こんなとこでラブ

オフィス街のド真ん中、オフィスビルの入口にラブラドールレトリバーのラブがいたんですよ。
ビルの入口に座り込んでいるラブ

何してるのでしょうね。待ちイヌとか?
しかしここって、スーパーとか喫茶店じゃないんです。オフィスビルの入り口なんです。
だから待ちイヌということはあまり考えられないんですよねえ。

いや、しかしここにラブがいることは明らかな事実なのです。
ということは、やはり待ちイヌであるということも考えられる訳で……。
とすると、やっぱりこのラブを連れているのは“外回りの営業マン”なんでしょうか。
外回りがてら、ラブのお散歩もするのです(いや、“お散歩がてら外回り”なのかも)。
その散歩の先で、お客さんのところに立ち寄って商談ですよ、商談。だって営業マンなんですもの。
その間、このラブは営業マンが商談を終えて出てくるのを待っているのかもしれません。

それとも、オラクル社のような社員犬?
普段はこのビルに入っている会社で飼われているワンコが、今日のいい天気の下、日向ぼっこさせられているとか。

おとなしくちょこんと座って、とても(“ラブ”だけに)ラブリーなんですが、その存在はナゾなんです。

しかもこのラブ、つながれているようで、よくよく見るとアララ?
散歩ひもの持ち手部分(輪っかのところ)が、ただ単に傍に置かれたペットボトルに引っ掛けてあるだけなんです。
ビルの入口に座り込んでいるラブ
つないでいる意味、ありません……。

といってもこのラブ、とってもお利口さんだったので(ぼくがずっと触っているあいだも、ゴルのように変に興奮して大はしゃぎすることなく、クールに触られるがまま)、そもそも散歩ひもでつないでいる必要ないんですね。
でも、やっぱりこのご時世、“放し飼いのまま放ったらかし”ではアレなので、とりあえず形だけでも……と、ペットボトルに輪っかをひょい。
……ホントか?

やっぱりすべてがナゾのラブなのでした。