綾辻行人『Another』刊行記念サイン会(三省堂書店神保町本店)

実は9月下旬にはこっそりと、「神保町の三省堂書店で綾辻行人サイン会があるよ」と情報をいただいていたので、早くからカレンダーには今日の予定が入っていたのでした。

そんな訳で、昼ご飯を食べてから、綾辻行人の新刊『Another』刊行記念サイン会を目指して、クルマに乗って神保町にレッツゴウ!
……とお出かけしたのはいいですが、何やらTwitterで

都心は何やら警備体制強化で、警察官うようよです。
北参道まで行って帰ってくるまでに途中2度も警察官に
止められてる車を見たのでご注意を・・・。

との情報をいただいたのでした。
お巡りさんがウヨウヨですか……ウワー、職務質問されたらどうしよう。
クルマから引きづり降ろされたらどうしよう。
クルマを徹底的に分解されて、シートまで剥がされたらどうしよう。
ああ、もう緊張するなあ……と思いながら、国道1号線を走っていたのですが、あれれれ?
お巡りさんの姿は、まったく見掛けなかったのです。
唯一、今日の警備体制を示していたのは、皇居通りの周辺で車両通行止めがあった程度でしょうか。
わはははは。これもきっと、ぼくの日頃の行いがメチャクチャいいからなんでしょう(← 単に要人の移動時間帯とずれていただけなのかも)。

そんなこんなでサイン会開始の15時直前にお店に到着。
すでに会場前からは長蛇の列が延びています。
取り置きをお願いしていたレジで本を購入していると、うわわ、会場周辺で拍手が巻き起こってしまいました。
ああ、綾辻行人、マスク姿で登場……ヤバイのです、ヤバイ。もう始まっちゃいましたよー。

慌てて、会場前から延びている長蛇の列の最後尾を目指して進んでいくと、非常階段に到達し、階上に……オオウ、3階に到着してしまいましたよ。
前回、『深泥丘奇談』刊行記念のときのサイン会は女子率が高いと思っていたんですが、今回は男性率、しかもわりと年齢層が高い……ような気がします。
これってやっぱり神保町という場所的なことも関係あるのかしらん。

そんななかを並ぶこと1時間、ようやくゴールが見えてきましたよ。
あと何人かでぼくの番……というところで、フトまわりを見回すと……おお、目の前に道尾秀介が!
その隣には、辻村深月が!
綾辻行人だけでなく、道尾秀介に辻村深月と、3人もの作家を見られただけで300%増のおトク度を感じてしまうミーハースピリット。
もうテンションは最大、MAXなんですよ! ♪TORA TORA TORAー(←それはMAX)。

さて、遂に綾辻行人の前に到着したぼく、いつものように「為書きにはサイト名もお願いします」と伝えると、「おお、中橋さん!」とニッコリ。
うひゃー、もうこのひと言で、「綾辻行人との知り合い感覚」に陥ってしまって、さらにテンションはレッドオーバー、振り切れてしまいました!ルルレイホー(雄叫びのヨーデル)。
そんなヨーデルをがなり立てているぼくに、綾辻さん(←いきなりの知り合い感覚で、呼び捨てできなくなっている)、どこからともなくペンを2本取り出し、「金と銀、どちらがいいですか?」。
なんと今回は、リクエストに応じてペンを2色、使い分けているそうです。

うーん、金もいいし、銀もいい。どっちにしよう。
ええい、もう両方でお願いします!……と言って、2本同時に持ってサインしてもらったら、これ、金と銀が二重になって、特製メガネを掛けたら“立体に飛び出して見えるサイン”になるんじゃないかしらん。
あまりに悩みすぎて、そんなことさえ思ってしまったのですが、いえいえ。
さすがにそんなことしてもらえるはずはありません。
(そもそも、「金と銀の特製メガネ」ってできません)
どちらか一方となると、「うーん、銀ペンのサインはよく見るかな……」ということで、金色でのサインをお願いしました。
綾辻行人『Another』にサイン

サラリサラリとサインを書き終わった綾辻さんに、「ありがとうございました。読み応えがありそうなので(何しろ原稿用紙にして1000枚)、明日からしばらく持ち歩きます」。
そう言うと、綾辻さん、またしてもニッコリ笑いながら、「これ、本当にいいですよ」と自信たっぷりに勧めてくれたのでした。
あとがきでも、作者の言葉としてかなり力強く勧めているし、これはもうメチャクチャ期待して間違いないですね!
(その前に早く誉田哲也『ハング』を読み終わらせなければ……何しろ『Another』はあの厚さだから、2冊持ち歩くのは辛いのです)

三省堂書店から、クルマを駐めてある駐車場に戻る途中、あるオフィスビルの裏口にシーズーが……。
オフィスビルの裏口に繋がれているシーズー

実はこのワンコ、三省堂書店に向かうときにも繋がれていたのですね。
そのときは、きっとご主人さまが用事でビルに入ってしまって、その間の待ち犬だろうと思っていたのですが……いえいえ、まだいるのですよ。
このワンコ、もうかなりお年寄りなのか、ボーとしているのですが、傍に寄っていくと尻尾振り振り遊ばせてくれます。
ひょっとして、このオフィスビルで飼われている……とか?

実にナゾのワンコなのでした。