候補者掲示板にカメラを向けると、勝手に写真が撮れます

今日は参議院選挙の日ですね。
以前の日記でも書きましたが、投票所に1番乗りすると、その人だけが楽しめる「特典」があるんです。
それは、「投票箱の中に不正がないかどうかチェックする役割」。
何ですかそれは、メチャクチャ楽しそうじゃないですか!
例えていうなら、マジックショーを観に行ったら、マジシャンに呼び出されて、ステージ上でタネや仕掛けがないかチェックする観客みたいなものでしょう、メチャクチャ楽しそうなんですよ。
というか、責任も重大だし、羨ましいのです。
どうせ投票に行くのだったら、こんなちょっとした特典も楽しめて、「特別感」を味わいたいものですね!

そんな訳で、前回行われた補欠選挙では、張り切って朝7時の投票開始の5分前には会場に着いていたんです。
すると……嗚呼、もうすでに先着している人がいたんですよ。
このとき、はその1番乗りの人がぼくの目の前で箱の中をチェックしているのをを指をくわえて見ていただけに、今回は何が何でも1番乗りになってやりたいんです。
もういっそのこと、6時半には投票所に行って、外で開場するのを待ってやるぜ!とまで張り切っていたんです。
そうしたら……そうしたらですよ!
布団の中で目覚めたら、時刻はもう昼過ぎだったんですよっ!
もう、いったい何やっているんだか。

そんな屈辱的な今日という日の、投票所への道すがら。
目についた立候補者の掲示板。
候補者掲示板

「誰に投票しようか、どこに投票しようか」と考えながら見ていると……おお。
何ですか、これは。誰ですか、あなたは。
掲示板のなかでただひとり異彩を放つ候補者

なんか、スゲー。言葉にできないぐらいにスゲー。
これだけ掲示されているポスターの中でも、この方のこの1枚だけ異彩を放っているんですよ。
通りすがりのオバチャンたちも、これをひと目見るなり、興奮しながら「何これ!? チョット、これ、見てよ、もうスゴイわー」。
もはやこの話題で騒然となったオン・ザ・ストリートなんです(ただしその範囲は掲示板から10m程度まで)。

このすごい独特のオーラはいったいどこから来てるかというと……やっぱり、これですよね。手書き。
このWord、Excel、PowerPoint何でも来いの、このご時世に、手書きですよ、手書き。
しかも印刷だってコピーです。
用紙もそのまんま普通のコピー用紙を使っているので、弱いのなんの。
紙がクチャクチャになってしまっているだけではなくて、四隅も破れてしまって、なんだか全体からエライことになっている感が漂ってきています。

こんなのが、たとえば学校のクラスなんかで張り出されていたら、イジメと間違えた体育の熱血教師が「オラ、いったい誰なんだ!? こんなイタズラをしたのは!」と怒り出してしまいそうな、そんな異様なオーラが漂っているポスターなんですよね……というか、これ、ポスター?

もうすっかりこの方のポスター(ポスター?)に心を奪われてしまい、せっかくなので写真を撮っておこうと、「候補者掲示板」に向けてカメラを構えたんです。
そうしたら……ウワォ! イッタイコレハ何デスカ!?
掲示板に向かってカメラを構えただけで、勝手にシャッターが切れてしまうのですよ。カシャーン、カシャーンって。
キャー、コワイ、ママン!

いやいや、よくよく画面を見てみると、どうやらこれ、張り出されたポスターの中で笑顔を振りまく候補者の方々に対して、カメラが「スマイル認識機能」をはたらかせたようなんです。
もう、ビックリさせないでください。
(買ったばかりのカメラで慣れてなかったので、スマイル認識機能なんて初めて知った……)

ちなみにこの角度からでも
別の角度からでも、ちゃんとスマイル認識機能ははたらきます
やっぱり手前の方の候補者のポスターにスマイル認識機能がはたらいて、勝手にシャッターが切れました。
おもしろいなー。でもやっぱりコワイなー。

ところが、スマイル認識機能にも限界があるようで、例の異彩を放つ方のポスター(……ポスター?)には、いくらカメラを向けても、近づけても、スマイル認識機能ははたらかず、シャッターが切れることはありませんでした。
ちゃんと顔写真もあるんですけどね。一応は、笑顔ですし。

コピーじゃダメなのかしらん。