大手町ビル屋上の観音さまに今年もお参り

さてさて毎年4月恒例のイベントデイが今年もやってきましたよ。
普段は厳重に施錠されていて出ることができない大手町ビルヂング屋上の開放日……ではなくて、屋上に安置されている観音さまご開帳の日。
本来は、4月17日がご開帳日なのですが、今年は土曜日のため16日の金曜日に行われたのでした。

そんな訳で昼休み。
大手町ビルヂングの最上階フロアには、さらに普段は立入できない屋上への出入口に誘導する看板が設置されています。
普段は行けないビル屋上へと誘導看板

ここから、我々は非現実的な空間への一歩を踏み出すことになるのです。
この誘導に従って階段を昇ると、おお、そこに広がる屋上の世界。
ベンチでお弁当を食べ、その隣ではバレーボールをしているOLちゃんたち。
転がってきたボールを拾って、そこから始まる恋のロマンス……。
毎年、屋上に出るたびにそんな昭和イズム丸出しのアホな妄想に浸るのですが、いえいえ、今年はそれどころではありません。
寒いのですよ、寒い。今日の最高気温は6度って……真冬が全開、フルスロットルなんですよ。
メチャクチャ寒そうに列を作っているサラリーマン、OLちゃんたち
並んでいるサラリーマン諸君、OLちゃんたちもメチャクチャ寒そうです。

しかし、ここからが早いのなんの。
何しろ、昼休みにご飯を食べようと並んでいる列とは違ってお参りするだけなんですから、進むのが早いのですね。
あっという間に観音さまが安置されている部屋に入って、
観音さまの安置された部屋
あっという間にお参りできました。
お参りといっても、お賽銭を台に置いて、お焼香するだけなのですね。
3回ほどつまんで「ナムー」。
観音さまにお焼香して、「ナムー」

「観音さまの部屋」を出ようとすると、出入口のところに受付台があり、お姉さんが「こちらをどうぞ」。
お供物をいただきます。
ちゃんとビルの大家さんである三菱地所の名前入りです。
大家さんの名前入りお土産をいただきました!

なかは榮太樓總本鋪の紅白まんじゅうですよ!
うーむ、さすがは榮太樓總本鋪。それぞれのおまんじゅうが丁寧に紙でくるまれているのですね。
白いおまんじゅうには普通のこしあん、紅いおまんじゅうには白のこしあんが入っています。
なかは紅白のおまんじゅう
普段はおうちに持って帰ってお夜食にいただくのですが、今日は3時のおやつにさっさといただいてしまいました。
しかしいくら小さな紅白まんじゅうとはいえ、2個続けて食べると、さすがにキツかった……。

お供物とともにいただいた観音さまの設置由来、今年も記しておきましょう。
もともと大手町ビルヂングが竣工した昭和33年当時は、まだ戦後10年が過ぎたあたりということで丸の内も寂れていたらしいのです。
そこに3万3千坪という当時としては最大規模のビルヂングを造ることで、ビジネス街の復興の道を歩むとした当時の三菱地所社長の思いに、同郷の平櫛田中が同感して5年の歳月をかけ、昭和42年に完成させた観音さまであるとのことです。

屋上に出たからには……と、外の風景も写してみました。
そのままだと面白みも何もないので、ミニチュア撮影風にちょいと加工もしてみました。
大手町ビル屋上からの風景をミニチュア風に加工してみました
ああ、やっぱり寒々しく見えるなあ……。
何しろ都心でもみぞれ交じりの雨だし、郊外では雪が積もっているらしいですから。

来年こそは、ポカポカと暖かい日差しのもとで、ベンチでお弁当を食べたり、バレーボールに興じる妄想が全開できることを願っています。ナムー。