたら、もっと静かで快適になるかもしれません。

……いや、そんなことはさておき。
これはもうホント、スゴイんですよ。
アクセルを踏み込めば踏み込むだけ、グググと加速していくのが判るほどのパワーなんです。
まさにスポーツカー感覚で楽しめます。
なんでも、スカイラインの「R32」というクルマに乗っているお客さんが、このリーフに試乗したところ、「加速感が自分のR32と遜色ない」と言われたほどなんだとか。

ただし、スポーティな加速力が楽しめるリーフも、高速に乗ってしまうとちょっと厳しいらしいです。
何しろ「ギアチェンジ」という概念がないので、高速度での巡航走行が苦手なんだそうです。
なので、通常のクルマだと180kmで設定されているスピードリミッターも、リーフでは145kmで設定されているのだとか。
また、ブレーキを踏んだとき電気を発電して充電池に戻すことを行なっている関係上、ガソリン車と違って、意外と市街地を走るときの方が経済的になる可能性もあるそうです。