巨大なクモのオブジェが歩き回る

先日参加したpotalive 神泉編vol.1『百軒のミセ』で、ようやく「ヤッピーとデート」のご褒美をいただけることになりました。
ありがたき幸せでございます。

そんな訳で待ち合わせの桜木町に行くと、尋常でない人出なんですよ。
皆がゾロゾロと揃って同じ方向に向かって歩いていきます。
なんだろうなあ……と思っていると、ああ、なるほど!
横浜開港150周年祭のプレイベントとして、「ラ・マシン」の巨大クモが今日から公開なんだそうですよ。
「わたし、クモ嫌いだから! 絶対にキライなんだから!」と言うヤッピーに、せっかくだから観に行こうよ!と半ば道路上を引きずるようにして赤レンガ倉庫にやって来ました。

おお、あれがそうなのね。
スタンバイ中の巨大クモ
意外にも小さいんです。
新聞やテレビなどで見ていると、なんとなく勝手に「赤レンガ倉庫をまたぐぐらいの大きさ」と想像していたのですが、いえいえ、全然そんなに大きくはないです。

11時30分、拍手が起こりました。
桜木町駅前の案内所では「本日11時30分~ ラ・マシン「巨大クモ」」とあったのです。
うーん、時間ピッタリ。
いよいよ始まるか……と待ち構えていたのですが、全然動き出す気配がありません。ありゃ?
何も起こりません。
それから待つこと30分。ようやく人が巨大クモに乗り込みました。
その後ろでは、演奏する人たちを乗せたゴンドラがリフトアップしています。
ようやくクモに人が乗り込み、人が現われ始まる気配が……中の巨大クモ
ああ、なるほど。
案内書で書かれてあった「本日11時30分~ ラ・マシン「巨大クモ」」とは、11時30分から始まるのではなく、「11時半から準備を始める」と言うことだったのですね。
例えて言うなら「11時30分:開場、12時:開演」みたいな感じでしょうか。
すっかり騙されたぜ。

しかし大きさは想像よりはるかに小さかったとはいえ、そこは巨大クモ。
間近で観るとメチャクチャ迫力があります。
ようやく動き出したラ・マシンの巨大クモ
ゴンドラでリフトアップされた演奏者が繰り出す生演奏をバックに、大きく伸びあがった巨大クモは手足をブルンブルン動かし、ものすごい勢いでクモの糸を大量に吐き出すのですね。
このクモの糸が、まるで雪吹雪のようにとても幻想的なんです。
クモの糸を大量に吐き出しているところ
もうウットリですよ、ウットリ。
また時折、お尻から水を吹き出しています。
お尻から水を吹き出しています
こっちの方がクモの糸っぽいですねー。

やがて、ひととおりパフォーマンスを終えた巨大クモは満足そうに、赤レンガの向こうへと移動していきました。
どうやら今日は赤レンガ倉庫から新港方面に向かってパレードをするそうなんです。
そして巨大クモは去っていきました
なるほど、歩き回る仕掛けは、そうなってるのかー。

いやー、キレイでよかったねー、面白かったー……と赤レンガ倉庫から出ようとしたところで、まわりの観客全員が騒然。
なんとクモが吐き出した「クモの糸」が髪の毛や洋服にこびりついてなかなか取れないのですよ。
いや、「クモの糸」といっても、単なる糸くずなんです。別にベトベトするものでも何でもないんです。
しかしなかなか細かい糸くずなので、一度髪の毛や洋服にひっついたら取れないのですよ。
髪の毛についたクモの糸を払おうと、頭を掻きむしっている観客の姿がアチコチにいます。
うわ、皆が皆、金田一耕助になっちゃったよ……。

事前には、係員のお兄さんがくどいくらいに「予告なく霧状の水を噴出いたします。ご注意ください」と呼びかけていて、本番中にもずっと同様の注意が記された看板が掲げられていたんですね。
ラ・マシンの巨大クモを観るときのご注意
だから水しぶきだけは用心していたのです。
しかしその水は全然掛からなかったのですよ。
水よりも糸くずの方が大迷惑ですって。

ラ・マシンの巨大クモを間近で観る方は、ぜひ、雨合羽の着用をオススメします。