オリンパスE-300のことがだいぶ判ってきた

初めて一眼レフを持ったのはフィルム式で、カメラ好きのオヤジから譲り受けたニコンの「ニコマート」なのでした。
その後、大学時代にアメリカ旅行している最中にたまたま入ったカメラ屋さんで見たミノルタα7700i(の海外向け)を購入。
これがなかなかいいカメラで、ステキな写真をたくさん撮らせてもらったものでした。
ただし、今となってはフィルムカメラはすっかり押入れの肥やしとなってます。

そんなぼくが、またしてもオヤジから譲り受けたデジタル一眼レフがオリンパスの名機E-300。
これがまた一眼レフらしからぬスタイルがカワイイのなんの。
オヤジから譲り受けたオリンパス E-300
今はこれ、キットで付属していたズームレンズを付けている状態なんです。
ここに「パンケーキレンズ」を付けると、そのレンズの薄さからさらにカワイイ形になるということで、今後はお散歩用カメラとすることを考えたりしているんですね。

しかし気にあるのはその性格。
E-300といえば、見事なオリンパスブルーが楽しめるカメラと評判なんですが、それ以上にかなりじゃじゃ馬とも聞くのです。
そんな訳で、どれどれ、と試してみました。

……と言っても、なかなか明るいうちに触れるときがないので、夜景ばかりになってしまいました。
まずは何も考えずに1枚。
夜空にカラフルなノイズの星が散りばめられてしまいました
……キャー、何ですか、これ。
星が、カラフルな星が、それもたくさん夜空にまたたいて、それが地上に降り注いでいます。
とても見られたものではありません。

これはいったい何なんでしょうか。
ゴミにしては明るく発光してますし、カラフルですし。
ひょっとして、ノイズ?
そういえば、カメラ本体に「ノイズリダクション」という機能があったのでした。
これをONにして、再度撮影してみると……おお、何ともありません。
やっぱりカメラ内部で発生するノイズだったようですね。
カメラ本体のノイズリダクションをONにすると、星は消え去りました

次に雨に煙る夜景を撮ってみました。
もちろん、前回の失敗に懲りて、ノイズリダクションをONにしています。
ところが……うわわわ。
真っ黄色の夜景
真っ黄色の夜景ですよ、真っ黄色。
画面全体が、見事なまでに真っ黄色な写真になっちゃうのですよ。

ははーん、これがいわゆる「ホワイトバランスが暴走した状態」なんですね。
ホワイトバランスの設定は「オート」にしています。
通常だったらこのオートの状態で、適切にホワイトバランスを読み取って自動的に設定されるはずですが、真っ黄色。
これは困りました。

そこで、ひとまずファイル形式を「JPEG」ではなくて、「RAW」と呼ばれる形式で撮って、これを現像してみることにしました。
RAWでも、そのままでは真っ黄色なんですが、現像する段階でホワイトバランスの状態を適切に合うように設定し直します。
こうすることによって、やったね、ようやく見られるような色味になりました。
RAW形式で撮影して、現像時にホワイトバランスを修正して、なんとか見られるようになりました

しかし、夜景のホワイトバランスがおかしいのかというと、そういうことでもありません。
晴れた別の日に「オート」のままで撮影しても、特に色見に問題はないのですね。
どうやら、曇っている(もしくはモヤっている状態)夜景であることが苦手なのかもしれません。
晴れた日の夜景は、ホワイトバランスが暴走することもありません

ということで、「E-300で夜景を撮る」ときに判ったことは次の2点になりますね。

  • カラフルなノイズがカメラ内部で発生するので、かならずノイズリダクションをONにする
  • ホワイトバランスの設定は、雨で煙る状態が苦手のようなので、RAW形式で撮影し現像時に修正する

うーん、それってつまり、E-300では夜景の撮影は避けた方が無難ということなのかしら。

では、昼間はどうなのかというと、なかなか撮ることができる時間がないので、検討するほどあまり枚数がないのですね。
そんななかで、かろうじての1枚。
本牧埠頭のキリンたちです。
本牧埠頭のキリンたち
海と空の色の影響からか、ちょっと青かぶり気味ですね。
これがいわゆるオリンパスブルーなのかしら?

あと、これは神戸港をクルーズした時も、神戸ハーバーランドの「モザイク」を写したものです。
神戸港の表玄関にある神戸ハーバーランドの「モザイク」
空は残念ながら薄雲が多くて、オリンパスブルーが望まれるような青空ではなかったのですが、その代わりに海が青いですね。
この海と、わずかな空の青さに対して、観覧車の赤が鮮やかに映えているんですよね。
とすると、このカメラはやはり夜景ではなくて、太陽がさんさんと輝く明るい日差しで、真っ青な空や海と、鮮やかな対象物があるような風景の描写を得意とするのでしょうか。

こうなると、やはりパンケーキレンズを購入してお散歩用として持ち歩いて、そのクセを掴みたいところです。
ただ、パンケーキレンズは焦点距離が25mmなので、35mmカメラ換算だと倍の50mmになっちゃうんですよねー。
お散歩用としてはもうちょっと広角の方がいいのですが……うーん、悩む。

【その後の追伸】
何度かカメラを持って出歩いているうちに、やっとオリンパスブルーの凄みが判ってきました。
これはマジで、ヤバイのです、ヤバイ。ヤバすぎ。
この上の写真で。「これがオリンパスブルーでしょうか?」なんて言っていたぼくが恥ずかしい……。
以下、その一部です。

みなとみらい上空のヘロヘロな飛行機雲。
(「横浜港の「オリンパス・ブルー」」より)
みなとみらいを通過した飛行機雲が墜落しているみたい

東神奈川の入江川運河の入口にあるカッコイイ三井倉庫。
(「横浜トライアスロンを観るための早朝クルーズ」より)
いつ見てもカッコいい三井倉庫