今さらながら、「横浜高架橋脚クルーズ」の様子

というわけで、わずか2時間のうちに1000枚以上もの写真を撮ってしまい、整理が追いつかなかった「横浜高架橋脚クルーズ」ですが、ようやくひと通りチェックすることができました。
今日は改めて、そのときの様子をご紹介させてもらいます。

今回、チャーターされたボートがこちらです。
「横浜運河めぐりクルーズ」で乗船したボート、ふたたび
「横浜運河めぐりクルーズ」のときとまったく同じ船だったので、聞くと、実はその「横浜運河めぐりクルーズ」は、主催元の会社と共同してこのお店が行っているツアーなんだそうです。
うーん、すごい偶然だ。

ボートをチャーターしたお店には、看板犬の「ココ」ちゃんがいます。
出航前にはお客さんのお相手をしてくれるのですが、残念ながら一緒にクルーズはできません。 お店の看板犬「ココ」ちゃんが、桟橋でお見送り
桟橋で「いってらっしゃーい」とお見送りです。

しかし、さすがに港といえども(港だからか)、APEC一色なんですよ。
陸上でもパトカーがうろうろしていましたが、海上でも警察や海上保安庁の警備艇がウロウロしています。
海上では警察の警備艇がウロウロ

我々が通りかかると、警備艇に乗船しているお巡りさんたちが全員、こちらをガン見してきます。
警備艇のお巡りさん全員がガン見してきます
こんなお巡りさんの写真なんか撮っちゃっていて、大丈夫なのかしら。

と、まあ、そうこうするうちに、ボートはJR根岸線の鉄橋を通過して、いよいよ大岡川を遡っていきます。
JR根岸線の鉄橋を通過
いつも電車で通り過ぎる場所もこうして下から見上げると、見慣れない場所にしか思えないですね。

こうした橋の下を通過するたびに、ボートの上では撮影大会が始まります。
橋の下を通過するたびに、撮影大会
でも実際、橋の裏側って誰からも見られるわけじゃないのに、実に美しい造形をしているんですよねー。
船に乗らないと気づかない……というか、船に乗った人だけのお楽しみなのかもしれません。

これなんて、もうサブイボがゾワゾワ出てしまうばかりの美しさじゃないですか。
誰も観ることがないのに超絶的な美しさの橋の裏側

橋の裏側といえば、このお行儀よく並んだパイプ群は、船長さんイチオシのオススメ。
船長さんイチオシの橋の裏側
船長さん、とっても得意顔です(笑)。

誰も観ることができないといえば、この橋の名前だってそうです。

陸上からでは、絶対に誰もこの橋の名前を知ることはできないのですね。
そう考えると、橋というものは単に「陸上の人が川を渡るためのもの」だけではなく、「船を操る人のランドマーク」にもなっていることに、初めて気が付きました。
なるほどねー。

船は野毛の辺りに差し掛かります。
こちらは都橋商店街。

商店街と言っても、2階建ての飲み屋街なのです。
2階部分の共有廊下が川に向かってせり出していて、また川に沿ってカーブした構造がとても美しいったらありゃしません。
お店も、1軒づつはとても狭いらしく、いわば「飲み屋のワンルームマンション」といった趣なのだそうです。
飲み屋のワンルームマンションといった趣の都橋商店街

大岡川を遡って行くと、やがて中村川と合流します。
この地点には、首都高速狩場線の花之木出口があるのですが、そのカーブの美しさにも船上の一同は大興奮。

この下にある公園もいつの間にか船上では「高架橋脚公園」とか呼ばれていたりしていました(本当の名前は「蒔岡公園」)。

ここからは、首都高速狩場線にフタされた形で流れている中村川に入ります。
いつも走り慣れている首都高速も、こうして裏側から見るとメチャクチャかっこいいんですよねー。
首都高速が、まるで要塞のようです
要塞みたいです。

この狩場線を支えている橋脚ですが、よくよくみると、不自然に向かって右側が空いているのが判ります。

これは、もともと磯子方面に伸びる「磯子線」と呼ばれるルートが計画であったそうなんです。 その「磯子線」を建設するためのスペースなんだとか。
もうちょっと先を見ていると、確かに分岐点らしき場所がありました。

ただし、今ではその計画は凍結されていて、現実にこの場所に「磯子線」が通る可能性はかなり低いらしい、とのことです。

しかし、こうして見るとズンと直線に伸びている首都高速もカッコいいですが、やはりカーブをしている場所があると、その曲線がウットリしてしまうぐらいにキレイなんですよね。

それでなくても美しさを感じさせるカーブなのに、こんな風に二重三重にも重なってしまうと、もう鬼に金棒状態で、「勘弁してください」とオシッコをちびりそうになってしまいます。

あと、こんなエロセクシーな箇所もありました。
メチャクチャ腰を振って、男どもを誘惑してくる魔性のカーブです。
事故が多発していてもおかしくはない、危険なカーブです。

見れば見るほどこみ上げてくるこのイヤラシサは、いったい何なんですか……。

こうして中村川を下りきったところで、先日の予告編で紹介した首都高速の新山下出入口がその姿を見せてくるのです。

ここから横浜港内をふたたび横切って、今度は子安浜に向かいます。
しかしやはりAPEC警備のお巡りさんがウロウロ。

しかも今度はヘリコプターまで接近してきましたよ。

ヘリに向けてカメラなんて構えるものだから、撃たれるんじゃないかとドキドキしてしまいましたが、何事もなく無事に運河に到着ですよ。

運河入口にあるステキ建築物の三井倉庫。

改めて「高架橋脚クルーズ」の視点で見ると、首都高速横羽線の東神奈川出口あたりのカーブも美しいのですね。

前回の「横浜運河めぐりクルーズ」のときにはすっかり見逃していたレンガ作りの橋脚も、今日は船長さんが目の前でボートを止めてじっくりと撮影&観察タイムをつくってくれたのでした。

こんな入り込んだ運河にも、警備のゴムボートが通りかかります。
手を振ると……おお!

基本的に警察官は手を振っても会釈を返してくる程度なのですが、さすがは海上保安庁、船に乗り慣れているからか、我々にも気軽に手を振って応じてくれましたよ!
「海猿」の感動が、今、ぼくの胸にもきましたよ!

こうしてメチャクチャ楽しい2時間の船旅も終わりました。
お店に戻ってくると、やっぱり看板犬の「ココ」ちゃんが、桟橋でお出迎えしてくれています。

「あー、楽しかった」と言いながらのその帰りのことです。
近くのコインパーキングに停めていたクルマで、「さあ帰ろう」とすると……オオウ。

ニャンコたちがお昼寝の真っ最中なのでした。
ノラなのにかなり人馴れしているのか、「危ないよー、クルマ出しちゃうよー」とお願いしても「ニャーニャー」とお話してくるばかりです。
うん、もう仕方ないなーと思いっきりモフモフさせて遊ばせてもらっていたのでした……いつ帰れるのだろう。

なお、これら以外にも撮影した写真は、こちらにアップしています。
どうぞ、こちらもお気軽にご覧ください。

横浜高架橋脚クルーズ
横浜高架橋脚クルーズ