神保町は止めました。平塚市美術館の「カーデザインの歴史」に行きました。

今日から神保町の界隈で、「神保町ブックフェスティバル」が開催されるのです。
よっしゃ、もうあんなお宝やこんなお宝を色々ゲットしてやるぜ!と張り切って朝起きたものの、窓の外を見たら、ピーカンの晴天、絶好の行楽日和なんです。
これはきっと神保町も、人出が多そうなのですよ……。
嗚呼、もうそう思ってしまったらダメです。人混みが何よりもキライなぼく、お宝ゲットは諦めました。

そうしたら、もうドライブなんですよ、ドライブ。
湘南の海を眺めながら、着いた先は平塚市美術館。
ここで今、「カーデザインの歴史 -NISSAN 情熱と機能の美-」という展示が行われているというのを、昨日、ネットでたまたま知ったのですね。
平塚市美術館「カーデザインの歴史 -NISSAN 情熱と機能の美-」

博物館ならまだしも、美術館とクルマって、なかなか相容れないように思うのですが、いえいえ。
実車はもちろん、普段なかなか見ることができない1/4スケールや1/2スケールのモデル、そして実寸のクレイモデルの展示もあり、クルマ好き、特に日産車が好きな方でしたら、これはなかなかどうして、結構楽しめる展示なんですよ。

まずは、ここ。
歴代の名車がロビーにずらりと並んでます
歴代の名車が、ロビーにずらりと展示されてあるんです。
展示室に入る前から、いきなりこれをドン、と見せて、観客を軽く興奮状態に陥らせてくれます。

いやー、しかしこのシルビアのなんて美しいこと。
日本車にはないフォルムのシルビア
ハコスカのなんてカッコいいこと。
こちらは日本車らしい力強いフォルムのハコスカ
ほれぼれしちゃいますねー。
まだ展示室にも入っていないのに、このロビーだけで軽く30分は時間が過ぎてしまいましたよ。

ほれぼれしちゃうと言えば、展示会場に置かれてあったこれ。
GT-Rのデザインは、「NIPPON」を表わすためにガンダムをモチーフにしているらしいです
GT-Rの1/4スケールモデルなんですよ。
イカツイこのフロントラインに、うはー! なんてカッコいいんだ!と生ツバをゴクリゴクリ。
欲を言わせて貰うなら、実車も観たかったぜ!

1/4スケールのモデルといえば、ダットサン・フェアレディとシルビアのこれ。
精密につくられてあるのでなかなか存在感があってカッコいい、ダットサン・フェアレディとシルビアの1/4スケールのモデル
片や神戸ナンバー、片や横浜ナンバーと、どちらもナンバープレートまで取り付けられてあります。
が、これ、よくよく見たら、「れ」ナンバーなんですよね。「れ」。
そう、つまりこのモデルはどちらもレンタカーなんですよ! わお!
しかし、なぜにレンタカーなんでしょうか?
ひょっとしてこの時代(1950年代から60年代)、まだまだクルマは高嶺の花だから、レンタカーで済ましちゃえ、という人が多かったとか……。いや、まさかねえ。
今回の展示で唯一のナゾなのでした。

ところでさっきから館内展示作品をバシャバシャ写真に撮りまくってますが……いいんです。
今回の展示は「すべて撮影可能」という、ニッポンの美術館としては掟破り、常識破りとなっているんです。
なので、会場内のあちこちで一眼レフからデジカメ、携帯電話、そして「写るんです」まで、ありとあらゆるカメラを持ったオトコたちが目を輝かせながら、パシャパシャ写真を撮りまくっているのでした。

しかし、お客さんはそういったオッサン連中ばかりかと思いきや、ダンナや彼氏に連れられてきた女性も多く、一緒になって楽しんでいたのはちょっと意外かも。
子供連れのファミリーも多く、なかには目を輝かせて食い入るように展示物を見ている子供を見るにつけ、「将来が楽しみやのう」。
この展示を観たのがきっかけで、20年後には日産で新たなクルマづくりに携わっているかもしれないですね。

さて帰ろうかと、美術館の駐車場に戻ると……わー! ひょっとしてここでも展示してるの?と思ってしまったのですよ。
なんと、駐車場のぼくのクルマの隣には、ダットサン・フェアレディが! すげー!
そして、その向こうのお隣には、スカイライン・ジャパンが! わおー!
美術館の駐車場にはダットサン・フェアレディとスカイライン・ジャパンが!

ついつい写真を撮りまくらせていただきました。
ヒト様のクルマなのに。展示作品じゃないのに