自動応答が面倒な110番、昇る満月、観覧車イルミネーション

基本的に、夢はよく見る方なんですが(←“夢見がちな少女”という意味ではありません)、目が覚めた瞬間にすぐ忘れてしまいます。
なので夢占いなんて絶対にできません。
でも今日昼寝したときに見た夢は、なぜかよく覚えているんですよ。

街灯がまったくない真っ暗な高速道路を、親父と2人でドライブ中。
ぼくのクルマを運転しているのはなぜか親父で、ぼくは助手席でボーッとしていたんですね。
すると、真っ暗な道の向こうに何かの気配が感じられたんです。
「親父、気をつけて! 道路に何かいるよ!」と言った瞬間に、ヘッドライトの光のなかに浮かび上がったのは、高速道路の真ん中をコート姿でヨボヨボ歩いているホームレス。
彼はこちらに背中を向けていて、クルマが近づいていることに気付いていない様子です。
ヤバい!と思った瞬間、運転している親父も気が付いたのでしょう、車線変更して無事に回避できたんです。
うわー、あぶないところだったなあ……とそのまま通り過ぎていったのですが、親父は助手席のぼくに「高速上に立ち入っている人がいるとすぐ連絡をしなさい」と言ってくるのですね。
確かにいつ何時後続車が来て、大事故を起こしてしまうか判りません。
すぐにでも保護してもらわないといけないでしょう。

しかしこういう場合、どこに電話したらいいのでしょうか。
道路公団? そもそもここの管轄はどの道路公団?
いずれにしても、そんな会社の電話番号なんて判りませんって。
うーん……と悩んでいると、親父は「110番でいい! ほら早く!」。

おお、そうか! さすがは親父だぜ! しかしぼくにとってはこれが初めての110番体験なんですよ。
ドキドキしながら「1」「1」「0」「通話」ボタンを押すと、いきなりコンピュータの自動応答なんです。
しかもこの自動応答、さすがは警察……というか、お役所。
めんどくさいったらありゃしません。

「プッシュ回線の方は#を押してください……」
「電話を掛けた目的をお知らせください……」
「遺失物関係は1番……行方不明関係は2番……」

そんなアナウンスが延々続いて、途切れないんです。
そもそも「高速道路に人が立ち入っていてあぶないから通報」というパターンは、何関係で、何番のダイヤルを押せばいいのでしょう。
初めての110番ゆえ、操作の勝手が判らず悩んでいると、どうやらタイムアウトしてしまったらしく、勝手に電話が切れてしまいました。
仕方なく「1」「1」「0」「通話」と掛け直すと、また最初から操作をやり直さないといけなくなっちゃったりしているんですよ。

ウガー!
もう、めんどくさいったらありゃしません。
もうすでにここまでで、人が立ち入っていた地点から、かなり通り過ぎているんですよ。
同じように「あぶね!」と通り過ぎた他の誰かが通報してくれているに違いないのですよ。
警察だって、同じ通報が何度も掛かってきたら面倒だろうし。
そんな理由を思って通報することやめたんですね。
すると「なぜ通報しないんだ、彼があのまま高速を歩いていた危ないだろう!」と親父が激怒するんです。
「そんなこと言ったって、110番通報するの、かなり面倒だし……」と狭い車内で親父と口論になったところで、

目が覚めたのでした。
なんだこれ……?

ちょっとお昼寝のつもりだったのに、起きてみると、窓の外はもうすっかり真っ暗なんですよ。
おお、東の空にはホットケーキみたいな月がポンと浮かんでいます。
ホットケーキのような満月

ホットケーキ……お腹空いた……と言う訳で、晩ご飯のおかずでも買いにスーパーへ行こう!とクルマでお出かけ。
しかし外に出ると、満月の明るさと秋の夜風のあまりの気持ちよさに誘われて、フラフラッと横浜市内の観光名所をちょっと回り道。
みなとみらいまで来たところで、ちょうどコスモワールドの前で信号待ち。
ひょいとコスモクロック(観覧車)の時計を見たら、わー、19時59分! ……20秒ぐらい?
あと20秒遅ければ、素晴らしいイルミネーションが楽しめたのに!

この観覧車のイルミネーション、毎正時から15分ごとに花火をモチーフにした派手なものが始まるんですよね。
ドンと打ち上げられてグルングルンまわったりパンパン広がったり。
赤信号があと40秒長かったら、こうした花火のイルミネーションが見られたのになあ……と、あまりのタイミングの悪さにションボリ帰宅したのでした。

しかし、本当にこの観覧車の花火イルミネーション、いつも「見よう!」と思っているときに限って見られないんですよね。
何気なく見たときは、あんなに派手にグルングルン光りまくっているのに。
これもすべて日頃の行いなのでしょう(だったら仕方ないのです)。