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電車は歌うよ

このあいだのこと。
会社の友だちと晩ご飯を食べに行き、その帰り、一緒に京急電車に乗ったんです。
すると、たまたま到着した車両が「歌う電車」だったんですよ。

(YouTubeで一番きれいに音が入っていたものを勝手に掲載)

発車するときに“♪ドーレミファソラシドォォ、ラァァァ”って歌う電車なんですよ。
もうこの「歌う京急電車」が大好きで、大好きで、ホント、仕方ないんです。
どれほど好きかというと、おかずがなくてもこの「歌う電車」だけでご飯をどんぶりに3杯は軽くいけますよ(無理です)。

でも、やって来た車両が「歌う電車か」「そうでないか」は、これ、発車するまで判らないのですね。
何しろ歌うのは、発車するときだけなんですから。
で、乗ってから、発車するときに外からかすかに“♪ドーレミファソラシドォォ、ラァァァ”と聞こえてくると、「やった、大当たり!」。
喜んでいるんです。

で、この日も、ついついいつものように発車時に耳を澄ましていると、外からかすかに聞こえてきた“♪ドーレミファソラシドォォ、ラァァァ”。
やったね! 歌う電車だよ!
メチャクチャ嬉しくなって、隣に立つ友だちに「ラッキー! これ、発車するときに♪ドーレミファソラシドォォ、ラァァァって歌うヤツだったんだ!」とテンション高く言うと、その友だち、「あ、そう? 全然気が付かなかった」。
うーん、まあ、外から聞こえてくる音なんて、普通聞いてないですよねえ……残念。

ぼくが横浜に来て、最初に衝撃を受けたことが、この「歌う京急電車」だったんですね。
初めてこれを聞いたときは、てっきり駅のチャイムかなにかだと思っていたんです。
しかしそれにしては、駅のなかではなく、電車の方から聞こえてくるし。
だったらアレだ、電車が「発車しますよ、危ないよ」という注意をホームにいる人に向けて呼びかけているんだ。
そう思っていたんですね、しばらく。
すると、まさか、これ、モーターの始動音だったとは……もうビックリだったんです。
普通、モーターってウイーン……って動きだしますよね。そういうもんだと思っていたんです。
しかしこの電車のモーターは、“♪ドーレミファソラシドォォ、ラァァァ”と歌うんです。
もうなんというメルヘンの世界なんだ。

これ、ドイツ製のモーターらしいのですが(ということは、ドイツの電車は発車時、あちことで“♪ドレミファソラシド~ラ~”と歌っているのでしょうか)、最近の京急電車の車両は、どうやらこのモーターの使用をやめていっているのだとか……。
ああ、それでなのか。
確かに以前に比べると、京急電車が発車時に歌っているところを見ることが少なくなっているような気がしますねえ……。

(*゚∀゚)=3 ハフンハフン しながら待ってます

試乗車という狭い密室空間で、何度も何度も濃厚接触を繰り返したディーラーの営業マンから、待ちに待ったメールが届いたのですよ!
(しかし“濃厚接触”っていつ聞いてもエロいな……)

お待たせしております。

登録手続きは本日完了いたしました。
車検証とナンバーが6月1日にお店に到着予定です。
(横浜302 ▲ ●●-●●)
車の到着は6月8日(月)になります。
届きしだい各種オプションの取付をしますので、
6月11日(木)大安 の納車予定はいかがでしょうか?

大安! 吉日! いやーん……。
そう言えば「大安に新車を納車」って聞いたことありますねー。
ディーラーには、ちゃんと暦が常備されているのでしょうか……。
でもぼくは、“縁起を担ぐ”なんてまったく考えてなかったのですよ。
もう仏滅でも友引でも何でもいいんです。1日でも早く前倒しで納車してくれたら、メチャクチャ嬉しいのです!
(*゚∀゚)=3ハフンハフン

ああ、そうか。
このディーラーは火曜日が定休日なんですよね。つまり6月9日がお休み。
だから実質、オプションの取り付け作業ができるのは、車がお店に到着した6月8日(月曜日)と休み明けの6月10日(水曜日)の2日間。
しかし車の到着が6月8日のいつになるか判らないから、予備日として水曜日を用意した……と。
嗚呼、ぼくがここに座るようになれるまで、まだ2週間もあるじゃないですか。
試乗車ではあるのですが、憧れの運転席
待ち遠しいったらありゃしません。

そんな訳で、今日はもう、ずっと (*゚∀゚)=3ハフンハフン しまくってます。

プロジェクトA(有吉佐和子)、始動

遂に「プロジェクトA」が始動したのですよ。
始動した「プロジェクトA」

「プロジェクトA」といっても、ジャッキー・チェンはまったく関係ありません。
正式名称は(どうやら)「プロジェクトA(有吉佐和子)」といいます。
猿岩石も関係ありません(有吉違い)。
熱いメッセージが響いています

そんな訳で、ぼくも微力ながら

ある日、ミステリにはまったく興味がない友人から「これ、絶対にハマるから」と、有吉佐和子『悪女について』を勧められたのです。
有吉佐和子って、あの『複合汚染』『恍惚の人』といった社会派の作品を書いた作家でしょ。しかもこれ、ノンフィクションじゃないの? 社会派路線を軸としたノンフィクション作品って興味ないなあ、ぼくが好きなのはミステリ小説だし……と戸惑っていると、「ミステリ好きだからこそ、絶対にハマるって!」。

あまりの強い勧め方に断りきれず、帰り道でつい、その『悪女について』を買ってしまったのでした。家に帰ると早速読み出したのですが……ウワ、何ですかこれ! スゴイのですよ、スゴイ!
ひとり興奮しながら、読む手が止められなくなったのです。まさに友人のいう「この本にハマってしまった」状態に陥ったのでした。

物語は、“希代の悪女”と呼ばれた女性の半生を描き出すものです。
しかし単なる伝記小説ではありません。実に27人もの関係者の証言だけで物語が構成されているのです。
下手するとこれ、ものすごく単調になってしまうのですね。インタビューの羅列なのですから。
しかし有吉佐和子は見事なストーリー展開を用意して、読者がページをめくる手を止められなくしているのです。

例えば、彼女の行為を傍から「彼女を尊敬する人間」と「彼女を嫌う人間」が観た場合、それぞれまったく異なった行為のように見えてくるのですね。当然、そのために彼女の評価も、ヒトによってまったく異なってきます。
物語は関係者の証言だけで構成されていますから、主人公の女性は一切登場しません。つまり読者に与えられる情報は、関係者の視点だけによる伝聞のみなのです。
しかもこの主人公の女性は、時と状況に応じて平然と嘘をつくのですね。
こうなってくると、読者にはいったいどれが彼女の本当の行動で、どれが嘘の行動なのか、区別がつかなくなってくるのです。

しかし。
この「どれが本当で、どれが嘘か判らない」という状態にこそ、ラストで明らかにされる“真実”を知るための大きな伏線が隠されていたのです!
物語はずっと女性主人公の謎の死を追い続けていたものの、その真実は、最初からきちんと我々読者の目の前に提示されていたのですね。

不自然にならないようにきっちりと計算しながら、その事実を大胆にも目の前にぶら下げ続けていた作者のマジックに、読み終わると知らず知らずのうちにサブイボが立ってしまったのでした。

そんなミステリ節が全開の有吉佐和子作品、“ミステリ小説の伝道師”であるときわ書房の宇田川さんなら当然お店のラインナップに揃えていますよね……とお伺いしたところ、ええっ、在庫がない!?
それはいけません、いけません。この本こそ隠れたミステリ小説の名作として、もっと世に広く問うべきです!とオススメしたところ、さすがは“ミステリ小説の伝道師”、動きが早い。『悪女について』ともう1冊の隠れたミステリ作品『開幕ベルは華やかに』をそれぞれ50冊も仕入れて、今回の「プロジェクトA(有吉佐和子)」を立ち上げたのでした。

皆さんもぜひ、全編にわたって有吉佐和子が仕掛けてくる構成の妙、緻密な計算のもとに組み立てられた構成の妙に、めくるめく思いを味わってください!

などとオススメ文を書かせていただきました。
こちらのオススメ文が記載された冊子も、まもなくときわ書房の本店で配布されるはずです。

有吉佐和子が繰り出す計算された構成のマジックに瞠目を!

このオ x x コ野郎!と言われたのかと思いました

総武線に乗ってお出かけをしていたときのこと。
浅草橋の駅で降りたところ、どわぁぁぁ!
何ということでしょうか、いきなり目の前に立ちふさがった金太郎がケンカを売りつけてきたんですよ。
ぼくがいったい何をしたというのでしょうか。
金太郎は、もうね、尋常とは言えない血走った目でぼくを睨み付けてきながら(しかも背後に、ホラー映画でしか見たことのないような巨大凶器を隠し持って……って隠せてないし)、エラソウな態度でこう言ったのです。たぶん。

Hey, You! Yes, you! F**kin' Japanese!
アメリカ式にケンカを売ってきた金太郎

……なんというのか、非常にアメリカナイズされた金太郎なんですよ。
だって「F**kin' Japanese!」って……どれだけアメリカンなんでしょうか。
(そう思えば、ホラー映画でしか見たことのないような巨大凶器を背後に隠し持っているスタイル(← だから隠しきれていませんって)だって、何となくアメリカンスタイルのような気がする)

ねえ、金太郎……。あなた、日本人なんでしょう?
まさかり担いでいるのでしょう?
熊にまたがってお馬の稽古なんでしょう?
だったらなぜ、「 F**kin' Japanese!」などと口汚く罵るのですか?
日本人なのであれば、せめて日本人らしく日本語で「このオ x x コ野郎!」と言うべきなんですよ。

もうね、それでなくても公衆の面前で口汚く罵られているのに、それもアメリカ式のスタイルで、しかも英語で……と、もうありとあらゆる意味で、ぼくは朝っぱらから金太郎に徹底的に屈辱を浴びせかけられているのですよ。
ああ、いけません、いけません。止めどもなく流れ落ちる涙。
もうこの世の仕打ちとは思えないほどの屈辱を受けたぼく。
そんなぼくを二重三重にも囲んでニヤニヤ笑いながら眺めながらているホーム上の野次馬たち。
ああ、どうしても悔し涙が流れ落ちるのを押し留めることはできませんでした。

ホーム上から溢れてしまいそうなほど集まった野次馬たちの列を「ごめんなさい、ごめんなさい」と押しのけ、立ち去ろうとした、そのとき……「あ?」。
なんと、この金太郎!
立てていたのは中指ではなかったのです!

立てていたのは中指ではなかったのです!

わー。
人差し指なんですよ、人差し指。立てていたのはお母さん指の人差し指だったのです!
そうです、金太郎は決して「 F**kin' Japanese!」などと口汚くぼくのことを罵っていた訳ではなかったのです!
ごめんよー、金太郎! お前さんはやっぱり日本の健康優良児だ!

……あれ?
すると、この金太郎はいったいこのポーズで何をいいたかったのでしょうか。
そもそも日本で一般的に行われるジェスチャーに、手の甲を向けて行う仕草などなかったと思うのですが……。
すると、やっぱり「F**kin' Japanese!」とぼくのことを罵倒するつもりだったけれど、立てる指を間違えただけか!
ああ、金太郎、やっぱりお前はいけ好かないヤツだったんだ。
(どないやねん)

こんなとこでラブ

オフィス街のド真ん中、オフィスビルの入口にラブラドールレトリバーのラブがいたんですよ。
ビルの入口に座り込んでいるラブ

何してるのでしょうね。待ちイヌとか?
しかしここって、スーパーとか喫茶店じゃないんです。オフィスビルの入り口なんです。
だから待ちイヌということはあまり考えられないんですよねえ。

いや、しかしここにラブがいることは明らかな事実なのです。
ということは、やはり待ちイヌであるということも考えられる訳で……。
とすると、やっぱりこのラブを連れているのは“外回りの営業マン”なんでしょうか。
外回りがてら、ラブのお散歩もするのです(いや、“お散歩がてら外回り”なのかも)。
その散歩の先で、お客さんのところに立ち寄って商談ですよ、商談。だって営業マンなんですもの。
その間、このラブは営業マンが商談を終えて出てくるのを待っているのかもしれません。

それとも、オラクル社のような社員犬?
普段はこのビルに入っている会社で飼われているワンコが、今日のいい天気の下、日向ぼっこさせられているとか。

おとなしくちょこんと座って、とても(“ラブ”だけに)ラブリーなんですが、その存在はナゾなんです。

しかもこのラブ、つながれているようで、よくよく見るとアララ?
散歩ひもの持ち手部分(輪っかのところ)が、ただ単に傍に置かれたペットボトルに引っ掛けてあるだけなんです。
ビルの入口に座り込んでいるラブ
つないでいる意味、ありません……。

といってもこのラブ、とってもお利口さんだったので(ぼくがずっと触っているあいだも、ゴルのように変に興奮して大はしゃぎすることなく、クールに触られるがまま)、そもそも散歩ひもでつないでいる必要ないんですね。
でも、やっぱりこのご時世、“放し飼いのまま放ったらかし”ではアレなので、とりあえず形だけでも……と、ペットボトルに輪っかをひょい。
……ホントか?

やっぱりすべてがナゾのラブなのでした。

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