ゴルゴ13と追跡者の不毛な争い

オフィス街の歩道を歩いていると……何でしょ、これ。
アスファルトのうえに、このようなナゾのシールが貼られていたのですよ。
ナゾの“G”シール

Gと言えばアレでしょ、アレ。
世界を股に掛けて活躍する、天才的スナイパー。テロリスト。

ああ、ひょっとしてこれは、今週末にオバマ大統領が来日することと、何か関係があるのでしょうか!
いや、天皇陛下の在位20周年式典もあるのですよね!
なるほど!
それでなんですね。都内全域は今、戒厳令かと思えるほど、お巡りさんがウヨウヨしているのです。
つまり、“G”はすでに都内に潜伏しているのですよ……。
そして、この“G”のシールは、その彼の潜伏先を示しているのですよ……。

ああ、危うし! ゴルゴ13!(←言っちゃったよ)

しかし、そこはさすが40年も第一線で活躍している年齢不詳のゴルゴ……もとい、“G”。
不測の事態に、いつも冷静に対処する素晴らしきビジネスマン。
こんな攪乱作戦に出たようですよ。
“G”による攪乱作戦
うわー、これではどこに“G”が潜伏しているのか判らないぜっ!

どうやら秘密の工房で“G”シールを偽造したようなんです。
しかし、さすがは命をかけて“G”のあとを辿る追跡者、ぬかりはありません。
なんと、予備の“G”シールで、“G”の攪乱作戦を見事にリカバーしたのです!
“G”の攪乱作戦をさらにリカバーしてみせる追跡者
うへええ、もうこうなってしまっては、“G”も絶対絶命のピンチなんですよ!

しかし!
フフフ、これまで何度も死線をかいくぐってきた“G”にとって、こんないぶりだしなど、煙くも何ともないようなんです。
だって、ほら、なんということでしょう……。
もはや“G”と追跡者の頭脳合戦の様子を呈してきました
「シールがなければ書くまでよ」とばかりに、大きく横向きに“G”マークを書いて見せたのでした!
こうなるといったいどこが正面で、どの方向に“G”が潜んでいるのかよく判らなくなります(方向音痴の人だったら……)。

このシールの張り合いも、もはやここまでくると、“G”と追跡者による“華麗な頭脳合戦”と言っても過言ではないでしょう。

そして、遂に“G”と追跡者の追いつ追われつのデッドヒートは、我々一般市民には計り知れない次元にまで到達してしまったようなんです。
こんなことしてる間に、さっさと捕まえるなり逃げるなりすればいいものを

「こんなことしてる間に。サッサと逃亡するか、捕まえればいいのに」。
いえいえ、そんなことを思えるのは、きっと命を掛けたこともない、ぬるま湯社会で平和ボケしてしまった我々の甘えなのかもしれません……。