シティボーイズMIX「10月突然大豆のごとく」(新国立劇場)で不思議体験

腰の調子も、そろそろ痛みを感じなくなってきていて、今は両足がジンジンしびれているだけ、とかなりよくなってきました。
そろそろ色々な公演を観に行くために、お出かけのリハビリをしなければなりません。
とは言っても自由席だと、開場まで外で立って待っていなければならないのがツライし、だからいって開場後に行くと、どんな腰に負担のある席になるか判らないので、やっぱりツラそうなのです。
そこでまずは、指定席の公演から行くことにしましょう。

……と、まあ、そんな訳で土曜日。
初台は新国立劇場に、シティボーイズの公演を観に行ってきました。
(会場へは、相変わらずクルマで行ったのですが)
新国立劇場のロビー
新国立劇場だったら、観客席の椅子もフカフカで座りやすそうなので、長い間座っていても腰に負担は掛からないかなーと思っていたのですが……うーん。
確かにここの椅子はクッションの具合がやや柔らかいので、座りやすいといえば座りやすいのですが、それでも2時間同じ姿勢で座り続けているのは、ちょっときつかったかも。
まだまだ、リハビリとして「座る練習」もしなければならないようです。

今回のステージは、オジサマたちが若い者を交えて織り成す相変わらずのゆるーいコントの数々。
今日は場内にWOWOWのカメラが入っていたので、このステージが後日放映されるのでしょう。
が、例によって例のごとく、きっとそのままでは放映できないものもあるかと思われますので、音声に「ピー音」が入るところもあるのでしょうね。
その他にも、画面の一部にモザイクが掛かる箇所もあるかもしれません(皇室関係のところが危なそう)。
こういったところをナマで楽しめるところが、観に行った人だけの特権なのでしょうか。

が、しかし。
なんというのか、今回のステージは全体的に「こじんまりとしている」というか、「無難にまとまっている」というか、不完全燃焼感が残りだけなんですね。
シティボーイズのすごいところは、神憑り的にステージから波状攻撃のようにドッカンドッカンとくる圧倒感なんですよね。
特に中村有志や斉木しげるの、観ていて怖くなるほど「本気の狂気」。
これがコワイ。コワイけどずっと観ていたくなる。その中毒感にあると思うのです。
しかし、今回はそういった圧倒感や押し寄せる狂気というものが影を潜めていたところに(特に中村有志の場合は、「狂気をオチで泣かしに変える」というパターンに変えていましたしね)、いつものステージとは違って不完全燃焼に感じられたのかもしれません。
シティボーイズMIX「10月突然大豆のごとく」(新国立劇場)

そんな今年のシティボーイズですが、開演前のことです。
喉が乾いたなーということで、まずはロビーにあるスタンドバーに立ち寄ったのですね。
で、お姉さんに「ジンジャエールください」とお願いしたのです。
すると……え? あれ?
お姉さんが笑顔で「はい、どうぞー」とカウンターの上に置いたジンジャエールのグラス、2つあるのですよ、2つ。Two Glasses。
でも、ぼくの周りにはお客さんなんていません。
なのに、グラスが2つ。
いや、たしかに「ジンジャエールください」としか言わなかったですよ。「ひとつください」とは言いませんでしたよ。
だからといって「2つください」とも言ってないわけで。

ぼくが慌てて「あれ? いや、すみません、1つでいいんですけど」と言うと、お姉さん、慌てず騒がず、「失礼しました」とグラスを下げたのですが……うーん、なぜ、2つも出したのか……。

そういえば、以前にも同じようなことがあったのでしたっけ。
あれはひとりでうどん屋さんに入ったときのことでした。
適当にテーブルにつくと、お店のお姉さんが「いらっしゃいませー」と言いながらお冷を2つ、テーブルに置いてきたのですね。
アレ?と思いながら注文したのですが、お姉さん、「お連れさまのご注文は、後ほどでよろしいでしょうか?」。
このときも「いや、ぼくひとりなんですけど」と言うと、慌てず騒がず「失礼しましたー」とお冷の1つを下げていったのですが……。

普段は外食なんてしない人間なので、なかなか気が付いていないだけなのかもしれませんが、ひょっとしたらぼくには、実は密かに相棒がついてまわっているのかもしれません……。
しかし、まわりからは認識されているけど、肝心の本人が全然気づかない(というか、知らない)相棒っていったい……。
それって相棒なのでしょうか。