「極私的横浜クルーズ」はたっぷり3時間

なんとなくイメージとしては、「本上まなみの極私的大阪」なんですよ、ぼくの頭のなかでは。
本上まなみが、キックボードに乗って大阪の街をお散歩するという、あの伝説の番組。
できればあんな感じで気取らず、横浜のあちこちをフラフラさまよってみよう……ということで、今日、行ってきました。
ぼくの頭のなかに浮かんでいるタイトルは、そのまんま「極私的横浜クルーズ」。
とは言うものの、乗ったのは(キック)ボードではなく(レンタル)ボートだし、しかも本上まなみではなくぼくだし……かなり詐欺的。
いや、いいのです、ええ、ええ。ぼくさえよければ。
ということで、横浜港に面している“気になる運河”を中心に、めぐりまわってきました。

そんな「極私的横浜クルーズ」の旅ですが、今回もGPSロガーで航跡を記録してみました。
その結果、こんな感じになりました。
「極私的横浜クルーズ」の旅

今日のこのクルーズは、友だちが同乗するということで、しっかりと操縦に専念するんです。
いつものように、写真をバシャバシャ撮るなんて、そんなことしないんです。
そんな「キャプテンなかはし」の雄姿を、その彼がiPhoneで撮影してくれたんです。
「どれどれ」と見せてもらうと……あれ? あれあれ?
これは いったいどういう事なんでしょうか。
操縦に専念しているようには見えませんの

あきませんよ、あきません。全然あきませんって。
これじゃまるで操縦に専念せず、ただ単に風景をボーッと眺めているだけの、無責任野郎じゃないですか。
……いや、違うんです。
これは周りの見張りを怠らず、ちゃんと行っているところなんです。
だから決して「ボーットしてる(“ボート”だけに)」なんて言わないでください……。

今回はやはり、「極私的」と名乗らさせてもらっただけあって、普段のチャータークルーズやツアークルーズではまず行けないところにガンガン行ってきました。

例えばこれ。
その存在感からもメチャクチャかっこいい、ユニバーサル造船の浮きドック
ユニバーサル造船の浮きドックです。
現在も船がメンテナンス中のようですね。
ここは、工場夜景クルーズなどでかならず前を通る場所にあるのですが、いつも素通りされちゃうんですよね。
なので、今日は思う存分近づいて行っての、オトナの社会科見学。

さて、この造船所に入る手前には、何やら重厚な感じのプラントがあるのですね。
重厚そうな工場プラントで何を作っているのかと思いきや……
いったい何の工場かなーと、あとで調べてみたら、なんと。
「汚泥処理センター」なのだそうです。
へー、汚泥ってこんなプラント施設のなかで処理されているのか!
あとで改めてホームページで確認してみたところ、一言で「汚泥処理」といっても、その工程はいくつもの処理がなされているので、必然的にこのような巨大な施設になってしまうことが判りました。

うん、やっぱりオトナの社会科見学だ。

あとは、鉄道網にも興味シンシン。
例えば、この鉄橋なんて、どうですか。
列車が通るところを見たかったキワキワの鉄橋
もう、「スタンド・バイ・ミー」かと思えるほどにキワキワの鉄橋なんですね。
まるで、メチャクチャ低い位置に架けられた(以前の)余部鉄橋、といった風合い。
ここを貨物列車が通るところを見てみたいな……と思っていたら、あれ?
もう、すでにこの線路は廃線になっているようなんですよ。
Google Mapで見てみると、陸上部分では線路がなくなっているんですね。
Google Mapで見てみると、ここが廃線跡の鉄橋であることが判るのですね
これまでにもいくつも見てきましたが、ここも「貨物線が廃線になったけど、鉄橋だけがそのまま残されている」というパターンなのですね。

と、まあ、こんな感じで、「普段はまったく行けなかった運河」を中心に、思う存分満喫した3時間となりました。
順風満帆のクルーズだったのですが(ヨットじゃないけれど)、ただ、1ヶ所だけ死にそうになってしまった場所があるんです。
それがここ。
底が見えていてデインジャラスな運河
なんだか、もう、写真からしてイヤーなオーラがバンバン出てるじゃないですか。
ここの運河って、それでなくても狭くて逃げ場がない上に、水深がメチャクチャ浅いんですよね。
ちょっとのぞきこんだら、もう底が見えているんです。
ヤバイんですよ、ヤバイ、ヤバイ。メチャクチャヤバイ。
ちょっとでもプロペラをガリッとやっちゃえば、もうアウトです。

とりあえず、水面近くまでプロペラを上げて(チルトアップさせて)、「神さまー……」と(こんな時だけの)神頼みを連発して……なんとかクリアしたのでした。ふう。
クルマで言えば、「メチャクチャ細い路地に入り込んでしまって、ドアミラーを畳まないと、両脇の電柱や壁でこすってしまいそうだよ!」という感じ、でしょうか。

そんなこんなであっという間の3時間、本当はもっと色々と行きたかったのですが、まあ徐々に操船に慣れていきながら、どこに行くか考えていくことにします。
ああ、また次のレンタルが待ち遠しいよ!

その他にも数は少ないですが、今日の「極私的横浜クルーズ」で撮影した写真を用意しています。
こちらからお気軽にどうぞ。

極私的横浜クルーズ
極私的横浜クルーズ