本屋でトイレットペーパー

本屋さんなのに、平台にトイレットペーパーが山積みなんです。
本屋さんにトイレットペーパーが山積みですよ

というのも、これ、鈴木光司の新作で『ドロップ』という作品が中に印刷されてあるそうなんですが……

これでケツ拭いてもいいのでしょうか?

ちょっと……どころか、かなり抵抗あるんですよ。
印刷されている内容が“ホラー”だから、そんなものでケツなんて拭いたら罰が当たりそう……とか、そういう訳じゃないんです。
そもそもトイレットペーパーに、こんな人の顔なんて浮き出ているんですよ。
このヒトの顔でケツを拭けますか?

このヒトの顔でケツを拭くのですよ。
ヒトの顔でケツを拭くって……あなたはそんなこと、できますか?
……グワー、ぼくにはそっちの方の趣味はありませんので、絶対にできませんです。

あ、それともロール本体にはこんな顔は印刷されていなくて、ただ、本文だけが印刷されているとか?
それだったら安心してケツも拭けますね!
(って、ずっとケツが拭けるかどうかの心配ばかり ←だってトイレットペーパーなんだもん)

しかし、文章はいったいどう印刷されているのでしょうね。
向きがあると思うのですよ。
ロールが、使用者から向かって右に設置されるのと、左に設置されるのと、正面に設置されるのとでは、文章の流れ方をペーパーの引き出す方向にあわせる必要があると思うのですが……。
そう思いながらよくよく見てみると……あれ?

本文が透けて見えてました
顔の部分から文字が透けて見えてるー!

この方があまりに色白のため、顔面に中身の本文が透けて見えていたのでした。
アナタ、これじゃまるで耳なし芳一だよ……。

でも、これで文章の方向がよく判りましたよね。
「ペーパーを引き出す方向に対して、縦書き」ですね!
トイレットペーパーが、使用者から向かって「右」に取り付けられていようが、「左」に取り付けられていようが、真っ正面から引き出すのと同じ方向の「縦方向の縦書き」なのです。

そして、さらにその後、情報をいただきました。

原稿用紙5枚程度のショートショートですし、ちゃんと番号も振ってあるので、
紙が物語の途中でも、カラカラっと出せば、またすぐに冒頭になりますよ。

とのことです。
なるほど!
もし前の使用者が中途半端なところで読み終わっていても、大丈夫ですね!

……と思ったところで、あれ?
ここでさらに新たな疑問が。

ロールの最後はどうなっているのでしょうか。

ちゃんと物語が終わったところで紙がなくなっていればいいのですが、肝心のオチに至る前に紙が終わってしまったら……嗚呼。
そして、新たなペーパーを補充しようとしてトイレットペーパーの予備がないとしたら……嗚呼。

これはホラーな体験だ。