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非情のトイレット

高速道路で「トイレ、トイレ! 漏れちゃうー!」と、大惨事の予感。
ヤバいのです、ヤバい。激ヤバ。
お願いだから、次のパーキングエリアまで頑張って! ホラ、もうあと5キロだから、ね、ね、ね……と膀胱をなだめすかし、なんとかパーキングエリアに無事到着。
西部警察でもおなじみカーチェイスのように、スピンターンしながら滑り込んだ駐車場。
クルマを停めた目の前には、おお、「特設トイレ」の文字が。
目の前に女神のように現われた「特設トイレ」

これはアレですね、アレ。
高速道路料金ETC1000円対策で利用者増を見込んで増やしたトイレ。
ニュースではよく見掛けていたのですが、まさかこんなところで自分がその恩恵にあずかれるとは。
……ああ、神さま、ぼくはなんて幸せ者なんでしょう。
これはきっとぼくの日頃の行いがよかったからでしょう。

とか言っている間にも、膀胱の水位は刻一刻と増していってるのです。
もう堤防は決壊寸前です。わずか1滴の溢れた水が、大水害への序章となりかねないのです。
もう余裕はありません。ぼくへの感謝はあとです、あと。あとまわし。
トイレ、トイレ! ああ、漏っちゃうぅぅぅー!と目の前の建物目指して入り口に駆け込むと、うぁぁぁぁー!

入口には非情にもビックリマーク付きで「使用できません!」
使用できません!

神さま……ぼくたちは、なんて、無力なんだ……。

大阪空港の、いつものお気に入りのところで

なんか、実家に帰るたびに、毎回この場所の話を書いているような気がします。
(何しろ、お気に入りなんですから)。
また今日も、大阪空港のお気に入りの場所に行ってきてしまいました。

昼過ぎから夕方までの半日ほど、頭上を通り過ぎたり、
頭上を飛行機が通り過ぎていく

みんなの頭上を通り過ぎていったり、
みんなの頭上を飛行機が通り過ぎていく

頭上を通り過ぎた飛行機が、タイヤから煙をあげて着陸したり、
頭上を通り過ぎた飛行機が、タイヤから煙をあげて着陸する

そんな様々な飛行機をボーッと眺めていたら……メッチャ日に焼けてしまいました。
今年の夏はこの日焼けとともに終わりです。

さて。
いよいよこれから高速に乗って、横浜に帰りまーす。
帰宅予定は夜中の12時を越えるので、ETC割引1000円料金が適用されるのは嬉しいのですが、そのために混んでなければいいんだけれど……。

とか言ってましたが、別に渋滞も発生することなく、2時半には無事帰宅しました。
サンデードライバーはまだいませんでしたが、サンデードライバー並みにお行儀の悪いトラックが多いのには泣かされました。
(と言っても別に煽られた訳ではなく、延々追い越し車線をトロトロ走るトラックに……)

学生時代から……何年ぶり? わらび餅屋さん

丹波篠山の「一眞坊」でようやくお蕎麦にありつけ、大満足で実家に帰ろうとしたところで「同じ道で帰るものツマランな……」。
そんな訳で何やら峠をウネウネ走る細い道にチャレンジです。
うわ、これ、対向車来たらヤバイなとドキドキしながら進んでいくと……おおう! ここは!

学生時代によくドライブで休憩していたわらび餅屋さん
山中にある茅葺き屋根の日本家屋を改装した「わらび餅屋さん」なんですよ!
ここ、ぼくがまだ運転免許を取り立てだった学生時代、よくひとりでドライブしては、このお店で休憩、練りたてのわらび餅を食べてから帰るお店だったんですね!
うわ、懐かしい!

いったいここに来るのは何年ぶりなんでしょう。
少なくとも、ぼくが横浜に引っ越して10年近く、その前の地にも5年は住んでいたので、もう15年近くは経っていると思うのですよね。
なのに、そのまんまなんですよ、何もかもが。
早速わらび餅を注文すると、そのまま練り始める音が厨房から聞こえて来ます。
そして練りたてホヤホヤのわらび餅が出てきました。
いや、もうこの食感、この風味、これだけで学生時代に帰ったような、そんな気になるから不思議なんですね。
練りたてホヤホヤのわらび餅

ぼくがお店のなかでボーッとしていると、老夫婦が外でわらび餅を食べているところがちょうど目に入ります。
木漏れ日がとても気持ちがいい午後なので、外で山の風に当たりながらわらび餅を摘むのもまたステキです。
絵になる老夫婦

このお店、三田市の「永沢寺」という大きなお寺の近くにあるのですが、そもそもがここはそのお寺の宿坊だったそうです。
全国から集まるお坊さんの世話をする敷地内の一角。
(学生時代にお店のオバチャンから聞いた情報です)

先のお蕎麦屋さんにしろ、このわらび餅屋さんにしろ、こうした昔の日本家屋は気持ちいいものですよね。
風情があるだけではなく、ちゃんと夏の暑い季節に過ごしやすいよう、涼しい風が吹き抜けてクーラー要らずの仕組みになっているのですから。
昔ながらの日本家屋でのんびり過ごすのが、夏の日の最上の幸せです。

5年ぶりに丹波篠山のお蕎麦屋さんに行ってきました

新宿は歌舞伎町で行われた「くすぐリングスNEO」の終了後、近くのコインパーキングに駐めておいたクルマで、そのまま関西の実家に帰ってきました。
夜通しドライブして帰省した一番の理由が、実は「普段食べられない関西のお蕎麦屋さんに行くこと」だったりするのですが、それは両親にはナイショということで。

そんな訳で、到着した次の日、お昼にお蕎麦屋さんに向かってゴウ!
当初の目標は、5年前に1度行ったきりの超有名お蕎麦屋さん「ろあん松田」。
超有名店だったのですが、5年前のときは特に予約を入れなくても入れたので、今回も「いけるだろう」と安易に考えていました。
出発前に念のため電話で確認してみたところ……あうう。今週は、すでに週末まで予約がいっぱいで、アイスミマセン、と敢えなく撃沈。
やっぱり有名店に行こうとしたら、思いつきで行動していてはダメということなんですね。
(5年前はそれはそれはラッキーだったということで)

それだったら、これまた同じく5年前に1度行ったきりの「一眞坊」、ここだったら予約なしでOKだから……と行ってみたのです。すると……わー。
なんということでしょう、平日だというのに、駐車場がクルマでいっぱいなんです。

待ってまで蕎麦は食べたくはないけれど、でも蕎麦を食べずに帰るのは悔しい……という複雑な心境で、別の店を探すことにしました。
あちこち適当にクルマを走らせていると、これまた田舎のお宅を改装して、かなり風情のある「自然薯庵」というお蕎麦屋さんを発見したのです!
気になるお店「自然薯庵」
しかも駐車場は空いているようです! やったね!
喜び勇んでクルマを駐車場の真ん中に堂々と停め、「ごめんよ!」と店に入ろうとしたところ、入口にこのような張り紙があったのでした。

なんと臨時休業だったのです……うえーん
誠に勝手ながら、
8月25日(火)26日(水)27日(木)
休ませていただきます
またのお越しをお待ちしております

ウッソー! もうダメですよ、ダメー。ここまで運がないのはどういうことでしょうか。
ここで時刻は13時20分。ひょっとしたら、もうお店も空いているかも……と再び「一眞坊」に戻ったのですが……ヒー! 相変わらず同じクルマが駐車場を占拠しています。

こりゃダメだ、オレはもうダメなんだ、ダメ人間なんだよ……と、その近所の家の敷地内で繋がれていた柴犬相手に愚痴をこぼします。
近所の柴ワンコに愚痴をこぼします
しかしこの柴ワンコ、ぼくの愚痴を聞いてくれるのはいいんですが、ついでにフィンガーテクニックを繰り出してあげると、あっという間にメロンメロン、敢えなく昇天しちゃったのでした。
愚痴を聞いてもらっているはずが、いつしか昇天させてしまっていました

ヒトのお宅の敷地内で、そのお宅のワンコを勝手にメロンメロンさせている怪しい野郎……これは通報されてはかないません。
もうお蕎麦も諦めて、おうちに帰ることにしました。
「さようなら、お蕎麦屋さん……また逢う日まで」と前を通りかかると……あれれ?
空いているのですよ、駐車場が。ガランガラン。
なんだ、14時まで待っていたらよかったのね、……というか、最初から14時に来るべきだったのでした。
5年ぶりにお邪魔した「一眞坊」

もうすっかりハラペコ野郎のぼく、貸し切り状態となった店内で囲炉裏端の席に座ると、いきなりフルスロットルで鴨ロースなんて頼んでますよ。
なぜかいきなり鴨ロースなんて頼んでいるし

そして、あれほどまでに待ちこがれた蕎麦ですよ、蕎麦。
もう腹の底まで思いっきりたぐってみせてやったのでした。
この蕎麦、甘みが感じられて素朴な優しい味わいなんですね。いやー、うまかったー。
(でもやっぱり、5年前と同様ダシが辛いのが気になりました……蕎麦にはきついけど、ポタージュスープ並みに濃厚な蕎麦湯にはピッタリ)
メインの蕎麦は甘みが感じられて素朴な優しい味わいです(それだけにダシの味のキツイのが気になるところですが)

2年半ぶりに復活した「くすぐリングスNEO」(新宿ロフトプラスワン)

なんと、あのくすぐリングスが「NEOくすぐリングス」として復活するとのことを聞いて、もう居ても立ってもおられず、8月25日という日を迎えたのでした。
全国1千万人のくすぐりファン待望の復活なんですね。
何しろ、前回公演から2年半という時間が経ち、その間には公式ホームページも消滅してしまっていたのですから、すっかり自然消滅してしまったのかと諦めていたんです。
それが今回、以前にも「ファイター」として出場していた神無月ひろ、七雪ニコの両名がプロデュース、手弁当によって「くすぐリングスNEO」として復活を遂げたのだそうです。

そんな訳で、くすぐリングスの公演がなくなってからはすっかり足が遠のいていた新宿ロフトプラスワンに、2年半ぶりにやってきました。
2年半ぶりの新宿ロフトプラスワンの入り口看板

しかしちょっとぼく、張り切りすぎ?
何しろ、開演1時間前の開場時間のさらに10分前には到着してしまったんです。
ちょっと早く来ちゃったかな……と思いきや、わお。
もうすでに地下2階のロフトプラスワン入口にいたる階段には、ズラリとヒトが並んでいるんですよね。
早いどころか、しまった、出遅れた……とガックシしてしまったものの、どうやら係員の説明によると、並んでいるほとんどのヒトが当日券待ちとのこと。
前売チケットを持っているヒトから優先的に入場できて、いつものように、最前列かぶりつきの席に座りました。
えへへへへ。

そんな「くすぐリングスNEO」は、やはり運営・進行に慣れていない選手たちによる手弁当の企画のため、皆、慣れないなかを右往左往しています。
しかし、その、“何が起こるか判らない”ところが、また、くすぐリングスのお楽しみなんですよね。
選手自身の嘆きによると、毎回、決して打ち合わせどおりにはいかない、アングルなしのアングルとして巻き起こるハプニングが、観客を楽しませてくれるのですね。

今回は、そんなぼくにも嬉しいハプニングが。
最前列席からステージにかぶりついて試合を観ていると、出場している選手におねだりされて(メッチャ鼻の下を伸ばしていたからでしょう……)、お酒をごちそうしたんです。
すると……ワー、ワー、ワー!
その選手からお返しとして、素敵な“ご褒美”をいただいちゃったのですよ。ウヒョー!
隣の席に座っていたお兄さん、それにメッチャ興奮してくれて「写真、いいんですか、写真。ぼく、写真、撮りますよ、写真」と我がことのように喜んでくれたのでした。
ありがとうございます、お兄さん。でもぼくはこのハプニングを心のメモリにしっかりと刻みつけたので、大丈夫です。ありがとうございます。

そういえば以前観に行ったときも、最前列席に座っていると選手からステキなドキドキハプニングをいただいたのでした。
しかしそのときはまだ純情だったため(←おい)、躊躇してしまっていたんですね。
するとそのときも隣に座っていたお兄さんから「ほら、早く、せっかくだから」と励まされたこともあったんです……。
選手のみならず、たまたま一緒になったファンの皆さまのおかげで、ぼくはこうして、くすぐリングをいつも楽しませてもらっているんですね。
ああ、幸せ者だ……。

さて、そんな劇的な復活を遂げた「くすぐリングスNEO」ですが、今のところ残念ながら、まだ次回の予定がないとのことです。
でも、これだけ参加したお客さん全員がハッピーになれるイベントなんて、そうそうあるものではないですよね。
ぜひこれからも第2回、第3回と続けていって欲しいものです。

さて。
そんな訳で、全国1千万のくすぐりマニアな皆さま、大変長らくお待たせいたしました。
2年半ぶりに参加し、最前列かぶりつきで写真をビシバシ、700枚ほど撮影してしまったドアホなぼくが、またブログに掲載できる写真を厳選いたしました。
何しろ、このくすぐリングスは、18歳未満は入場禁止なのです。
しかしご安心ください。厳選に厳選を重ね、お子様とご一緒に、または会社でもお昼休みに堂々とご覧いただけるものを用意いたしました。
いつもは厳選して9枚ピックアップしているのですが、今回は2年半ぶりの「復活祝い」として16枚、しかも大きな画像でご覧いただけます。
ごゆるりと、どうぞ。
(あまりに画像サイズが大きすぎたため、皆さんのPC環境によってはモニターからはみ出してしまったり、ダウンロードする時間が掛かったりすることもあるかと思います。申し訳ありません……)
2年半ぶりに開催された「くすぐリングスNEO」の試合の様子
【大きな画像で見る】

現実世界で「ボクシング・ヘレナ」か『魍魎の匣』か

アンニュイな午後のひととき
フェンスの向こうを、オジイチャンが自転車に乗ってキィーコ、キィーコと通り過ぎていくアンニュイな午後の一風景。
そんな物憂い光景のなかにあった、1枚の看板。
そこには

入庫募集中!!
貸レンタルボックス

とあるのです。

なるほど。
確かに、そこには敷地いっぱいに「これでもか!」とばかりにコンテナボックスが設置されているんですよね。
どうやらここは、このコンテナボックスを「レンタルボックス」として営業している場所のようなんです。

ところが。
この看板、よくよく見てみると……おかしいんですよ、おかしい。怪しい。
何というか、メチャクチャ変なんです。

「レンタルボックス」とはすなわち、「賃貸の箱」ということですよね。
これだけで十分に言葉として成り立っているのです。
しかしこの看板では、その「レンタルボックス」の前に、さらに「貸」と書いてあるのでね。
「貸レンタルボックス」。
つまりは、ここは「貸・賃貸の箱」ということになっちゃうのです。

「貸・賃貸の箱」とはいったい、どういうことなんでしょうか?
きっと、これは「“レンタルボックスそのもの”を貸します」ということなんでしょう。
つまり、「“レンタルボックス”自体を貸します」 イコール 「大家募集中」。 なるほど!

しかし、まだまだおかしいんです。
単なる「大家さん募集」にしては、この看板の1行目に堂々と「入庫募集中!!」と書かれてあるんですよね。
入居じゃなくて、入庫。つまり「箱の中に入る」。
「大家さん募集」にして、「入庫募集」とはこれいかに……。
ひょっとしたら、これ、「大家さん」 イコール 「箱の中に入る人」を募集しているということじゃないのでしょうか……キャー! キャー! キャー!

月6800円のお手当で、収納・保管されちゃう大家さん。
いや、「月6800円~」とあるからには、“ご主人様”へのその後のご奉仕による満足度によって、お手当が増額される可能性もあるということなんですね。
しかし、唯一気になるのは「24時間OK」の文字。
いったい、24時間、ご主人様に何をされるのかと思うと……キャー! キャー! キャー!

ねえ、ねえ、お願いだからキミを合法的に監禁させてよ。
ううん、心配はいらないよ。だって、ホラ、キミはぼくにとっての大家さんなんだよ。
だから生活の心配なんてもういらない。キミは一生、このボックスに入っているだけでいいんだ。
ああ、これって「ボクシング・ヘレナ」だよね。
そうか、君はミステリ小説の方が好きなんだったね。
だったら『魍魎の匣』の方がいいかな。日本人形みたいな可愛い顔してるしね。
ホラ、お願いだから「ほう、」って言ってみてよ。
ねえ、ねえ。ホラ、お・願・い。

きっと、この看板には、そうした熱い思いが込められているに違いありません。
ほう、

ちょっとお昼ご飯、のはずが18時間で980キロのドライブに

そうだ、お昼ご飯食べに行こう。
……などと、まるでJRのCMのキャッチコピーを劣化コピーさせたような思いつきに始まった週末の朝。

ネットで調べてみると、おお。
秩父の方で、“街おこし”のために「わらじカツ丼」なるメニューを考案したとの情報をゲット。
秩父方面だったら近いぜ、よし、今日のお昼ご飯はここで決まり!とクルマに乗ってお出かけしたのですが、どうも高速道路で行くと到着予定時間が中途半端なんですね。
そんな訳で敢えて下道で行くことにしたのですが……ウエー、これがもう大失敗。
メチャクチャ混んでいるんですよ、横浜の上あたりって。

結局、「わらじカツ丼」の街に到着したのは午後2時半。
家を出てから5時間経ってますよ。
ほとんどのお店がもうお昼の営業時間を終えてシャッターを締めているなか、唯一、ぶっ通しで営業している「鹿の子」さんにお邪魔しました。
唯一営業していた「鹿の子」
もちろんお客さんはぼくひとりで広い食堂を独り占め、貸切状態なんですよ。
注文したわらじカツ丼が程なく運ばれてきました……って、何コレ!?
「わらじカツ丼」はそのカツの量に、フタができません
フタが閉まりきっていません!
(これがデフォルトなんですってよ、奥さま)

閉まりきっていないフタを開けると、“わらじのような”大きなカツが2枚、ドーン、ドドーン。
“わらじのような”カツが1足分、ちゃんとご飯の上にのっています
そうなんです、よくお肉のことを“わらじのような”と例えますが、ここの「わらじカツ丼」はちゃんとわらじになぞらえて、1足分、2枚がご飯の上にのっているんですね。

食べ方もちゃんと女将さんがレクチャーしてくれました。
「そのままだとご飯が食べられないから、カツをまず1枚、フタの上に避けておいてからどうぞ」
こ、こうですか……。
カツをまずは1枚、フタの上に避けてからおもむろにいただきます

ではいただきます……うおぅ、これはメチャクチャ、ンマーイ!
通常のカツ丼と違って、玉子でとじてないから物足りないかなと思っていたのですが、いえいえ。
カツがしっかりとしていて、メチャクチャお肉の味が引き立っていておいしいのです。
また、見た目では判りづらいのですが、カツには、このお店特製のダシをくぐらせてあって、あっさりとした味付けがされています。
そう、ダシをくぐらせているだけなので、衣はさっくりとしていて、これがまたえぐすぎずにさっぱりとしているのですね。
「2枚もカツがあったら重いかな」と思っていたのですが、いえいえ、渾然一体の見事な“あっさり”感のハーモニーで、あっという間に食べてしまいました。
うはー、ごちそうさまでした。

食後に、「運動しなくちゃ」との危機感から、街なかを歩いてぐるっとひとまわり。
街はずれ神社があり、その敷地内ではなぜかシカが飼われていました。
このシカには、餌を1袋50円で購入して自由にやることができるので、彼らもニンゲンがきたら「あ、エサがやってきた」と反応し、「ちょうだい、ちょうだい」とおねだりするのですね。
「エサ、ちょうだいちょうだい」とおねだりするシカ
が、ニンゲンがエサを持ってないことが判ると、とたんにお愛想をやめ、「チェ、ケチくさい奴」とそそくさと離れ、二度と戻ってくることはないのでした。
現金なシカども……。
エサを持っていないことが判ると、とたんに愛想のなくなるシカ

あとメチャクチャ気になったのは、この強気の営業をするお店なんですよ。
メインストリートの商店街にあったのですが、この張り紙……
随分と強気の営業姿勢で羨ましいお店

お客様各位
毎度御来店頂きまして
誠にありがとうございます
9月の営業日は
9/12(土)13(日)

よろしくお願いします

「毎度御来店頂きまして誠にありがとうございます」って、わざわざ店まで来たお客様に向けたアピールですよね。
そのお客様に向かって「9月の営業日は9/12(土)13(日)」って……結局、「出直してこい!」ってことなんですよね。
それでなくても1ヶ月に2日間だけの営業だし、なんだかいろんな意味で羨ましいお店だったのでした。

さて、そんなこんなで時刻はもう夕方の4時ですよ。
早く帰りましょう……と、今度こそ高速道路に向かったのですが、ついつい、「道の駅」を見つけてしまうと、トイレ休憩のついでに、アイスクリームなんて食べてしまっています。
夢中でアイスクリームの写真を撮っていたら、あまりの蒸し暑さにすぐ溶け出してしまって、このあと、ぼくの手はベトベトのグチョグチョの大惨事となったのでした。
アイスクリームの写真を夢中で撮っていたら、このあと、エライことになってしまったのでした
アイスクリームは買ったらすぐに食べないと行けませんよね!
すみません。

ベタベタする指でハンドルを握り(手を洗っているのですが、なんだか精神的に)、ようやく辿り着いた関越自動車道。
すると……ウガー! なんということでしょう!
東京方面はかなりの渋滞ですよ。
なんか、こう、渋滞という言葉に恐れをなしてしまって、つい、反対方向に向かってしまいました。
新潟です。

いくら高速1000円だからといって、アホですな。アホですよ。
しかし、向かってしまったものは仕方ありません。
とにかく新潟を目指して進んでいると……ちょっとお腹空いてきたかな。
さっきわらじカツ丼を食べたばかりなのに、もう晩ご飯のことを考えているんですよ。
ちょうど通り掛かった谷川岳パーキングエリアで、いつものモツ煮込み定食を食べることにしました。
谷川岳パーキングエリアのモツ煮込み定食
すると……「閉店のため、食堂のカウンターは閉めさせていただきますが、スペースは空けていますのでごゆっくりどうぞ」。
このとき時刻は19時半。
営業時間なんて全然気にしていませんでした。ちょうど閉店時間に来てしまったようなんですね。
ギリギリセーフで晩ご飯にありつけたのですよ。

このように、何も考えずに高速にのっていても、なかなか運がよかったようです。
新潟県に突入すると、花火がドンドコ上がっているのが目に入ったのですね。
ちょうどそこにあったサービスエリア(越後川口SA)に入ると、花火会場まではやや離れているものの、間には何も遮るものがなくて、サービスエリアの展望台が特等席なんです。
このサービスエリア、花火会場のある方面に向けてひらけているからか、同時に4箇所で行われていた花火がよく見えて素晴らしいのです。
なかでも圧巻だったのは、一番の近場である会場で、5発の花火を同時に打ち上げられたとき。
会場まで離れているここでもまわりが明るくなるほどの大迫力で、サービスエリアで見ていた人たちからも、期せずして歓声と拍手がわき起こっていました。
カメラがいつも持ち歩くコンパクトしかなかったので、迫力が全然伝わらないのが悔しい!
たまたま高速にのって、たまたま見ることができた「おぢやまつり花火大会」

新潟方面にドライブに行くことがあるのでしたら、この花火大会、とってもとってもオススメですね。
調べてみると、「おぢやまつり花火大会」というものだそうです。
るるぶのホームページによると、

  • 開催時間は、19時30分~21時30分(2時間も!)
  • 打ち上げ数は、7千発
  • 最大号数は、20号玉(5発同時打)

なんだそうです。
これはぜひ、ドライブプランの「サプライズ企画」としていいかもしれませんね。

……そこからあとは気持ちいい、夜のドライブ。
窓全開、屋根全開で、ゴーゴー吹きすさぶ風の音をBGMに、新潟から長野、山梨から中央高速にまわり、自宅には午前3時半、無事に到着しました。
ちょっとお昼ご飯を食べに出たはずなのに、18時間、約980キロのドライブって……いったいなぜなんでしょうか。

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