今後、あなたの腰がどうなるかは神さま次第なんです

なんだか病気自慢なブログになってきたような気がする……。
まあ、今だけということで。

そんな訳で、技術の進歩はスゴイんですよねー。
かなり以前に腰を痛めたときは、病院でレントゲンを撮って、その様子から椎間板ヘルニアでしょうと診察されたんです。
しかし、レントゲンで撮影できるのはあくまで骨だけなので、骨折などによる腰痛かどうかしか判らないのですね。
骨に異常がなければ、医師の経験と勘で「腰椎のこのあたりの位置がおかしいから、ここの椎間板が怪しい」と推測をしての椎間板ヘルニアという診断を下していたそうです。

ところが、今の時代ではMRIという方法を使った検査で、骨だけでなく筋肉や神経、軟骨といったこれまでのレントゲンでは写らなかったものまでもちゃんと見ることができるんだそうです。
なので、怪しい部分であっても詳しい状況が確認できるんだそうですよ。

ということで先日、そのMRIの検査をしに、ちょっと遠い場所にある病院まで行ってきたのでした。
検査自体はメチャクチャ楽ちん。
胃カメラやバリウム検査のときみたいに食事制限はないし、寝ている台もグルグル回転したりしません。
機械の台に設置されたベッドに横たわっていると、そのままスライドされてトンネルのような装置のなかに入れられ、20分ほど機械がガッコンガッコンいっている間にウトウト眠ってしまっていると、おお、もう検査は終了ですか。

そして今日、その検査の結果を聞きに病院へ行ってきたのでした。

診察室に入ると、先生の目の前の設置されたモニターには、ぼくの腰の内部写真が縦や横の輪切り画像として表示されています。
先生が「ご覧ください」と指さしたところは、ああ、何じゃこりゃ。
まるで、台風での水害の被害にあった低い土地の住宅街みたいになっているんです。
「腰椎」という川を流れている水(椎間板)が一気に堤防を乗り越え、「脊髄」という名の住宅街に押し寄せている様子がよく判るんですね。
健康な状態の腰椎と比べるまでもなく、明らかに脊髄が椎間板に浸食されていて、その姿がまったく見えなくなっているんです。

先生曰く、「ここまで椎間板が出ちゃっていると、脊髄を通っている小指とか膀胱とか直腸なんかの神経をかなり圧迫してると思うのですが」。
確かに足はずっと痺れていたり、歩くとすぐに痛くなってしまいますが、これまでまったくトイレには困っていませんでしたよ。
日常生活では(歩いたり、立ったりすること以外は)、特に問題ないのです。

そういうと先生、「それは奇跡的ですね」とのこと。
しかし「正直、この状況だと私にはどうすることもできません。よくなるかもしれないし、もっと悪くなるかもしれないし……それは神さま次第です」って、おい。
無神論者だったらどうすりゃいんだ。

今後については、今は落ち着いているようだからとりあえず様子を見ましょう、とのこと。
そのうえでもし悪くなるようだったら、手術する方法があります。ああ、でも、今の段階ではそこまでしなくてもいいでしょう……とのことでした。

マジで腰に爆弾を抱えた野郎になっちゃったよ、オレ。
「身体に爆弾抱えている」って、まるでプロ野球選手か、プロレスラーみたいでカッコいいぜ、オレ。
どうせだったら、ミスチル・桑田の曲である「奇跡の地球(ほし)」をならって、今日からぼくも「奇跡の腰(こし)」という登録名、またはリングネームになっちゃうという手もありですって(何じゃそりゃ)。

ちなみにMRIで撮影したぼくの腰内部輪切り写真は、普段リハビリで通っている掛かり付けの先生にも診てもらうため、そのデータをCDに焼いてもらいました。
すごいなー、フォルムとかじゃないんだ。データなんだ。
しかもこのデータ、てっきり医療専用ソフトじゃないと開けないのかなーと思いながらも、念のためPCにセットしてみると……おおっ!
CDにはビューワーソフトが一緒にインストールされていて、そのため、ぼくのPCでも腰の輪切り写真をバッチリ見ることができちゃいましたよ。

ついでだから、この決壊した堤防を乗り越えて、住宅街に浸食しているかのような椎間板ヘルニアの輪切り写真も、ブログにアップしようと思いましたが……さすがにそれはまずかろうと言うことで、自粛します。