参議院補欠選挙の投票、一番乗りの特典には届かず

土曜日は朝から調子が悪かったため、ずっと布団にくるまりながら夕方までウツラウツラと過ごしていたんです。
そのためか、夜になっても全然眠たくなりません。
「眠くなったら、そのときに寝よう」と思いながら、ずっとゴソゴソしていたのですが……あれ?
全然眠くならないまま、フト気が付くともう日曜日の朝6時半を過ぎていたんですよ。
うひゃあ、もうすぐ投票開始時間になっちゃったよ。

そうなんです、今日は参議院議員の補欠選挙の日なんです。
しかし、8月の総選挙のときとは大違いで、「参議院」だからか、あるいは所詮は「補欠」だからか、盛り上がりに欠けること、欠けること。
候補者なんてポスター以外に全然観たことありません。
そのポスターだって、ある日突然に張り出されていて「え? 何、これ?」状態ですもん。
そもそも今回の「補欠」選挙は、いったい誰が何のために欠けての選挙になったのか、その状況ですら判りません。
ナゾばかりで、なんだか訳が判らない、ひょっとしたらオレたち全員騙されてる?と思えるくらいに静かな選挙だったんですよ。
それでも、たとえ、これが大がかりなドッキリであっても、そこに野呂圭介がいようとも(←古すぎ。せめて小野ヤスシとか ←それでも古い)、投票には行かねばなりません。

そんな朝6時半過ぎのこと。
投票所はここから5分ぐらいのところだから、今から家を出たら、これ、ひょっとして一番乗りを目指せるんじゃないでしょうか。
ウシシシ、一番乗りですよ、一番乗り。投票所に一番乗り。
何でも選挙の規則で、一番目に投票する人は、「投票箱のなかが空であることをチェックしなければならない」らしいのですね。
そんなスペサルな特典があるであれば、これはぜひとも一番乗りを目指したいものです。

しかし、そんな思いで張り切っていってみたら、そこには早起きジイサンが続々集結、まるで駅前パチンコ屋の新規改装オープン前みたいな行列をなして、開場を待っているかもしれないのですよ。
ウワー、それは悔しい。メチャクチャ悔しい。とってもとっても悔しいのです。
しかも一番乗りではないから特典が何もないのに、寒空の下、ずっと開場を待ち続けないといけないのもバカらしいのですよ。

そんな訳で、「もう寝ちゃおう! そして目が覚めたら投票に行こう!」と思い、一度は寝る準備をしていたのです。

……が、やっぱり。
普段は投票日のこんな朝なんてグースカピーと寝ている訳で、そんな「投票箱のなかをチェックする」光景なんてなかなか観られるもんじゃありません。
気になるんです、メッチャ気になる!
だったら、「一番乗りを目指す」のではなく、「7時ちょうどに着くように行って、誰かがチェックしているところを見る」つもりで行けば、いいかと。
全然実行力・行動力なんて持っていない腰抜け野郎なのでございます。

こうして7時ちょっと前に家を出たのですが……あれ? 意外と早く着いちゃいました。
まだ開場5分前の、6時55分。
投票所のあたりはひっそりしています。早起きジイサンたちが集結している様子は感じられません。
「あれ? ひょっとしたら、一番乗り?」とニヤニヤ笑らけてならないのを必死に抑えながら、入口に向かうと……ああ、残念。

もうすでに1人の男性が待っていたのでした。
別にジイサンでもなんでもなく、「ゲームで徹夜してたらこんな時間になっちゃったよ」という感じが漂う人であったのです。

やがて7時。
ガラス扉の向こうでスタンバイしている係員が、「おはようございます」とドアを開くと、我々2名は投票所内に入ります。
投票券を受け取った一番乗りの方、いきなり投票所の真ん中に据え置かれた投票箱の前まで連れていかれ、「最初の方に投票箱の中が空であることを確認いただかなければなりません」と説明されています!
おお、これか! これですね! 本当にやるのですね!
軽く興奮するぼく。

しかし……あらら。
あっという間に確認作業は終わってしまい、投票箱はすぐに鍵が掛けられ、終わってしまったのでした。
確認作業は、ものの5秒程度だったでしょうか。うーん、短いよなあ。

まだ8月の総選挙のときだったら、

  • 「小選挙区」
  • 「比例代表区」
  • 「最高裁裁判長信任」
  • 「横浜市長選挙」

と、全部で4つの箱があったはずなんです。
これらをひとつずつ、ひとつづつ、開けてはなかを見ていくのですから、見応えはあったと思うのです。
となると、狙い目は今度は総選挙のときですよ!
早起きはできないから、7時まで徹夜して、一番乗りを目指して投票所に向かいます。