扇橋閘門と荒川ロックゲートを通過するクルーズ

東京のド真ん中にあってそのアクセスのよさからか、普段はなかなかボートの予約をとることができない勝どきマリーナなんですが、先日、奇跡的に午後に1隻だけ空きがあるのを見つけました。
きっと、キャンセルが出たばかりだったのでしょうね。

ということで、先週「扇橋閘門を通ってスカイツリーを見に行くクルーズ」に参加したばかりですが、今回は扇橋閘門だけでなく、その先の荒川ロックゲートも通過しちゃおうぜ、あとついでに日本橋川と神田川もクルーズしちゃおうぜ、と考えただけでお腹いっぱいになりそうな計画を立ててみました。

しかしながら、一点の心配事が。
ここ最近は、東京でもずっと異常潮位が続いていて、通常水位よりも3、40cmは水面の高い状態が続いているんですね。
何でも満潮時刻になると、水門を閉めるところも出てきているのだとか。
そうなると、くぐれない橋とか出てくるんじゃないかなーと、ずっと心配していたのでした。
今回のコースの中で1、2を争う低さを誇る「新高橋」
最初に出てくる今回のコースで1、2を争う低さを誇る「新高橋」ですが、まったくもって余裕でくぐれました。
ちょうど干潮時刻を過ぎたあたりなので、当分は大丈夫そうです。

新高橋をくぐり抜けると、この先にいよいよ見えてくるのが扇橋閘門です。
扇橋閘門

近づくと、管理事務所から「ただ今、反対側からの船が通行しています。しばらくお待ちください」とのアナウンスがありました。
確かに、向こう側にかすかに見える反対側のゲートが今まさに開いているところです。
ということは、これからなかで水を満水にして、その船が出てくるまであと10分ぐらいは掛かるということですねー。
水門前で、風に吹かれながら待つことしばし……出てきました!
扇橋閘門から出てくる船、船、船
ツアー船に、プレジャーボートに、またツアー船に……と5、6隻は出てきたでしょうか。
うーん、かなり今、この扇橋閘門を通過するのはブームになっているようです。

対する「こちら側」からは、このボートが1隻で、何やら申し訳ありません。
結局、ここを通り抜けるのには20分掛かっています。

小名木川を通りぬけ、前回は左側の旧中川を遡ったコースを、今回は右に曲がり、荒川ロックゲートを目指します。
ところが……おおう。
こちらでも「ただ今、反対側からの船が通行しています。しばらくお待ちください」とのこと。
荒川ロックゲートでも通過待ち
しかも、ゲートの、向こう側は曲がりくねった先にあるため、状況がまったく見えません。

どうなっているのかよく判らないまま、旧中川のまったりとした水面で待つことしばし……ようやく出てきました!
これまたツアークルーズ船のようです(しかも乗客の皆さんがやけにノリノリ)。

こうして、入っていった荒川ロックゲート内がこちらです。
荒川ロックゲート
ここでボート上で、蚊柱に襲われるというアクシデントが発生です!
扇橋閘門ではまったく見なかった蚊柱が、なぜか、ここ荒川ロックゲートでは「これでもか!」というほどに立っています。
血を吸うヤツらではないので、そのあたり、大丈夫です。
ただ、頭上でウワンウワンとなっているところに、水が満たされて船の位置が高くなるにつれ、そこに突っ込んでいく、というのは、なかなか気持ち悪いというか、ある意味、恐怖なんですよねー。

そんな、荒川ロックゲートを通過するところを、動画に録ってみました。
Youtubeにアップしてみましたので、こちらからどうぞ。

この動画では、水の動きがよく判るように15倍速にしてます。
すると、ゲート内に入ったときにボートが壁面にぶち当たっているように見えますね。
もちろん、そんなことはなかったのですが……何度も自分でも見ているうちに「当たったっけ?」という気に……。

結局、ここでも通り抜けるのに30分掛かりました。ウヒィー。
扇橋閘門と荒川ロックゲートでの通過する船待ちでかなり時間を食ったため、時間がギリギリになってきました。
このあと行くのは日本橋川だけにして、神田川はまたのお楽しみです。ううん、残念。

日本橋川といえば、やはり頭上を行く首都高速ですね。
首都高速に頭上を覆われていて「景観を損なっている」と悪評高い日本橋ですが、水面から見上げると、カッコイイんです。
日本橋と首都高速
日本橋上に立つだけだと、どうしても首都高速がフタしているところだけしか見えないので、「景観を損ねている」としか見えないのですが、一段さがって、その下から見上げてみるとまた視点が変わって、面白いのかもしれません。

あと日本橋の下流側にある江戸橋ジャンクション。
ここのカッコよさはもう、誰もが認めるところじゃないでしょうか。
芸術的な美しさの江戸橋ジャンクション
この空間を活かしたカーブの数々は、ある意味「アート」としての鑑賞材料としてもまったくおかしくないですよね。

こうしてカッコよさにうっとりしながら、残念ながら時間いっぱいで、ここでマリーナに戻ります。
勝鬨橋を越える頃には、夕陽が隅田川を照らし出していたんですよ。
夕暮れどきの勝鬨橋

マリーナに戻ると、スタッフのお姉さんが「Twitterを見ていたら、どこを走っていたか判って面白かった」とのこと。
どうやら同乗した方が「勝どきマリーナなう」からTwitterでのアップを始め、それを検索で見たらしいのですね。 で、その後に続けて行っていた写真のアップも、マリーナスタッフのお姉さんはずっと見ていたようです。
なるほど、Twitterがあれば、そういうライブ感覚も楽しめるんですね!
ということで、つくってみました。Twitterのまとめ、Togetter。
なるほど、こういう感じになるのかー。

そういえば、勝どきの先の方って、駅からちょっと歩くし、大江戸線でしか行くことができないので、なんとなく都心からはちょっと離れているイメージがあったのですが、いえいえ。
こうして隅田川に立ってみると、目と鼻の先が汐留や東京タワーなんですね。
勝どきの目と鼻の先に、東京都心
ということは、隅田川に渡し船があれば、より「職住近接」な都心ライフを満喫できそうですね。

そして帰り道。
クルマを停めておいた駐車場から、フト空を見上げると、そこには月がほっこりと。
帰り道の月と倉庫

そんな訳で今日のクルーズコースはこちらです。
日本橋川では、上空を走る首都高速のためか、GPSをロストしまくっていてメチャクチャな航跡になってしまっていますね。
扇橋閘門と荒川ロックゲートを通過するクルーズ

その他の写真は、例によってPicasaにアップしています。
ただ、今回はずっと運転手でしたので、さほど写真は撮れませんでしたが……。

「日本のパナマ運河」クルーズ
「日本のパナマ運河」クルーズ