コンデジで横浜港の夜景をインターバル撮影してみた(その1)

とりあえず手持ちのコンデジで、インターバル撮影ができるようになったので挑戦してみました。
これは英語では「タイムラプス撮影」ともいわれるもので、適当な間隔を開けながら、何枚も写真を撮るというものです。
このように、一定の時間数をあけるから「インターバル撮影」というのです。
連写のように「続けてシャッターを切る」のではなく、何秒か、何分か、何時間か、設定した時間をあけて、連写するのです。
その“時間をあけて連写した”写真をつなぎあわせると、パラパラマンガのような「動きがある動画」になるのですね。
ただ、記念すべき第1号作品なので、まだまだ反省点が多いのです……。

以下、反省の弁。
今、メインで使っているカメラはCanon PowerShot G11というコンパクトデジタルカメラ(いわゆるコンデジ)なんですね。
コンデジといっても、シャッター速度やレンズ絞り値を自由に設定できたり、RAW形式で写真が撮影できたりと、なかなか本格的な撮影ができるので、ずっと重宝しているんです。
コンデジですが、メインで使っているCanon PowerShot G11

ただ、動画機能が残念ながらまったく満足できないのですね。
「とりあえず付けてみました」的なもので、ここ最近のコンデジの方が、フルサイズHDでキレイな動画が簡単に撮れるだけに、ますまずの残念ぶりが目立ってしまうのです。
だったら、このデジカメで動画機能を使うことは諦めて、インターバル撮影で動画にしたらどうか……と思った訳なんですよ。

しかし、これが一眼レフカメラだったら、オプション品で「タイマー付きリモートコントローラー」なるものが発売されているので、このタイマー機能をつかうことでインターバル撮影ができるようになります。
ところがコンデジだと、そんな「タイマー付きリモートコントローラー」なんて便利なオプション品はないのですね。
となると、自分で時間を測りながら手動でシャッターを切ればいいのですが……全然現実的ではありませんよ。

そんな時に、おおう、何ということでしょう!
見つけたんですよ、Amazonで。
PowerShot G11にも対応している、タイマー付きのリモートコントローラーがあったんです。

これはスゴイけど、所詮はG11なんてコンデジですよ、ホントかいな……。
そう半信半疑に思いながらも、ついつい購入してしまいました。
それがまた到着するのが早いのなんの。
木曜日の夜に注文したのに、土曜日の午前中にはもう到着していましたよ。

そんな訳で、早速夜、ベランダに出てインターバル撮影に挑戦してみました。
うーん、残念ながら空は曇りがちで、空気もそんなキレイに澄んでいる方ではありませんね。
とりあえず、インターバルの設定を「3秒」とし、あとはカメラ側で以下のとおりに設定してみました。

  • シャッター速度:6秒
  • レンズ絞り値:F3.5
  • ISO感度:200
  • ホワイトバランス設定:太陽光
  • 記録画素数:ワイド(3648ピクセル×2048ピクセル)

これでリモートコントローラーの「START」ボタンを押して、あとはほったらかしです。
3時間ほど置いておくと、670枚の写真が撮影できていました。
早速見てみると……あいたた。
ホワイトバランスを「太陽光」で固定しておいたからか、低い位置の雲が光を反射して、変な色に見えてしまっています。
インターバル撮影したうちの1枚

まあ、いいや。最初なんだもの、これぐらいは誤差の範囲ということで。
あとは、この670枚の写真を動画編集ソフトに読み取らせて、1本の動画に仕上げるだけです。 ぼくはEDIUS Neo 3というソフトを使っているので、ここに670枚の写真を流し込んで作成しました。

しかし、ここでまた問題が発生しました。
このソフト、写真を流しこむだけで確かにパラパラマンガのようになって、動画で見たりファイルに書き出すことができます。
ただし、これはあくまで「670枚の写真」であって、「1本の動画」として見ている訳ではないのです。
そのため、動画としての編集ができないのですね。
これには困りました。

ということで、その後はずっとGoogle先生に散々教えを乞うていたのですが、ああ、そうか! 判りました!
次のようにすれば、いいだけだったのですね。

  1. 最初にできる「シーケンス1」で、写真670枚を流し込む
  2. 「シーケンス1」で写真の順序入れ替えや1秒間に表示する間隔を設定する
  3. [新規作成]で「シーケンス2」を作成する
  4. 「シーケンス2」のタイムラインに、「シーケンス1」を流しこむ(動画として認識される)
  5. 「シーケンス2」で、「シーケンス1」の編集や効果の設定を行う

この考え方にはもう、目からウロコがポロポロとこぼれ落ちちゃいましたよ。

あと失敗しちゃったのは、写真の表示速度ですね。
適切な時間となるように、「1秒あたり6枚」としたのですが、そのためにちょっとカクカクした印象となってしまってます。

スムーズな動画として見せるためには、本当は「1秒間に30枚」にしないといけないのですね。
ところが、それだと2分の作品にしようと思ったら、3600枚の写真が必要です。
3時間で670枚の写真しか撮れなかったのですから、3600枚も写真を撮ろうと思ったら……わお、16時間!
もう夜が明けて次の日のお昼になっちゃってますよ。
夜景だと、シャッタースピードが遅い分、数を稼ぐことができないからは難しいことを実感しました。

そんな苦労に苦労を重ねてようやく完成した「インターバル撮影による動画」の第1号、横浜港の夜景の様子をご覧ください。
……ああ、次はもっと明るい時間に撮影して写真の枚数を増やして、スムーズな動きの動画にしてみたい。