大手町の街頭テレビは黒山の人だかり

月末の処理があれやこれやと重なって、すっかりお昼ご飯を食べるタイミングを逸してしまいましたよ。
しかしながらお昼ご飯を食べることは諦めないぼく。
わずかな隙ができたのを見逃さず、「お昼ご飯食べてきますっ!」と事務所を飛び出した金曜日の13時すぎ。

……すると、おお、これはいったい何ナンデショウ?
ビルの街頭テレビに群がる人々
ビルの通路のあちこちで、黒山の人だかりができているんですよ。

伸び上がって黒山の前方を見てみると……ああ、なるほど。
ビル館内にあるテレビで、女子フィギュアスケートのフリー演技を生中継しているんですね。
いつもは丸の内の宣伝ばかりが流されていて、まったく見向きもされないビルの館内テレビなんですが、今日は一躍スーパースターですよ。
続々と人々が集まってきて、ワラワラとテレビのまわりを取り囲んでいます。
ガードマンまで出動し、通路の通行スペースを確保するのに必死ですよ。
フトまわりを見回すと……同僚の姿もそこかしこに。

とりあえずお店が閉まってしまう前に、早くご飯を食べてしまわなければなりません。
近くのお店に入り、焼き魚定食などいただいていたそのときのことでした。
テレビを観ている人だかりから、「ああーっ!」という悲鳴のような声が2回ほど聞こえてくるんです。
いったい何が起こったのか……と気にはなったのですが、そこはそれ、ご飯を食べる方が最優先ですよ。
ちゃんとご飯粒も最後の1粒、魚も骨の髄までしゃぶり尽くしてからお店を出たところ、まだ人は残っているのですが、さっきまでの黒山はウソのように消えてしまっています。
事務所に戻ってテレビに釘付けになっていた同僚に聞いてみると、どうやらキム・ヨナちゃんの史上最高得点が出たときと、浅田真央ちゃんの点数が出たときの2回、見ている人の間から、悲鳴のような声が出てしまっていたそうです。
うーん、あの人だかりの間に、そんな一体感があったのかー。