極私的「神戸港ぶらりクルーズ」を西宮から

実家から一番近いところにあるマリーナが、新西宮ヨットハーバーです。
こちらで午前中の3時間、ボートを借りて、神戸港をぶらりクルーズしてきました。
新西宮ヨットハーバーでボートをレンタルして神戸港クルーズに出発

西宮を出港して、まず目に入ってくるのが停泊している護衛艦。
ここに海上自衛隊の基地があるみたいですね。
横浜港だと、海上保安庁の巡視船や米軍の護衛艦が停泊しているのはよく見かけますが、海上自衛隊の護衛艦が停泊しているのは初めて見たかもしれません。
ということで、ここからすでに興奮ぎみになってます。
西宮の海上自衛隊基地に停泊している護衛艦たち

しかし、本当に神戸港って横浜港と雰囲気は似てるんですよね。
例えば、ほら、このバンザイクレーン。
横浜にあるバンザイクレーンと、メチャクチャよく似てます
京浜運河にあるいつものバンザイクレーンと、色も形も大きさもほぼ一緒なんです。
後ろにあるサイロだって、ほとんど似てるような気がするんですよね。
だからこのバンザイクレーンを見たときは、一瞬、横浜に帰ってきた気分になってしまいましたよ。

ただ、その先にあるバンザイクレーン“たち”がスゴかった。
クレーンのミニ動物園状態
どうですか、このボリューム感。
色とりどりのクレーンたちが、各社の倉庫前でスタンバイしているんですよ。
こんなの、横浜や東京では見たことありませんって。
もうまるで、クレーンたちの移動動物園、ミニ動物園状態なんです。
そのあまりの迫力と圧倒感に、押されっぱなしで言葉も出ません。

ちなみに西宮から神戸港までクルーズすると、六甲アイランドに2本、神戸ポートアイランドに1本、神戸空港に1本と、全部で4本の橋を見ることができます。
そのほとんどが実用性のあるガッシリとした橋なんですが、そのなかに1本、とってもキュートな橋があるんです。
六甲アイランドに架かっているとってもオシャレさんな橋
六甲アイランドに架かっている一般道の橋が、真っ赤なオシャレな姿で実にカワイイのですよね。

船は、この六甲アイランドを過ぎたあたりで、なかなかステキな光景を見ることができます。
海側からしか見ることができない神戸製鋼所の高炉
サビの浮きだしたひときわ背の高いタワーが、まるで周りを威圧しているかのように見渡しているんですよね。
これが、神戸製鋼所の高炉です。
こんなカッコいいタワーが、敷地の奥深くに設置されたため、我々一般人が目にしようと思ったら、このように海の外から見るしかありません。

そういえば、京浜運河沿いにあるJFEの高炉も、陸からはその姿を見ることができませんが、海側から回り込むとおもいっきり見放題という、隠したいのか隠さなくてもいいのか、よく判らないことになっていました。
ひょっとして、「一般人に見せてもしょうがないから隠してるけど、どうしても見たかったら頑張って見に来たらいいよ」というメッセージなのかもしれません(←考えすぎ)。

六甲アイランドからポートアイランドを超えると、そこはもう神戸港の表玄関なんですよ。
海から見た所が一番きれいなのは、横浜も神戸も変わりませんね。
ハーバーランドにあるモザイクなんて、メチャクチャ懐かしいのですよ。
学生時代はココでよく遊んでいたものです。
でも海の方向から見たのは、これが初めてかも。
神戸港の表玄関にある神戸ハーバーランドの「モザイク」

よくよく見ると、写真左手の方に、映画「コクリコ坂から」でもおなじみの国際信号旗が「UW KOBE」と掲げられてあります。
意味は、「安全なる航行をお祈りしています KOBE」ということで、ひえー、なんておしゃれなんでしょう。
神戸の港は、これ以外にも、背後の六甲山中腹に、神戸市章やイカリのマーク、そして「KOBE」の文字が浮かび上がるようにもなってます。
夜に入港した船は、とても歓迎されていることが実感できるんじゃないでしょうかねー。

貨物や旅客の受け入れだけではなく、神戸港には造船工場もあります。
まずは川崎重工の造船所。
川崎重工の造船所
「KAWASAKI」のロゴが、バイクと同じですね。

このクレーンが立ち並ぶドックの前を通り過ぎていくと、その向こうには浮きドック(ドライドック)もありました。
川崎重工の浮きドック

壁面に「No.3 DOCK」と記されたこのドックの前を通り過ぎようとしたら……おおう、あれは!
浮きドックに、潜水艦
なんと潜水艦なんですよ、潜水艦。
浮きドックのなかでは、まさに潜水艦が整備の真っ最中だったんです。
ウヒャースゲーと、意味なくドックの前をウロウロ。
下手したら、スパイと間違われてもおかしくありません。

しかも、あとで写真をよくよく見たら、浮きドックの外側、右手側にもボロボロに錆びた潜水艦が浮かんでますね。
うーん、川崎重工はニッポンの要を守る大切な潜水艦を整備する重要な造船所だったんですねー。

その川崎重工造船所のお隣には、三菱重工の造船所もあります。
こちらでは、今まさに大きな貨物船が建造されている真っ最中のようでした。
こちらは三菱重工の造船所

この大きな貨物船に目を奪われていると……あれ?
その隣には、何やら異様なオーラを醸しだす物体が係留されているようなのです。
よくよく見てみると……
三菱重工造船所にも、潜水艦
これまた、潜水艦ですよ!!

海上自衛隊が近くにあるからか、神戸港にある造船所の2箇所ともに、潜水艦の整備が行われているのですね。
神戸港 潜水艦」で検索してみると、実は結構、有名なことらしいのですね。
なんだ、「スパイに間違われたらヤバイ」とドキドキしながらコソコソせずとも、堂々と「オシゴト、ご苦労さまであります!」と言いながら、じっくり見ていったらよかったのですね。

そんな今回のクルーズで一番のお気に入りがこちらです。
六甲アイランドのキリンたち。
六甲アイランドの3人組アイドルユニットのキリンたち
まるで「3人組ユニットのアイドルグループ」みたいに、きれいに立っているキリンたち、かわいいのう、かわいいのう。
何だか1人だけ色違いがいるみたいだけど、そこは、まあそれ。
どんなグループにも、いつも1人だけ「ちょっと違うよな」というメンバーがかならずいるということで。

ということで、今日のコースはこちらです。
総距離62.8kmで、使用燃料は30.48リットルでした……って、おお!
リッターあたり2キロの燃費を出したのは、これ、初めての経験なんですよ。
あまり速度をあげずに、最高でもエンジンを3000回転程度と、まったり走っていたのがよかったみたいです。
極私的「神戸港ぶらりクルーズ」のコース