いやー、自分でもビックリするぐらいの健康的な生活を送ってるんですよ!
何しろ夜は11時に寝て、朝は6時半に起きているんですから。
これがまた“スパッ”っと音が出るぐらいに快適な目覚めで、いつも家での「うーん、身体が動かないー、起きれないー」とウダウダしてしまっているのがウソのようなんです。
そんな訳で早速タオル片手に露天風呂へゴウ。
おや、外はいつの間にか小雪が舞っているではありませんか。
湯船に雪が舞い落ちる音がなんとも風流だ……なんて言ってられないのですよ、寒いのです、寒い! メッチャ寒い!
だからでしょうか、露天風呂には他に誰もお客さんがおらず、またしても貸切状態。
思う存分写真を撮ってしまいました。
皆さま、お待ちかねの露天風呂セルフヌードなんですよ! うふ。
(ただし公序良俗上、一部のみですが、フレームの外は紛う事なきスッポンポンのフルヌード、ヘアヌードでございますよ)
その後、朝ご飯をガシガシ食べたところで温泉の入り疲れが出てしまったのか、部屋に戻ると、そのままぐっすり眠ってしまいました。
そしてチェックアウトの12時、お世話になったホテルを後にします。
しかし、そのまま家に帰るのも、なんだかもったいない話です。
ホテルの前の道は雪がやや積もり始めていて、ところどころシャーベット状になっています。
ということは、これ、もうちょっと山の奥に行くとちゃんと雪が積もっているのかしらん……と、帰り道とは反対方向に向かってみました。
ふと気が付くと、ここは山形。
道路はきれいに除雪されていて快適に走れるのですが、やっぱり雪は多いようです。
各家庭では、朝から家の前を雪かきしている光景を何度も見かけました。
それを見ていると、「雪が多くて面白そう」なんて言っちゃったぼくのアホさ加減に、申し訳ない気分になってしまいます……スンマセン。
山形に来たからには、なんと言ってもここは米沢牛でしょう。米沢牛。ギュウギュウの米沢牛。
ということで、クルマをさらにトコトコ走らせて米沢市内までやって来たのですが……あら?
なんですか、米沢ってラーメン屋さんが多いのですね。
国道沿いにこれでもかっ!というぐらいに次々に姿を現すラーメン屋さん。
(全然知らなかったのですが、帰ってきてから調べてみたら、「米沢ラーメン」というご当地ラーメンだったのですね)
そんなお店の数々を見ているうちに、段々とラーメンのお口になってきたのですよ。
適当に目についたラーメン屋さんに入ってしまいました。
そして適当に頼んでみたのがこのラーメン、「帆立だしゆず支那そば」。
これがなかなかヘルシーで、メッチャ美味しいんですよ。うっひょー、かすかに漂うゆずの香りがまた食欲をそそるのです。
山形からは国道13号線で福島に抜けるルートを走ろうとしたのですが、その途中にある「栗子峠」が本日いちばんの緊張。
気温零下2度、道路はシャーベット状、時折横殴りで吹雪くような天候のなか、スリップしないかドキドキしながら走っていると……あれ?
福島に抜けたとたんに雪、なくなっちゃいましたよ。
山形までの雪は、一体なんだったのでしょうか……ナゾの天候事情だったのでした。
どうも国道では、これ以上雪は望めそうにないし、かといって県道や林道を走るほどの勇気はないので、そのまま東北自動車道にのって、一気呵成に自宅へと向かうのでした……。