まぐろで検索、まぐろを検索

電車のドアに貼り付けられてある広告は、パラダイスなんですね。
パラダイス、それは楽園という名のカオス。
そもそも、「みすず学苑」という名作の広告だって、このドアに貼り付けられていたからこそ、コノときも、アノときも、「あれ?」って気になった訳なんですからね。
そういう意味でも、ドア広告は注目される場所であることに間違いありません。

そんな今日のこと。
またしても満員状態の電車の中。
見るともなしにドアに貼られた広告を、ただ、ただ、ボーッと眺めていたんですね。
今日、目に付いた電車のドアに張り出された広告

どうやらこれ、携帯電話の無料ゲームのようなのですね。
まあ電車に乗っていて、別にすることもなく、ドアの前でボーッとしているヒトにとっては、願ってもないヒマつぶしということで、まさにこういったヒトに向けて宣伝するには絶好の場所といえるのですね。

しかしこの広告で気になったのはココなんですよ、ココ。
検索キーワードが、「まぐろ」
検索キーワードが、「まぐろ」

うーん、確かにまぐろですな。カジキマグロにクロマグロに……え?
これもマグロ?
これも……マグロですか……? このジョーズそっくりの、このマグロ。
これを豪快に一本釣りしたら、そりゃもうロイ・シャイダーの出番はいりませんよ。
松方弘樹1人で十分なんです。豪快に男釣り! ジョーズを!

……って、いや、そんなことはいいのですよ、別に釣り人がロイ・シャイダーでも、松方弘樹でも梅宮辰夫でも誰だっていいんです。
気になったのは、

検索キーワードが、「まぐろ」

まぐろですよ、まぐろ。何ゆえに検索キーワードが「まぐろ」?
まあ、いいや。
せっかくなので、このゲームをダウンロードして、会社に着くまでの時間を有効的に使うことにしましょう。
携帯を取り出して、ez webのTOPページから「まぐろ」と検索してみると……
携帯で「まぐろ」を検索してもゲームはありません
……あれ? どこにもゲームらしきものがありません。
検索結果の本文はもとより、スポンサー欄にも無料ゲームのサイトの説明は現れていないのですね。
というか、検索した3番目にいきなり

まぐろのアルバイト・バイト求人情報[祝い金贈呈]

とあるのはどうなのよ。
まあ、いいけど。

ひょっとしてこれは、「パソコンから検索しなさいよ」と言うことなのかしらん?
そう思うと、気になって気になって居ても立ってもおられず、会社にダッシュです。
席に座ってパソコンを立ち上げると、メールチェックよりも何よりも、いちばんにGoogleにアクセスしたのでした。

Googleで「まぐろ」を検索。
Googleで「まぐろ」を検索してもゲームはありません
……ありません。

あれれ? ひょっとしてカタカナで「マグロ」でしたっけ?
再度、Googleで「マグロ」を検索。
Googleで「マグロ」を検索してもゲームはありません
……やっぱり出てこないではありませんか!

いや、これはきっとGoogleで検索したのがよくなかったのかもしれません。
やっぱり日本で「検索サイト」って言ったらYahooですもんね、Yahoo。やっほー。
そんな訳で、Yahooで「まぐろ」を検索。
Yahooで「まぐろ」を検索してもゲームはありません
……おい。

カタカナで「マグロ」として、再度Yahooで検索。
Yahooで「マグロ」を検索してもゲームはありません
うがー! やっぱりありません。

おかしいのです、おかしい。
広告には確かに検索キーワードとして「まぐろ」と書かれてあるのに、なぜかそのゲームがどこにも見つからないんです。
これって……ひょっとしたら「検索させよう」と見せかけておいて、その実、まったく違う別の目的がウラで設定されているのかもしれませんね。
陰謀ですよ、陰謀。何者かによる「まぐろ」の陰謀。

  • 「まぐろ」の検索結果で表示するスポンサー企業へのいやがらせ
  • 「まぐろ」の検索結果表示回数で原油価格が動く
  • 「まぐろ」の検索結果表示回数で民主党が1議席増える
  • 買いものに行ったお母さんから、今晩は「まぐろ」のお刺身よというメッセージ
  • 釣りに行ったお父さんから、「まぐろ」を釣って帰るからなというメッセージ
  • 単なるまぐろフェチの落書き

でもやっぱり、みすず学苑ほどの破壊力には遠くおよばないのが残念かも。
(みすず学苑を越えるインパクトは、なかなか難しいですって)