読書ライフに役立つ(かもしれない)情報 Part II

前回、4月に一度発表してから以降、同じくひそかにコツコツ調べてきた読書関連ネタが、またしてもたまってきました。
いつもふざけたことばかり書いていて、情報度がまったく0%のこのブログですが、今日だけはまた前回同様、マジメにWikipedia風にまとめて書いてみます。
これら情報が、皆さまの読書ライフの一助となれば幸いです。

ディクスン・カー
もしディクスン・カー作品のなかに『マネジメント』なるバカミスがあったら、誕生したかもしれないミステリ入門書、それが『もし高校野球の女子マネージャーがカーの『マネジメント』を読んだら』。
内容は、間違えてカーの本を買ってしまった女子マネージャーが、「これなら私にもできそう」と完全犯罪のトリックに目覚め、夏の合宿先(行き先はもちろん孤島)でチーム全員皆殺しにするアホバカトリックを考える、というもの。
内容のおどろおどろしさに関わらず、ライトノベルを思わせるさわやかなイラストの表紙に、100万部突破……かな?

ネオ本格ミステリ時代の歴史
『星占い殺人事件』でX文庫から颯爽とデビューが決定した島田荘司。
しかしX文庫編集部の戦略により、ペンネームは女性名がいいと「島田荘子」とさせられた。
やがて島田荘子に見出された京大ミス研メンバーが次々とデビューをしていく。
彼らのペンネームは、荘子によって、それぞれ島田孔子、島田老子、島田孟子と名付けられた。
ネオ本格時代の幕開けである。

社会 科 ミステリ
工場見学に行った先で起こる密室殺人、見たことない地図記号のダイイングメッセージ、帰りの電車で仕掛けられたアリバイトリック、バナナはおやつと思わせて実はデザートという高度な叙述トリック。
これが松本清張や森村誠一の社会派ミステリを凌ぐ、幻の「社会ミステリ」なのである

火野七瀬
言わずと知れた筒井康隆の名作『家族八景』のヒロイン。
その続篇では、テレパスで人間関係に疲れた七瀬が、ネコと戯れるためにある薬物に手を出す様が描かれています。
タイトルは『七瀬またたび』。
さらにその続篇となり「七瀬シリーズ」3部作のラストを飾るのは、衝撃的な問題作となります。
彼女が苦んでいる理由はテレパスだけではなく、実は彼女の身体が両性具有であったという事実が判明するのでした。
タイトルは『七瀬ふたなり』。

法月綸太郎
マタタビが混入してるエサを図らずしも食べてしまった法月綸太郎が、バッドトリップしてしまって苦悩している様を描いた『またたび赤い悪夢』。 また、真っ赤なドレスを着たセクシー美女をナンパした法月綸太郎が、ホテルでコトに及ぼうとしたときに、実は彼女がニューハーフであることに気がつき、苦悩する様を描いた『ふたなり赤い悪夢』。

稲見一良『花見川のハック』
稲見一良の名作『花見川のハック』を読みながら、フト「HACドラッグが千葉市花見川区にあったら、これがホントの“花見川のHAC”だ!」と気付いたぼく。
できることならそのお店に行って写真も撮ってこようと、早速、誰にも気づかれないようにこっそりとHACドラッグの公式Webサイトで店舗検索をしてみた。
そしてわかった驚きの事実。
千葉市の花見川区どころか、そもそも千葉県内にHACドラッグは、柏市内に1店舗あるだけだったのだ!

映画化された伊坂幸太郎作品
「ホラ、今度映画化された……」
「ああ、堺雅人主演の……」
「そう、アレ、なんて題名だっけ」
「ゴール……」
「ゴールデン……」
「ゴールデンレトリバー!」
「そうそう、ゴールデンレトリバー!」。
ものすごく一件落着な気分になってしまっていたけど、ホントは「ゴールデンスランバー」。

孫正義
本屋さんにどーんと積み上げられているビジネス書『これからの「正義」の話をしよう』。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのソフトバンクにおける今後を語る社長の自伝ではありません。

米澤穂信
作家の米澤穂信と役者の穂積隆信は、単に「字の感じがよく似ている」という、ただそれだけの理由で、まさかまさかのコラボレーション企画が実現。
米澤穂信の代表作である「古典部」シリーズの登場人物である彼らが、ある日突然不良になってしまい、壮絶な「積木くずし」が始まります。

ミステリマニアの節分の過ごし方(恵方巻き篇)
その年の恵方に向かって、京極夏彦や清涼院流水などの“太巻き本”を一気に丸読みする。
読んでいる最中は一切、口をきいてはならない。

京極夏彦の手袋
五本指ソックスのつま先が破れてしまった!
でも大丈夫。そんなときは慌てず、騒がず、落ち着いて、「いいでしょ、これ。京極夏彦モデルのソックスなんだぜ」と言い切ると乗り切れます。

ジェイムズ・ジョイス
ジェイムズ・ジョイスがこっそりと書いていたレズビアンもののエロ小説が発見されたとのニュースが昨年、報じられたとのことです。
どうやら、そのレズビアンエロ小説はシリーズ化されているとのことから、当時としてはかなり需要が高かったことが推測されている模様。
タイトルは、ジェームズ・ジョイスの『ユリシリーズ(百合シリーズ)』

『ミザリー』
熱狂的なファンに拉致監禁されて、彼女自身のためだけに小説の執筆を要求されるロマンス作家の恐怖を描いたスティーヴン・キングの名作。
この本の出版後、キングが来日をして日光東照宮を訪れたことはあまり知られていない。
なぜなら、マスコミのインタビューで日光東照宮での感想を聞かれて彼が放ったひとことが
「ミザリー、イワザリー、キカザリー」
だったからである。

マイコー・ジャクソン
マイケルとは、欧米人は「マイコー」と発音するんだから、きっと欧米人には「舞妓はん」って「マイケルはん」みたいに聞こえはるんや。

一休さん
バカ売れの村上春樹『1Q84』に便乗して、『1Q874』という本を企画した。 内容は単なる一休さんのとんち話(=一休話し)なので経費は一切掛からず、売り上げはすべて儲けに……なるわけありません。

カッコいい作家名
作家のJ.G.バラードという名前がめちゃくちゃカッコいい。
これはきっと「J.G.」と略称しているからカッコいいに違いない。
そこで略称部分だけでもマネしてカッコいい名前になろうと、「中橋一弥」から「中橋K」に変えてみた。
……けど、ダサい。めちゃくちゃダサい。
これはきっと、日本人なのにアルファベットで略称するから、無理があるかと「中橋か」に変えてみた。
するとダサい以前に、単に名前を訊いているだけみたいになってしまって、結局はカッコいい名前にすることを断念。

現代の『黒死館殺人事件』
ケータイ小説界の大賞受賞作がWebで全文読めるということで見てみたら……最初の数行で挫折してしまった。
これは現代における『黒死館殺人事件』に違いない

自動的に移動するレーベル
大昔に買った井上ほのか『アイドルは名探偵』を、久々に本棚から引っ張り出してみた。
そしたら確かピンクの背表紙の講談社X文庫だったはずなのに、真っ白に色褪せていて、いつの間にかホワイトハート文庫になっていたのですよ!

ネクロノミコン
新婚ホヤホヤのクトルゥー好きの自慢話。
「いやー、やっぱり結婚できる男はこう明るくなくっちゃ! ネクラだったら結婚なんてできないっすよね! だってほら、“ネクラの未婚”……ネクロノミコンってね! うわっはっはっは」。
クソッ!(いろんな意味で)

童話のコラボレーション
「ヘンゼルとグレーテル」と「チルチル・ミチル」がよくゴッチャになるという声が多数寄せられたため、お互いの敵を一緒にやっつけようとコラボレーション。
余計に訳が判らなくなってしまう事態に。

大戸屋
“大戸屋”は「おおとや」であって、決して「おうとや」ではありません。 試しに「おうとや」で入力して変換したら……食べ物屋さんにはあるまじき店名になってしまいます。 威力業務妨害で訴えられないよう、気をつけましょう。

デビルマン
デビルマンの主題歌で必殺技のくだり。
「デビルアローは超音波、デビルイヤーは地獄耳、デビルウィングは空を飛び、デビルビームは熱光線……」。
デビルイヤーだけちょっと違うことに誰も文句は言いません……。

いかがでしたでしょうか。
溜め込みすぎていた情報を、また一挙に公開することができて、スッキリしています。
これで再び、皆さまの豊かな読書ライフがますます充実することは約束されたも同然です!
また調べ物が溜まりましたら、第3弾、第4弾とお伝えすることをお約束します。
それまで、しばしのごきげんよう!