「4(yonn)茶遊び」(名古屋・文化のみち橦木館)に付いて行きました

1月23日の日曜日に、小手川望さんが主宰する「4(yonn)」の茶遊びが、名古屋にある「文化のみち橦木館」という素敵な洋館で行われるということで、ノコノコとあとを付けていきました。

名古屋には、余裕を見ての前日入り。
アパホテルに宿泊したのですが、部屋には「田母神ブームを作った男」のキャッチコピーが光るアパグループCEOの著書が置かれてあります。
パラパラとページをめくってみると……おお。
カバー袖に著者紹介が記されているのですが、これがまた何というか、全盛期の大神源太を彷彿させてくれるのですね。
アパグループCEO著書は、著者紹介がスゴイ
著者紹介で、これだけやりたい放題書いちゃっているから、てっきり自費出版かと思いきや、ぬおう。
ちゃんとISBNコード入りで産経新聞出版から出された本なんですよ。
こりゃスゴイや……いろんな意味で。

さて晩ご飯といえば、ここは名古屋、色々ありますが、もうおひつまぶしでしょう。
そんな訳で、本家本元らしい「あつた蓬莱軒」というお店に行ってきました。
おひつまぶしの本家本元らしい「あつた蓬莱軒」
おひつまぶしは、「並盛り」でもご飯がお茶碗4杯分、うなぎが1匹半使われているとのことです。
これだけでも十分なんおですが、「大盛り」にすると、ご飯がお茶碗5杯分、うなぎは2匹分使われているのだそうですよ。

どうせだったら……ということで頼んでみました。大盛り、プリーズ!
そして来たのが、ジャジャーン、こちらです。
さすがは本家本元!おひつにうなぎがぎっしり
うなぎ、ギッシリ。
もうね、これだけうなぎを食べると、皆、変に精がついてしまって、このあと、大変なことになってしまっておりました。

さて、翌朝、名古屋と言えばやっぱりモーニングでしょう。
喫茶店をさがしてうろついていると……おお、ねこカフェに「名古屋モーニング始めました」との案内が出ています。
ねこカフェ、名古屋モーニングとくれば、これはもう行かないわけにはいかないでしょう。
そっと入っていくと……早速、色白の店員さんが迎えてくれました。
ねこカフェでのモーニング担当は、色白の店員さん

このモーニング担当のこの色白店員さんは、色々とお話はしてくれるのですが、どうもあまり相手してません。
お愛想なしの高貴な性格の店員さんだったようです。
うーん、「店員さんの部屋」には、ドアの向こうからこっちをずっと見ている客に興味津々な店員さんもいたのになあ……残念。
ねこカフェには、お客さんに興味津々な店員さんもいました

そんなお愛想なしの店員さんに、それでもあれこれちょっかいを出していると、おお!
モーニング、登場です!
コーヒーを頼むと、そこにトースト、サラダ、おにぎり、味噌汁、茶碗蒸し、ヨーグルト2品が付きます
コーヒーを頼むと、そこにトースト、サラダ、おにぎり、味噌汁、茶碗蒸し、ヨーグルト2品が付いてくるシステムです。
なので、これでお値段がコーヒー代の400円のみ、というのですから、もうね、名古屋はいったいどうなっているのかと。

ニャンコ店員に心を満たされ、モーニングでお腹も満たされ、すべてのミッションが終了した気がしますが……いえいえ。
メインイベントはこれからなんですよ。
ということで、今回のイベント会場である「文化のみち橦木館」にやってきました。
今回のイベント会場である「文化のみち橦木館」
ここは、もともと財閥のお屋敷だったものを名古屋市が買い取り、一般公開をしているものなのだそうです。

この建物の面白いところは、生活空間の場所によって「洋」「和」を切り替える、和洋折衷になっているところなんですね。
なので、正面、お客さまをお迎えしてお通しする部屋があるところは洋館なんです。
たとえば、こちら。
玄関ホール入ってすぐ左手にある旧応接室です。
玄関ホール入ってすぐ左手にある旧応接室、今は喫茶室としてケーキやお茶がいただけます
今は喫茶室として、ケーキやお茶がいただけます。
ところが、建物の奥、日常生活をおくる部屋があるところは日本家屋なんですね。
築80年以上の重みが感じられる縁側の廊下

今回は、そんな和室で「茶遊び」が行われたのでした。
こちら、青山るりこさんと、その向こう、中庭には澄井葵さんの姿が。
青山るりこさんと、その向こう、中庭には澄井葵さんの姿

木室陽一さん。
木室陽一さん

なぜか、陽の当たらない寒い方へ寒い方へとやって来た青山さんと木室さんの2人。
最後には、台所に面した側での片隅でクライマックスを迎えます。
台所に面した側での片隅でクライマックス

このイベントには、特に決まった「客席」や「ステージ」というものはありません。
なので、観客はこのように思い思いの場所から、思い思いの姿勢で観ています。
観客はこのように思い思いの場所から、思い思いの姿勢で観ています

これ以外にも、今回紹介しきれなかった写真の数々をpicasaにアップしています。
こちらもどうぞお気軽にご覧ください。

「4(yonn)茶遊び」(文化のみち橦木館)
「4(yonn)茶遊び」(文化のみち橦木館)

日本家屋とは、密閉性に欠けるという特徴があるために、庭でさえずる鳥の声や板張りの廊下を歩く人の足音がよく聞こえたり、縁側は日差しがダイレクトにあたって暖かかったり、北側は風通しがよくて寒かったりと、そこにいるだけで、独特の雰囲気が感じられるのですね。
今回、3人が描き出したパフォーマンスは、そんな「日本家屋」の雰囲気と相まったものとなって、とても温かな気持ちになることができたのではないかと思います。

今回の「茶遊び」の依頼主は橦木館のスタッフの方でしたが、たまたま橦木館にいらっしゃった、というお客さんも一緒にご覧になっていたので、観客は皆、この「橦木館そのもの」が大好きであるという方々ばかりだったのですね。
なので、参加者全員が今回の「建物の雰囲気と相まった」パフォーマンスにとても喜ばれ、その結果、皆がとても温かな気持ちになれたのではないかと思うのです。

ということで、今回の移動距離は780キロ、このような軌跡を描いて、帰ってきました。