年に一度のご開帳、大手町ビルの観音さま

4月17日、今年もやって参りましたよ、大手町ビルヂング屋上の開放日が。
……あ、いやいや、別に屋上が開放されるのではありませんでした。
屋上に安置されている観音さまのご開帳の日なんですね。
うーん、一度でいいから、屋上のベンチで弁当を食べ、隣でバレーボールをするOLちゃんにボールを拾ってあげて、そこから始まる恋のロマンスに身を委ねてみたい……(昭和イズム丸出しの妄想)。

そんな訳でお昼休み。
大手町ビルヂングの最上階に行くと、さらに普段は立入できない屋上への出入口に誘導されます。
屋上へと誘われます

屋上へと至る階段をトントントンと軽やかにのぼり、屋上への出入り口から一歩外に出ると……わー!
サラリーマン諸君、OLちゃんたちがメッチャ並んでますよ!
屋上は、もう既に列が並んでいたのでした

そうか、ついうっかり油断して、何も考えずに昼休みに来てしまったのでした。
いつもは13時半とか、そういった中途半端な時間に行くから並ばずにそのままお参りしていたんだっけ……と思いながら最後尾に並びます。
しかし、人気ラーメン店に列を作るのとは違い、単にお参りするだけだから進むのが早い早い。
あっという間に観音さまが安置されている部屋に入り、

あっという間にお参りできました。
お参りといってもお焼香するだけなのですね。
3回ほどつまんで「ナムー」。

「観音さまの部屋」を出ようとすると、出入口のところに受付台があり、お姉さんが「こちらをどうぞ」。
お供物をいただきます。
ちゃんとビルの大家さんである三菱地所の名前入りです。
お供え物としてお土産までいただきました

なかは榮太樓總本鋪の紅白まんじゅうですよ!
うーむ、さすがは榮太樓總本鋪。それぞれのおまんじゅうが丁寧に紙でくるまれているのですね。
白いおまんじゅうには普通のこしあん、紅いおまんじゅうには白のこしあんが入っています。
榮太樓總本鋪の紅白まんじゅう
今日のお夜食としておいしくいただきました。

またお供物とともに、この観音さまを設置した由来の説明も希望者に配られていたので、こちらもいただいてきました。
それによると、もともと大手町ビルヂングが竣工した昭和33年当時は、まだ戦後10年が過ぎたあたりということで丸の内も寂れていたらしいのです。
そこに3万3千坪という当時としては最大規模のビルヂングを造ることで、ビジネス街の復興の道を歩むとした当時の三菱地所社長の思いに、同郷の平櫛田中が同感して5年の歳月をかけ、昭和42年に完成させた観音さまであるとのことです。

屋上からの風景を見収めて、また来年くることにしましょう。
大手町ビル屋上から見下ろしてみる