菅野よう子&シートベルツと仲間たち

さいたまスーパーアリーナにやって来ました。
さいたまスーパーアリーナの入口

これが初めてのスーパーアリーナ体験なんですよ。
ずっと、「初めてさいたまスーパーアリーナに行くときは、きっと格闘技関係のイベントを観に行くときなんだろうなあ」などと漠然と思っていたのですが、意外や意外、初のスーパーアリーナは、菅野よう子のコンサート、「YOKO KANNNO SEATBELTS「超時空七夕ソニック」~次回公演は22世紀を予定しております。~」です。
YOKO KANNNO SEATBELTS「超時空七夕ソニック」~次回公演は22世紀を予定しております。~

もともと「攻殻機動隊」ファンのぼく、今回は友だちの友だちということで、サインをいただいたりご挨拶させてもらったりしているOrigaを観に行くつもりだったのです。
調べてみると、会場はJRの駅のすぐそばということで、「だったら平日でも、会社帰りにチョチョチョイと行けるよね!」。
そう考えていたのですが、実際に来てみると……遠っ! メチャクチャ遠いのですよ。
東京駅からでも45分も掛かってますやん!
ということは、ここから家に帰ろうと思ったら……うひゃあ、1時間15分も掛かるのですか。

でもライブそのものはメチャクチャ素晴らしかったのですよ。
まずオープニングで映像が流され、これまでアニメ作品に提供してきた曲を年代別にまとめて一気出し。
ここでもう観客の心は鷲掴みですよ。
そして、場内が暗転し(観客が持っているルミカライトで、まるで客席が海のように広がって見えて「スッゲー」)、コーラスとして歌姫5人(坂本真綾、中島愛、May’n、山根麻以、Origa)が揃って登場です。
なんともぜいたくなオープニングですよ。
そしてサビの盛り上がりで、うひゃあー、菅野よう子が舞台上にせり上がって登場。
カッコいいったらありゃしません。

こうした演出はオープニングだけではなく、このあとも全般にわたってずっと続いていて、まったく飽きさせたり、中だるみしてしまったりということがないのですね。
ずっと「この曲はどうやったらカッコよく見せられるだろう」と考えに考え抜いた様子が目に浮かぶような細部までのこだわりの演出なのです。
もうずっと観客の心をガッチリ掴んで離さないのですよね。

実はぼく、始まるまでは「まぁ、所詮はアーティストを数多く寄せ集めただけの“派手さで売る”ライブなんでしょう? きっと方向性も内容もバラバラで、まとまりないんだろうなあ」なんて思っていたんです。
……ごめんなさい! 全然そんなことありませんでした!
演出のあまりの素晴らしさに感動のあまり、もう何回涙が出そうになったことか。

いや、これはもう演出の力によるものだけではないですね。
ステージ上には総勢150名もの人々が出演していながら(フルオーケストラやコーラス隊も含め)、きっちりと方向感が統一して、しっかりまとまっているんです。
これはもう演出というよりも、もっと目に見えない求心力が働いているからに他ならないと思うのですね。
その求心力って、当然、菅野よう子ですよ。
彼女がステージ上をかけずり回ると、“場の力”といったものがスッとついて回っている、そんな気配さえ感じるのですから。
あれだけ小さな身体の人なのに、かなり巨大なステージ上で走り回っても、そこにただいるだけでも、メチャクチャ存在感を醸し出していたのですよ。
パワフル、かつ十分なる存在感。
そりゃあ、あれだけの作品をドンドン紡ぎ出していってもおかしくないんだなあと実感したのでした。

ライブの一番盛り上がったところは、「マクロスF」関連のメドレー。
ううーん、マクロスってまったく知らなかったのですが、今もやっているのですか。
しかも、バックで流れていたあの絵、あれがマクロスなんですか……ウソでしょう……。
えー、今のマクロスってあんなにオシャレなんですか?
うわー、オジサンが知っているマクロスとは完全に別物ですよ、別物。
オジサン世代のマクロスと言えば「愛・おぼえていますか」ですよ、「愛・おぼえていますか」。飯島真理。
あの曲では、ここでまで盛り上がることなんてなかったと思うのですよ。
なのに、今回はマクロスのコーナーだけで、なんだかアイドルコンサートみたいになってしまったのです。
会場内の1万人全員が一体となって「スリー、ツー、ワン、キラ☆」
……うう、オジサンは恥ずかしくてできません……スンマセン。
イヤー、時代は変わったわい、とオヤジひとり感慨深くノリノリ。
(でもやっぱり「スリー、ツー、ワン、キラ☆」はできませんでした)

そしてフト気がつくと、キャー、もう22時ではないですか!
週末でもなんでもない、それどころか週初めに近い平日に、3時間コースはキツいっす。
しかもこれ、1万人が一度にアリーナを出ようとしたら、最寄り駅時間にたどり着くまでの時間がまったく読めません。
(さらに電車にはそれから1時間15分も乗って…)
そんな訳で、アンコールの最後っぽいところで途中退場してしまいました……。
しかし後で聞くと、まだまだアンコールは続いており、最後にはなんと、菅野よう子自身が歌ったのだとか(シークレットゲスト「ガブリエラ・ロビン」として歌った模様)。
うわーん、それはそれで悔しい。
でも、最後までいたら退場時の人ごみの多さに、駅まで20分も掛ったというし……早く帰って正解だったと思いこもう。
それで、DVD化された暁にはゆっくりと見直すのだ!
……と思っていたら、ウギャァァァァ!
なんと今回のこのイベントは、DVDになる予定はないそうです。マジッすか……。
Oh、Noooo~!

ということで最後に、ネット中のあちらこちらをかけずり回って見つけてきたセットリストです。
丸写しさせてもらいました。ありがとうございます&どうも申し訳ありません。

01. 宇宙船着陸 Opening ~トルキア(cho:May'n, 中島 愛, 坂本真綾, 山根麻以, Origa)
02. innner universe(vo:Origa, cho:坂本真綾)
03. ライオン(May'n, 中島 愛)
04. player(Origa, 山根麻以)
05. Want it all back(山根麻以)
06. What planet is this ?!(Seatbelts)
07. 地球共鳴(Seatbelts, May'n, 中島 愛, 坂本真綾, 山根麻以, Origa)
08. piano solo(菅野よう子)
09. タチコマの家出(菅野よう子)
10. はとどけい(菅野よう子, バカボン鈴木, MATARO)
11. Cat Blues(Seatbelts)
12. be human(Scott Matthew)
13. tune the rainbow(坂本真綾)
14. VOICES(中島 愛)
15. ダイヤモンドクレバス(May'n)
16. gravity(坂本真綾)
17. THE GARDEN OF EVERYTHING(坂本真綾, Steve Conte)
18. Could you bite the hand(Steve Conte)
19. Call me Call me(Steve Conte)
20. 約束はいらない(坂本真綾, ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)
21. 射手座☆午後九時Don't be late(May'n)
22. 星間飛行(中島 愛)

【超特盛りメドレー】
23. Genesis of Aquarion (May'n)
24. What 'bout my star?(May'n, 中島 愛)
25. ~bless the little queen~(中島 愛)
26. 私の彼はパイロット(中島 愛)
27. Welcome To My Fanclub's Night(May'n)
28. プラチナ(May'n, 中島 愛)
29. rise(Origa)
30. インフィニティ(May'n)
31. ヘミソフィア(坂本真綾)
32. beauty is within us(Scott Matthew)
33. ELM(ORIGA, Scott Matthew)
34. 奇跡の海(intro)
35. After in the dark(intro)
36. RAIN(Steve Conte, 山根麻以)
37. 蒼のエーテル(中島 愛)
38. Gotta knock a little barder(山根麻以)
39. 指輪(坂本真綾)
40. THE REAL FOAK BLUES(山根麻以)
41. Blue(vo:山根麻以, cho:坂本真綾)

【アンコール】
42. Yo pumpkin head(Seatbelts)
43. Tank!(Seatbelts)
44. ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団メドレー
 ・Vision of Eascaflone
 ・White Falcon
 ・Flying Dragon
 ・地よりはずめと
 ・High Spirit
 ・Dance of Curse
 ・Shiro, Long tails
 ・Dog Fight
 ・Vision of Escaflone
 ・Story of Escaflone
45. SMS小隊の歌 ~あの娘はエイリアン(ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)
46. アナタノオト(中島 愛)
47. EndTitle ノスタルジーナ(ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)
48. Moon(菅野よう子 as Gabriela Robin, ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)