3年半ぶりに、珈琲舎・書肆アラビクに行ってきました

前々から、実家に帰ったら絶対行かなくっちゃと考えていたのが、梅田にある「珈琲舎・書肆アラビク」なんですよね。
それが今日、ようやく行くことができたのです。やったね!

阪急電車で梅田まで出ると、周辺の歩道はもう、人ゴミでウジャウジャ埋もれてしまっています。
そんななか、茶屋町からJRの高架線を越えると、そこに広がるのが、昔ながらの長屋や狭い路地なんですね。
一瞬にして懐かしいような景色が目の前に広がる不思議空間の中崎町です。

その長屋の一角に店を構えているのが、今回お邪魔した「珈琲舎・書肆アラビク」です。
中崎町の「珈琲舎・書肆アラビク」

こちらは、お店の看板です。
「珈琲舎・書肆アラビク」のお店の看板

せっかくなので、お店の風景も撮らせてもらいたかったのですが、今日はお休みということもあってか、店内はほぼ席が埋まっている状態でした。
土間や和室の素敵な喫茶空間をご覧いただきたいのですが、お客さんがいらっしゃるということで、カウンタースペースを「失礼します」とパシャリと1枚撮らせて頂いています。
本当は、この手前が素敵な店内になっているのです
こんな写真ばかり撮っていて、マスターには「おのぼりさん全開のメンドくさいヤツが来ちゃったな」とか思われたかも……申し訳ありません(←後になってから「うわーっ! どうしよう、オレ、恥かしーっ!」とか思ってしまうタイプ)。

今日いただいたのは、ストロングコーヒーとタルトタタンなんですが、これがどちらも、もうスゴイのなんの。
香りが素晴らしいストロングコーヒーと、風味が天国さえ感じさせるタルトタタン

まずコーヒーをいただいたのですが、淹れる直前に毎回毎回豆を挽いているので、風味がものすごくいいのですよね。
カップを持っただけで、コーヒーの香りにつつまれるかのように立ち込めるほどなんですよ。
これをお口に含んでしまったら、もう大変。
口から鼻に向かって、コーヒーのステキな香りが「ちょっとゴメンやっしゃで」と通り抜けていくかのようなんですってば。

タルトタタンだって、まあスゴイ。
リンゴが「これでもか!」といわんばかりに大きく、デン、と入っているのです。
もうこの時点で大満足なんですが、このリンゴがまたおいしいったらありゃしません。
フワフワという食感があてはまるほどにやわらかく煮込まれているので、一口食べただけで、もう天国にいるかのような気にさせられるんです。
お味だって、やさしいので、何個でも食べられるほどなんですよね。
ヤバイですよ、ヤバイ。これはヤバイ。激ヤバ。
もうお皿まで舐めるように頂いてきたのでした。

この店に、前回お伺いしたのは2007年11月のことですから、もう3年半も前の話です。
お会計するときに、「以前にも1度お邪魔して、その後なかなか伺えなくって……」とマスターに話したら、「ええっと……ナカハシさん?」。
名前を覚えて貰っていて、もうオシッコちびっちゃうほどビックリしましたよ。
んもう、これでこのお店のますますファンになってしまう、現金なぼくなのでした(わははは)。

実は今日、こちらのお店にお伺いしたのは、もうひとつ理由があるんですよね。
今、「リアル書庫の部屋」の中には立ち入ることができない状態になっているんです。
何しろ、部屋の床一面に本をうず高く積み上げているので、足の踏み場すらないのです。
これはイカン、とアレコレ画策しているのですが、まずはこちらのお店に本をいくつかピックアップしてお送りさせてもらうことにしました。
そのご相談をマスターにさせてもらいたくて、お店にお伺いした、という理由もあったんです。

んー、何から送ればいいでしょうかねー。
まずは、美術書と文芸、ミステリが揃えられているアラビクらしく、文芸書と美術書を兼ね備えた風格のある「秘文字」あたりからとか、どうでしょうね……。