子供たちがボッコボコに

街なかをドライブ中、ある住宅街の交差点で信号に引っかかったときのこと。
停車中にふと横を見ると、そのお宅のフェンスに「ぼこぼこキッズクラブ」なる貼り紙があたのですよ。
「ぼこぼこキッズクラブ」の案内が張り出されてありました

ぼこぼこキッズクラブ……?

「ぼこぼこ」と「クラブ」の繋がりで連想されるって……これ、もしや「ガチンコ」?
そうですよ、「ガチンコ」ですよ、「ガチンコ」。
TOKIOのメンバーが司会を勤めていたTBSの番組。
そのガチンコの数ある迷物企画のなかでもピカイチだったのが「ガチンコファイトクラブ」ですよね。
元プロボクサーの竹原慎二が、どうしようもない荒くれヤンキーばかりを集めて熱血指導するボクシングジム。

「ぼこぼこ」と「クラブ」と来れば、もうこの「ガチンコファイトクラブ」をおいて他ならないでしょう。
しかも、今回は“キッズクラブ”というからには、登場人物は子供たちばかりなんでしょうね。
いわば「ガチンコ」と「からくりテレビ」の豪華なコラボレーション企画ですよ!
(そういえば、どちらの番組もTBSだから問題ありません)

度重なる飲酒と喫煙で幼稚園を強制退園させられたヤンキーの子どもたち。
(もちろん、彼らの後ろ髪は意味なく長い)
そんな問題園児である彼らが一同に介するやいなや、早速「何だ、コラ」「オ? やんのか、コラ?」「上等だ」とハードな争いが始まり、前途の多難さを思い知らされる。
スタッフの手で彼らは、竹原慎二の待つ「ぼこぼこキッズクラブ」に練習生として入門した。
しかし、そこでも彼らは「練習生同士の不和・対立・争い」、そして脱走と、不始末に次ぐ不始末を際限なく繰り返す。
ついにはジムの存続まで危うくなるものの、そこはTBSの根回しと台本どおりにコトが進む。
そして運命の日となるプロテスト受験の朝を迎えた。
後楽園ホールで運命のゴングが鳴らすのは、キミだ!……とまあ、そんなストーリーを想像していたんです。

そうしたら……え? ええっ!?
「ぼこぼこキッズクラブ」とばかり思いこんでいたのは、よくよく見ると……
“ぼこぼこ”ではなくて、「ぽこぽこキッズクラブ」なのでした
「ぽこぽこキッズクラブ」なのでした。
(しかもボクシングジムでも何でもなく、単なる育児サークルだし……)

それまでぼくの頭のなかでは「竹原慎二とヤンキーたち」が大暴れしていたのですが、「ぽこぽこキッズクラブ」であると判ったとたん、いつの間にか島木譲二が大暴れしていたのでした。
(それは「ポコポコヘッド」)