カツカレー焼きそばを食べに福島へ

ネットで、福島県に“カツカレー焼きそば”なるものがあることを知ったのです。

“カツカレー焼きそば”!

カレー焼きそばだったら、まだ想像が付くのです。
ソースの代わりにカレー粉を投入して「カレー風味の焼きそば」でしょ?
ただそこに「カツ」が付くのですよ。それはいったい何かというと……Oh~。
なんと、普通の焼きそばにカツをのせ、さらにカレールーをそのままぶっかけるという、まさに「ライス」が「焼きそば(しか普通の味付け)」に置き換わったものなんですね。

ああ、気になりますよ、気になります。
そのB級テイスト。
福島のどこかしら、と調べてみるとありゃま。
クルマだと4時間半ほどで行けるそうなんですよ。
そんな訳で、思い立ったが吉日、福島に向けて出発したのでした。

が、しかし。
張り切って早く出発しすぎました。
お店は11時からなのに、カーナビの到着予定時刻は10時過ぎって出ているんですよ。
1時間も何をしろというのですか。
(そりゃ、まあ4時間半で付くと判っているの、朝の5時半なんかに出たぼくもぼくなんですが)

早く着きすぎないよう、サービスエリアやパーキングエリアになるべく立ち寄るようにしています。
が、東北道のサービスエリアやパーキングエリアって、かなり危険なんですよね。
何しろ「佐野ラーメン」「宇都宮餃子」「喜多方ラーメン」といったメニューが普通にゴロゴロしていて、かなりそそられるのですから。 もう何度、「ここで餃子食べてしまおうか」「いや、ラーメンもいいなあ」などと誘惑に負けそうになったことか。
いかんいかん、こんなところでラーメンや餃子なんて食べている場合ではないのです。
ぼくには、カツカレー焼きそばがあるじゃないですか!
そう自分に言い聞かせ、いいにおいを断ち切るように店の外に出ると、わーわーわー!
こんなご褒美が店の外でぼくを待っていたのです。
ぼく、ちゃんと待ってるの
ゴールデンレトリバーのゴルちゃんですよ!
店の外で、おりこうさんに待ちイヌしているんですよ。
近くに飼い主がいないのに、無防備に思いっきり頭を撫でさせてくれるんですよ。
カワイイやつなんですよ。
フフフ、ラーメンや餃子なんて食べていたら、こんなゴルちゃんとの出会いはなかったのですね!
(しかも、「食べなかったさらなるご褒美」として、自分のおみやげに宇都宮餃子を購入してるし)

制限速度ピッタリで、左車線をチンタラチンタラ走ること約340キロ、高速を降りてしばらく走ると、うお!
ナビの示す道が突然、まわりに何もない農道になりました。
北海道並みの真っ直ぐな道ですよ。
お店までの最終ストレートです

「ええ? この道で大丈夫……? ナビ、間違ってない……?」と恐る恐る進むこと約数分。
真っ直ぐに伸びる農道をどこまでも真っ直ぐ進んでいくと……ありました!
「印度カレー食堂」、間違いありません!
田んぼの真ん中に突如現われる「印度カレー食堂」
いやー、開けっ放しの窓からはオバチャンの元気な声が響いてきていますよ。
夜になったらきっとカエルの大合唱が聞こえてくるのでしょうねえ。
いいなあ、いいなあ、こんな環境。

一見さんらしくおそるおそる入っていくと、「いらっしゃーいっ!」とオバチャンの元気な声に迎えられて、ホッと安心。
ここで念願のカツカレー焼きそばを頼んだのでした。
が、店内のメニューを見ていると……おお!
なんとこのカツカレーは、他のメニューにも共通している“シリーズ”になっているのですよ。
「焼きそば」の他にも、「カツカレーチャーハン」や「カツカレーラーメン」なんてあるんです。
うひゃー、こっちもメチャクチャ気になるー。
もちろん、普通のカツカレー(ライス)もありますよ。
店内にいた、他のお客さんが大体頼んでいたのは「カレーライス」のようでした。
うーん、やっぱり「カツカレーシリーズ」は、地元民は敬遠するB級テイストなのかな(ドキドキ)。

待っている間に、店内にあった「福島民報」など読んでみます。
「フフフ、地元民みたいだぜ」とひとり悦には入るぼく。
福島にきた証拠になる? 店内にあった「福島民報」
そうだ! この新聞を読んだ証拠を残しておけば、ちゃんと「福島にきていますよ」というアリバイが成立するのでしょうね。
念のため、写真に撮っておきました……って、別にアリバイが必要になるようなことは何もしてませんが。

で、「お待ちどうさまー」とオバチャンが持ってきてくれました、カツカレー焼きそば。
これが夢にまで見た(ホントか?)カツカレー焼きそば
お味の方ですが、カレーの味はよくも悪くも「家で作るカレー」ですね、これは。
レストランのような独自のカレーと言うことではないのですが、なんというか懐かしい味。
ニッポンジンなら誰もが「懐かしい」って感じるであろう、“お母さんが作るカレーの味”がするんです。
奇をてらったりすることのない、真っ直ぐストレートの「ニッポンのカレー」。
それも次の日に食べる、あのまったりとしたコクがある旨いカレーなんですよね。

そうか。「印度カレー」という言い方って、昭和の時代のカレーのテイストなんですよね。
だからまさに「昭和の時代のカレー」と言うべき味わいなんです。

上にのせられてあるカツも、注文を受けてから揚げているのですね。
だから、チェーン店なんかでよくある「カツもどき」ではなくて、本物の、アツアツの、ホクホクのカツで食べ応えが十分にあるんです。

噂に違わず、焼きそばには大量のキャベツに豚肉、そしてモヤシがたっぷり入っています。
メニューにも普通に「焼きそば」とありますから、これ、そのメニューそのまんまの「焼きそば」なんでしょうね。
……ということは、なるほど!
この「かつカレー焼きそば」って、「カレー」と「カツ」がトッピングの「焼きそば」メニューだったんですね。
うわー、なんと贅沢な一品なんでしょうか、これは。
B級テイストなんて言っていては罰が当たっちゃいます。
(と言ってもB級テイストという表現はまったく否めませんが ← どないやねん)

ただ残念だったのは、焼きそばの麺がちょっと柔らかかったことですかねー。
ぼく個人的には、焼きそばの麺は硬めの方が好きなんです……。すんません。

こうして、今日のお昼ご飯はちょっと福島まで行って、「かつカレー焼きそば」を食べてきたのでした。
そのまま家に帰ってきたのですが、本日の走行距離はジャスト700キロでした。
今日の走行距離は700キロ、納車から今日までの走行距離は、1ヶ月と1日にして3231キロ
昨日のブログ記事で、「納車1ヶ月で走行距離が2500キロになりました」と書いたばかりだったのに、その次の日にはもう3231キロになってしまいました……。