血のバレンタイン

1週間のお休みもあっという間に過ぎてしまい、いよいよ明日から会社に戻らなくてはなりません。
そんな日というのに、今日も今日とて、お布団のなかにぬくぬくとくるまって、おうちのなかで夕方までずっとゴロンゴロンと引きこもっていたのです。

いやいや、そんなことではいけません。
現実復帰へのリハビリがてら、晩ご飯のお買い物に外にお出かけです。
ついでに、足を伸ばしてみなとみらいをドライブしてみました。
久々に「横浜観光コース」1周30分の旅ですよ。

ところが……あらら。何なんですか、ここは。
歩道にはずらりとアベック(←死語)で溢れかえっているのですよ。
交差点で信号待ちをしてみれば、目の前の横断歩道を、楽しそうに腕を組んで歩くアベックたち。
彼らの列が途切れることなく通り過ぎていくのです。
観覧車前の交差点を楽しそうに渡るカップルたち
「あははは」「うふふふ」「おほほほ」「待てよー」「わたしを捕らえてごらんなさい」「よーし、待てー」「ダメよー」「こーいつー」
ああ、ぼくの脳内にはそんな妄想の声までもが響いてくるのですよ。

こんなおぞましい光景に、心のなかはすっかり大流血。
凄惨な血のバレンタインとなってしまいました。
そんな訳で部長、すみません、明日は会社をお休みさせていただきます(←ダメです)。