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工場夜景アドベンチャークルーズで「ちきゅう」を見て、根岸の製油所に

前回参加した「工場夜景ジャングルクルーズ」、横浜港を出発して鶴見・川崎方面の工場夜景を海側から楽しむ旅がメチャクチャ楽しかったので、今度は、根岸方面を楽しめる「工場夜景アドベンチャークルーズ」に参加してきました。

ちなみに、前回の「ジャングルクルーズ」では、ひとりで参加していたお客さんも何人か見掛けたのですが、今回はなぜか、カップルや女の子同士でのグループばかりで、1人で参加している人は見かけませんでした。
しかしこれは、オシャレなムードあるディナークルーズとは違い、工場夜景を見まくるクルーズなんです!
ガイドのお兄さんの説明に合わせて、皆が船のなかを右に行ったり、左に行ったりと忙しく動き回るので、一人でいてもまったく気後れすることがありません!
そんなわけで、レッツ・クルーズ!

今回お世話になるのはこのクルーズ船です。
この船で根岸の製油所を目指します
乗ったらすぐに2階席に行きましょう。
後部にもデッキはあるのですが、水飛沫がかかりやすく、またエンジン音がうるさいため、スピーカーから流れてくるガイドのお兄さんの声が聞こえにくいのですね。

出港する時間は、ちょうど夕陽が沈むところでした。
横浜の街の向こうにきれいに夕陽
なんて美しい瞬間を狙った出港なんでしょう……やっぱりカップル向けのサービスなのでしょうか。
いえいえ、そんなムードもへったくれもありません。何しろ海面を突き進む船は波しぶきを立てまくっているのです。
デッキでうっとりしていると、飛んできた細かい波しぶきでビシャビシャになっちゃいますって。

そんなこんなで、横浜港内の真ん中に出てくると、すぐにあちこちに屹立しているキリンさん(ガントリークレーン)の姿が目に付きます。
姿勢のいいキリンが屹立する姿に興奮
ああ、なんてお行儀のいい立ち姿なんでしょうか(その向こうには、ランドマークタワー)。

ガントリークレーンは背の高いキリンさんだけではありません。
重量級のガントリークレーンなんて、どうですか、この存在感。
重量級のガントリークレーン、かっこよすぎ
もうあまりのかっこよさに、オシッコちびりそうです。
(でも暗いし、波しぶきで結構濡れていたりするから、オシッコちびってもバレません ←おい)

そして第1の見所はすぐにやってきます。
三菱重工業の本牧工場です。
第1の見所、三菱重工業 本牧工場

今回、この「アドベンチャークルーズ」でいちばん楽しみにしていたのは、実はこの三菱重工なんですよねー。
なぜなら……おお、あった、あった、ありました。
現在ドック入りしている真っ最中の、地球深部探査船「ちきゅう」。
三菱重工のドックに入っている地球深部探査船「ちきゅう」

うちの家からも、真ん中のやぐら部分が見えていて、ずっと気になっていたこの船。
やっぱり間近で見ると迫力が違いますよね……スゲエ。
この「ちきゅう」はどうやら5月末まで、この三菱重工の本牧工場にドック入りしているそうです。
ですから、次回5月に行われるアドベンチャークルーズでも見られるはずです。

船はあっという間に本牧埠頭を回り込みました。
途中では運河を通ってショートカットしています。
この運河では海面が穏やかですので、波しぶきを被ることはありません。安息のひとときです。 そして運河を抜けると、ホラ、そこはもう根岸なんです。

まずこれがJ-POWER(電源開発)の磯子発電所です。
J-POWER 磯子発電所

このお隣には、東京電力の南横浜火力発電所もあります。なかよしなんだなー。
東京電力 南横浜火力発電所

このあたりまで来ると、高い建物がなくなりますので、富士山がよく見えてきますよ。
富士山(の先)が見えていました
今日のような暖かい日だから、こんな薄ぼんやりしか見えないのでしょうが、これが冬の寒い時期だったら、もっとハッキリクッキリときれいに見えているんでしょうね。

そしていよいよ本日のメインイベント、根岸の代表的な工場夜景である新日本石油精製の根岸製油所です。
新日本石油精製 根岸製油所

「光の城」とも言われるこの場所は、敷地面積が東京ディズニーランドの約5倍だそうです。
なるほど、そう言われてみれば、確かに海から見ても岸壁にはずーっと根岸製油所が続いているんですよね。 船はそのうちの1箇所、波間に映えるフレアスタックがとってもきれいな場所に停泊して、しばしの写真撮影タイム。
波間に映えるフレアスタック
そして残念なことに、船はここでUターンして、横浜港を目指して帰ります。

あたりはもうすっかり真っ暗になっているため、行きとはまた違った印象で楽しめます。
三菱重工の「ちきゅう」も見事にライトアップ(←違います)。
ドック入り中の「ちきゅう」、ふたたび

残念ながらベイブリッジの下をくぐると、夢の時間はもう終了です。
ベイブリッジをくぐれば、この旅も終わりが近い

横浜の街並みが見えてきました。
横浜の街が見えてきました

ここでガイドのお兄さん、「操舵室もご覧いただけますよ。ご希望の方はご自由にどうぞ」。
もう皆が操舵室に詰めかける、詰めかける。
しかし船長さんはまったく動ずることなく、無線で何やら連絡を取りながらの安全運行。
操舵室から見た横浜の風景

こうして終わってみると、あっという間だった1時間半。
下船時にはもれなく全員に、新日本石油から「エネゴリくん」のハンドタオルのお土産までいただけたのでした。

参加してみた印象ですが、前回の「ジャングルクルーズ」と今回の「アドベンチャークルーズ」とでは、やっぱり全然違いますね。
「ジャングルクルーズ」が工業地帯の中に設置された運河沿いに進むので、色々な工場を見ることができるという点が大きな特長でしょうか。
対して「アドベンチャークルーズ」は、航行する場所が運河ではなく、モロに「海」ですので、波が大きかったり風が吹いたりして、クルーズそのものを楽しめます。
今日のような日差しが暖かかった日でも、沖合では風がまともに吹き付けるし、何度も波しぶきが掛かったりするので、暖かい格好をする方がよいでしょう。

この日に撮影した写真は、こちらにアップしています。
お気軽にご覧ください。

工場夜景アドベンチャークルーズ
工場夜景アドベンチャークルーズ

しかし、やっぱり大人の社会科見学って楽しいんですねー。
さて次回はどこに行こうか……。

ゴミ収集車の後ろに、ディディディのねずみ男

朝9時まで夜更かししてしまい、「うわ、平日だったら会社が始まる時間やん!」と慌ててお布団に潜り込み、14時半に起床という、いたってフツーの日曜日。
さすがにもう着ることもないだろうと、コート4着を持ち、さらにクリーニングに出し損ねていたスーツ1着もかついで、クリーニング屋にゴウ。
散歩がてら通り掛かった公園では、八重桜がまさに今が満開なんですよ。
今が満開だった公園の八重桜
住宅街の真ん中の公園で、両手一杯に洗濯物を抱えた姿で八重桜を見ている怪しいオレ。

クリーニングを出したついでに、スーパーで夕食の材料を買っていきましょう。
今夜は久々にカレーでもしますか、と思ったところでテンションMAX。
いやー、どんなときでも「カレー」って言葉を思うだけでアドレナリンが放出されますよね。
このハンパない効果はいったい何なんでしょう。「カレー」という言葉に含まれている何か語感が、脳にビンビンと働きかけてくるのでしょうか。
この変なテンションのおかげでしょうか、カレーの材料に買ったのは、なぜかモヤシに長ネギ、エノキ、シメジ、豚肉……。
ここに白菜を交えたら、完全にお鍋の材料ですよ、これ。カレー鍋か。
いえいえ、ちゃんとルーを割っていれて、ちゃんとしたカレーをつくりましたとも。

カレーをひとまずつくってみたものの、晩ご飯までまだまだ時間があるため、ちょいと近場をドライビング。
国道をトコトコ走っていると、あれ?
前を走るゴミ収集車の後ろに、ねずみ男がいるではありませんか!
ゴミ収集車の後ろに2人のねずみ男が

なぜ、こんなところにねずみ男が……。
そんな疑問を感じたのですが、そうそう、そうでした、そうでした。
もともと「ビビビのねずみ男」は、ネズミと人間のあいのこで大の不潔、普段は人家のごみ箱をあさって食料を得ているそうなんです。
しかし、平成も22年となった今となっては、昭和の時代と違ってゴミ捨てルールも厳格になり、「ゴミを漁る」なんてことは難しくなってきています。
そこで、この「ビビビのねずみ男」ならぬ「ディディディのねずみ男」は、作業員の隙を突いて直接収集車からゴミを漁ろうと、このように収集車の後ろに隠れて、タイミングを見計らっているに違いありません!

いやー、そう考えると、実に手慣れたものなんですよね、彼らのこの隠れ具合は。
特に、向かって右側のねずみ男なんて、この道何年でしょうか。
年季が入りすぎていて、すっかり本家「ビビビのねずみ男」と同じような色合いになっているんです。
きっと普段は、口八丁手八丁で、ドナルドやミニー、プルートといった仲間たちをだまくらかして、一攫千金を狙っているに違いありません。
ああ、そう考えると、なんかメチャクチャずる賢そうに笑っているような顔に見えてきましたよ……。

いやー、まさかこんなところで、日本のねずみ男(ビビビのねずみ男)と西洋のネズミ男(ディディディのねずみ男)の共通点を発見してしまうとは夢にも思いませんでした。
うまい具合に信号待ちに引っかかったので、これはちゃんとカメラで撮っておいて、証拠として残しておくことにいたします。 ……いや、いったい何の証拠なのかよく判りませんが、とにかく証拠は証拠なんです!

大手町ビル屋上の観音さまに今年もお参り

さてさて毎年4月恒例のイベントデイが今年もやってきましたよ。
普段は厳重に施錠されていて出ることができない大手町ビルヂング屋上の開放日……ではなくて、屋上に安置されている観音さまご開帳の日。
本来は、4月17日がご開帳日なのですが、今年は土曜日のため16日の金曜日に行われたのでした。

そんな訳で昼休み。
大手町ビルヂングの最上階フロアには、さらに普段は立入できない屋上への出入口に誘導する看板が設置されています。
普段は行けないビル屋上へと誘導看板

ここから、我々は非現実的な空間への一歩を踏み出すことになるのです。
この誘導に従って階段を昇ると、おお、そこに広がる屋上の世界。
ベンチでお弁当を食べ、その隣ではバレーボールをしているOLちゃんたち。
転がってきたボールを拾って、そこから始まる恋のロマンス……。
毎年、屋上に出るたびにそんな昭和イズム丸出しのアホな妄想に浸るのですが、いえいえ、今年はそれどころではありません。
寒いのですよ、寒い。今日の最高気温は6度って……真冬が全開、フルスロットルなんですよ。
メチャクチャ寒そうに列を作っているサラリーマン、OLちゃんたち
並んでいるサラリーマン諸君、OLちゃんたちもメチャクチャ寒そうです。

しかし、ここからが早いのなんの。
何しろ、昼休みにご飯を食べようと並んでいる列とは違ってお参りするだけなんですから、進むのが早いのですね。
あっという間に観音さまが安置されている部屋に入って、
観音さまの安置された部屋
あっという間にお参りできました。
お参りといっても、お賽銭を台に置いて、お焼香するだけなのですね。
3回ほどつまんで「ナムー」。
観音さまにお焼香して、「ナムー」

「観音さまの部屋」を出ようとすると、出入口のところに受付台があり、お姉さんが「こちらをどうぞ」。
お供物をいただきます。
ちゃんとビルの大家さんである三菱地所の名前入りです。
大家さんの名前入りお土産をいただきました!

なかは榮太樓總本鋪の紅白まんじゅうですよ!
うーむ、さすがは榮太樓總本鋪。それぞれのおまんじゅうが丁寧に紙でくるまれているのですね。
白いおまんじゅうには普通のこしあん、紅いおまんじゅうには白のこしあんが入っています。
なかは紅白のおまんじゅう
普段はおうちに持って帰ってお夜食にいただくのですが、今日は3時のおやつにさっさといただいてしまいました。
しかしいくら小さな紅白まんじゅうとはいえ、2個続けて食べると、さすがにキツかった……。

お供物とともにいただいた観音さまの設置由来、今年も記しておきましょう。
もともと大手町ビルヂングが竣工した昭和33年当時は、まだ戦後10年が過ぎたあたりということで丸の内も寂れていたらしいのです。
そこに3万3千坪という当時としては最大規模のビルヂングを造ることで、ビジネス街の復興の道を歩むとした当時の三菱地所社長の思いに、同郷の平櫛田中が同感して5年の歳月をかけ、昭和42年に完成させた観音さまであるとのことです。

屋上に出たからには……と、外の風景も写してみました。
そのままだと面白みも何もないので、ミニチュア撮影風にちょいと加工もしてみました。
大手町ビル屋上からの風景をミニチュア風に加工してみました
ああ、やっぱり寒々しく見えるなあ……。
何しろ都心でもみぞれ交じりの雨だし、郊外では雪が積もっているらしいですから。

来年こそは、ポカポカと暖かい日差しのもとで、ベンチでお弁当を食べたり、バレーボールに興じる妄想が全開できることを願っています。ナムー。

工場夜景じゃなくて地球深部探査船「ちきゅう」でした

先日のブログ記事で、「横浜港の方に、これまで見えなかった灯りが見える! 新しく建設している工場施設の夜景かも」とか書いていたんですが、いえいえ、全然違いました。工場夜景なんかではなかったんです。
実はそのナゾの灯りは、そのときに「わーい、夜の横浜港にキリンが4頭も出現だ、わーいわーい」と浮かれて撮った写真に、ちゃんと写っていたんですね。
実はここに写っていた地球深部探査船「ちきゅう」
これですよ、これ。これのことだったんです。
(この日はすっかりキリンに目を奪われてしまっていて、全然気付いていませんでした)

これは、工場の建造物でも何でもなく、横浜の工場で点検真っ最中の地球深部探査船「ちきゅう」なんだそうですよ。
あのやぐらみたいなでっかい構造物のある船。地球の内部を調べるのに、マントルまでボーリングするというとんでもない船。

この船が4月2日(金)に、横浜は本牧にある三菱重工業のドックに入ったそうなんです。
ということは、ぼくが「あのピカピカ光る建造物は何だろう?」と疑問に思った時期にピッタリ合うんですね。
それになんと言っても、写真に写っていたやぐらと思われる部分の灯りの形。
「ちきゅう」を紹介しているホームページに、ちょうど夜に「ちきゅう」を写した写真があるのです。
夜の「ちきゅう」(公式サイトより)
(「CHIKYU HAKKEN ウェブサイト」より)
これと見比べてみると……わお! 同じじゃないですか!

ということで、これで決まりですよね!
うちから見えているこのピカピカと光る建造物、これは「ちきゅう」で間違いありません!
うひょー、「ちきゅう」がドックで点検を終わる5月まで、毎日こうしてその雄姿を眺めていられそうなんですよ。
イエイ、やったね!

とはいうものの。
さすがに本牧は遠いのです。
広角が主体のコンパクトデジカメ(いわゆるコンデジ)ではこれ、「ちきゅう」の雄姿も、そんなによく見えませんね。
とりあえず、以前から持っている望遠に強いカメラを引っ張り出してきました。
……が、何ですか、これは。
「ちきゅう」をよく見ようとアップにしたのですが、古いカメラの性能の限界でしょうか
古いカメラの性能の限界でしょうか、それともぼくの腕の限界でしょうか。いやその両方でしょう……。
昔はメインで活躍していたこの望遠カメラも、今見てみるとなんて汚いこと、汚いこと。
たしかに、望遠レンズで距離感は縮まったものの、もうね、画質が最悪ですって……。
ああ、こんなときはやっぱり一眼レフが欲しくなっちゃうのですよねえ。
「ちきゅう」がドックから出て行ってしまうまでに一度、レンタルで一眼レフカメラでも借りてこようかしらん。

詰め替え用シャンプーに隠されていた社会の闇

いやー、前々からずっと疑問だったんです。
詰め替え用のシャンプーやリンス。
あれってメーカー側は散々「環境にいい」とか、「エコ対策」とか、ぼくたち消費者を煽り倒していますよね。
新品を買うのではなく、詰め替え用を買いましょう!って。
いや、それはいいんですよ。時代の流れなんですし。
でもメーカーに訊きたい。どうしても訊きたい。

「だったらなぜ、容量が少ないのデスカ?」

ボトル入りのシャンプーやリンスを買わず、その代わりに「詰め替え用」を買ってきて使ってきたボトルに注いだら……あらら? 量が少ないのですよ。
ボトルの半分ちょっとしか入ってないんですよ。
全然、新品の代わりになんてなってないんですよ。

そんな小さな疑問をずっと抱き続けてきたのですが、やったね!
遂に今日、メーカーの方に訊くことができたのです。
テレビでもよくコマーシャルをしていて、誰もが知っているシャンプーやリンスを出しているアノ会社。
御社の製品は、我が家でもよく使わせていただいております。本当にお世話になっているんです……というような、そんな大人の会話でご機嫌を伺いながら、和気藹々とした雰囲気に持っていくことに成功。
いや、ホントにいつも家で使わせてもらっているんですから、ウソじゃないんです。お気に入りなんです。
友好ムードも最高潮に達したそのときに、「これはチャンスですぞ」とムックのような心のささやきに、さりげなく質問してみました。

「ところで、前々から思っていた素朴な疑問なんですが」
「はいはい、何でしょう」
「どうして詰め替え用のシャンプーやリンスって、容量が少ないのでしょう?」

……え? 寒っ! 何ですか、この部屋の空気は。
これまで暖かかった雰囲気、あの軽く浮き上がるような談笑の記憶はどこへやら、まるで部屋のなかがいきなりブリザード、シベリアの大地の果て、南極大陸のホワイトアウト、バナナで釘が打てるような、そんな冷たくキリキリと張り詰めた空気がピンとぼくのまわりを包み込んじゃったのです。

メーカーの方、非常に居心地悪そうにお互いの目を見合わせながら、「どうしよう」とアイコンタクトでご相談している様子。
そのうちの1人が「ちょっと失礼します、確認してきますんで」と部屋を出て行きました。
確認って……何を?
容量が少ない理由? それとも別の何か……。

残されたもう1人の方の前で、非常に居心地の悪い思いをしながら待つこと、しばし。
ようやく戻ってきたメーカーの方は、こう答えてくれたのでした。
でも、明らかに笑顔と口調が不自然ですよ、メチャクチャ。とっても。

「お客さまにも色々な方もいらっしゃいますし、それぞれにご要望もありますし、ここの商品にも開発事情などもありますので、一概に“これが理由です”とはお答えできないんですよー、あははは」。

どこをどうとっても、あまりに不自然すぎるこの対応に、ぼくも「……あ、ああ、なるほど、そうですか。そうですよね、いや、そうでしょう、あはははは」とメーカーの方と一緒に笑って誤魔化すことしかできませんでした。
いったい、何がこのメーカーのなかで起こっていたというのでしょうか。
ひょっとしてこの質問って、メーカー内の何か禁忌(タブー)に触れちゃっていたのかしらん。

例えば、「賛美歌13番のリクエスト」「13年式G型トラクター売りたし」に継ぐ、世界的スナイパーへの接触方法だったとか。
ああ、だからぼくのような部外者がそんな超機密事項をペラペラと口にしてしまったので、メーカーの方の顔色が変わってしまったのか。

明日からは、オフィスにいても窓際にはなるべく近寄らないようにします。
(言わずとしれた、ゴルゴ対策)

と、まあ結局、謎は謎のままに終ってしまった「詰め替え用シャンプー」の謎。
しかし、どうしてもあの中途半端な量が気持ち悪いぼくは、ついに素晴らしい商品を見つけました!
「詰め替え用パッケージをそのまま使える」という素晴らしき着眼点をもった、その名も「詰め替えそのまま」……って、そのままやん!
でもこれ、本当にメチャクチャ便利なんですよね。
何しろ、詰め替え用が中途半端な量でもそのまんま使うのですから、まったくストレスがありません。

ただ、ひとつ難点を上げるとすれば、それは高い……。

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