工場夜景ジャングルクルーズのマリーナから「極私的工場昼景ジャングルクルーズ」

このブログで初めてクルーズについて書いたのは、工場夜景ジャングルクルーズに参加したときのことだったんですよね。
あれが去年の2月のことでしたから、それから1年も経たないうちにクルーズイベントに何度も参加した挙句、小型船舶の免許まで取ってしまうことになって、すっかりクルーズ日記の様相を呈することになるとは、この時点ではまったく予想だにしていませんでした。

その工場夜景ジャングルクルーズを運営しているマリーナが、偶然なことに、この4月からレンタルボートも始めたのです。
そのとき「このマリーナでボートを借りたら“おひとり様工場昼景ジャングルクルーズ”をしたいな」と考えていたんですね。
すると昨日、天気予報では「日曜日はメチャクチャいい天気になって、午前中は風も穏やかで、絶好のクルーズ日和になるでしょう」みたいなことを言うではありませんか。
さらに、マリーナに日曜日のボートの空き状況を確認すると、「ハイ、空いていますよ、いつでもどうぞ」。
もう、そう言われてしまっては、行かないわけにはいかないのですよ。

こうして、ずっと夢だった「工場夜景ジャングルクルーズのマリーナから、“おひとり様工場昼景ジャングルクルーズ”に出る」ことがついにできたのです!

マリーナのシンボルであるカモメのオブジェに見送られながら、ボートを出していきます。
マリーナのシンボルであるカモメのオブジェに見送られながら、ボートを出していきます
ちなみにこのカモメ、テレビ東京の「空から日本を見てみよう」(くもじいのナレーションの、アレ)にも登場しているんですよ。

京浜運河に出ると、まずはユニバーサル造船におじゃましてみました。
ここで見られる「浮きドック」の中では、何やら船が整備されている真っ最中のようです。
ユニバーサル造船で「浮きドック」の中を見る

ユニバーサル造船から、その奥の方にもこそっと忍び込んでみましょう。すると……、おお。
係留されている護衛艦の向こうには桜が満開だったのですよ。
造船所に係留されている護衛艦の向こうには桜が満開
この桜って、造船所の敷地内に入ることができないと、見ることはできないのですよね。
それをこうして見ることができるなんて、もう「ボート、でかした!」状態なんですよ。

このユニバーサル造船のお向かいには、旭硝子の工場があるんです。
このなかでも、なぜか、この灰一色の煙突がモーレツに存在感をアピールしてくるのですよ。
旭硝子のモーレツに存在感をアピールする煙突
何なんでしょうかねー、この圧倒感は。
そんな訳で、旭硝子前ではずっと、この煙突ばかり写真に撮っていたのでした。

ここでユニバーサル運河を出て、京浜運河を東京方面に向かって進んでいくと……あれ!?
日清製粉のバンザイクレーン、いつも元気に両手を高々と突きあげて「バンザイ」していて、とてもキュートなヤツなんです。
しかし、今日、その前を通り掛かると……
欽ちゃんのように「バンザーイ……なしよ」としているバンザイクレーン
まるで欽ちゃんの「バンザーイ……なしよ」みたいな、オチャメなことをしてるんですよ。
(本当は、タンカーで運ばれた原材料を倉庫に移し入れるオシゴトをした直後だったのでしょうが……)

京浜運河を突き抜けると、東京港が目前に広がります。
千葉方面には東京湾アクアラインの海上部が、手前側には海底トンネル部分の換気塔である「風の塔」がよく見えますねー。
東京湾アクアラインの海上部と、海底トンネル部の換気塔である「風の塔」
ボートは、ここでUターンさせることにしました。
本当は、ここで扇島を回りこんで向こう側に行き、JFEスチールの高炉を見たかったのですが、京浜運河でまだまだ見ていない所がたくさんあったので、ここはガマン、ガマン……。

本来の工場夜景ジャングルクルーズは、京浜運河の突き当たりの東燃化学煙突を見ながら引き換えしていくのですね。
ということで、ぼくも改めてこれを「目標物」として接近してみました。
東燃化学の煙突を目指してみました

……ウヒョー! いったい何なんですか、コレはいったい!
東燃化学の煙突のフレアスタック、今日は絶好調のご様子
今日はフレアスタックが絶好調のようなんですよ。
これまで何度もフレアスタックは間近に見てきているのですが、こんなに炎が大きく噴き出しているのは見たことありません。
このあまりの炎の絶好調ぶりに、録画までしてしまいましたよ。
Youtubeにアップしましたので、お気軽にどうぞ。

京浜運河をここまで来ると、もう羽田空港もかなり近いので、離発着する飛行機もキレイに見えるのですよね。
いつか、このように海の上を離陸したり、また着陸しようとしている飛行機の真下を、ボートで行くんだ。
京浜運河の工場群と、羽田空港から飛び立った飛行機と

しかし、ここでエライ事に気づきました。
あまりに各所でのんびりしすぎたため、残り時間があまりありません!
ボートの返却時間まであと20分。
今いる京浜運河の端っこから、鶴見川のマリーナまで20分で帰らないといけないのですよ……ヤバイ!
行きのまるで牛歩戦術のような進み方とは打って変わり、帰りは許される限りのスロットルで運河を爆走して戻ったのでした。
京浜運河を爆走中

それでも、まだ見ていないところで気になる場所があると、どうしても写真を撮ってしまうのです。
例えば、これ。
パイナップルの絵がカワイイ倉庫
無骨な工場街のなかにあって唯一、メチャクチャかわいい絵が描かれているのです。
ここは倉庫、それもパイナップル倉庫なのでしょうか。
そういえば、「バナナ上屋」というバナナ専用倉庫があるのですね。
さしずめ、ここは「パイナップル●●」みたいな名前の倉庫なんでしょうか。
もしそんな名前の倉庫としたら、ここはもう名前も含めて、なにもかもカワイイ場所なんですよね。

あと、行きしは「バンザーイ……なしよ」と欽ちゃんギャグをしていたバンザイクレーンですが、帰りは……あれれ?
ちゃんとバンザイに戻っていたのでした。
ちゃんとバンザイに戻っていたバンザイクレーンたち

そんなこんなでマリーナに戻ることができたのは、ボート返却時間5分前。
ギリギリ間に合ったのでした……。
そんな、今日のクルージングルートはこちらです。
極私的工場昼景ジャングルクルーズ
何だか、胴の長いワンコの絵を書いたみたいになってます……。

その他、今回の極私的「工場昼景ジャングルクルーズ」で撮った写真は、picasaにもアップしています。
お気軽にご覧ください。

極私的「工場昼景ジャングルクルーズ」
極私的工場昼景ジャングルクルーズ