キミへのこの想いが届かないから、もどかしくて切ないんだ……

昨日の日記で書き忘れていました。

いつもレンタルボートでお世話になっている「UYフラッグ」さんには、看板犬であるミニチュアダックスのココちゃんがいます。
このココちゃん、看板犬らしくとても人懐っこくて、お客さんが来るとどこまででもついてくるのです。
そのお客さんがボートに乗ろうとすると、率先して案内役を買って出て、ボートに乗る桟橋まで先導していってくれるのです。

ところが。
ここまでお客さんに懐っこいココちゃんなんですが、決して桟橋から向こうには行こうとはしないのですね。
一緒にボートに乗ろうとはしないのです。
訊いてみると、彼女は昔一度、海にはまってしまった経験があのだとか。
で、どうやらそれがトラウマになってしまったらしく、海を超えるようなことはしないということなんだそうです。

そんな訳でココちゃんは、いつも桟橋の端から、ボートが海に出ていくのを寂しそうにお見送りしてくれるだけなのですね。
決して桟橋から飛び移ろうとはしないココちゃん

しかし、彼女にはそれがたまらなくつらい別れに感じるのでしょう。
いつも海に出ていくボートに向かって、「一緒に連れていってください」と大きな声で吠えるのです。 このとき、手を振る代わりに、尻尾を思いっきり大きく振っているんですね。
手を振る代わりに、尻尾を思いっきり大きく振って、「一緒に連れて行ってください」と叫ぶココちゃん

しかし、それでもボートが徐々に桟橋を離れていき、ココちゃんは自分が皆と一緒に海に出ていくことが叶わないと悟ると、突然桟橋上を走り出します。
自分も一緒に行くことが叶わないと悟ると、突然桟橋上を走り出すココちゃん

何をするのかと見ていると、彼女は桟橋の端にある係留ロープをくわえると、「ああん、ああん、どうして、どうして判ってくれないのですか! わたしはこんなにあなたたちのことを思っているのですよ!」と、そのもどかしい思いをロープにぶつけるのですね。
もどかしい思いを係留ロープにぶつけるココちゃん

ああ、こんなにも看板犬に思われながら見送られてクルーズに出ることができる幸せ。
ぼくたちは、その幸せを思いっきり噛み締めておかなければいけないと思うのです。
(実際に噛み締められているのは係留ロープでしたが)

ちなみに、そのもどかしい思いをロープにぶつけるココちゃんの様子は、残念ながら動画に撮ることができませんでした。
が、連写した写真データをつなぎあわせてgifアニメにしてみました。
無理矢理感が満載ですが、とりあえず雰囲気だけでもどうぞ。
もどかしい思いをロープにぶつけているココちゃんの様子