どっちもどっちやねん

会社からの帰り道のこと。
駅に向かっている途中で、前カゴの部分をフタするかのように「ゴミ箱ではありません」と張り紙をしてある自転車を見掛けたのですよ。
ゴミ箱ではありません

あー、あるある。
よく、前カゴに空き缶やら弁当の食べガラなんかが突っ込まれている自転車でしょ?
ひょっとしてこの自転車も、それをやられたクチなのかしらん?

……いや、しかし。
ああいった「前カゴがゴミ箱にされた自転車」って、中高生たちがコンビニに寄り道をして、そのゴミを始末するのに「えーい、面倒だ」とばかりに通りがかりに置いてある自転車に放り込んでいっているのじゃないかしらん。
だから、そういった標的の自転車は、必然的に住宅街に停められてあるものなんじゃないかと思っていたのですね。
なのに、こんなオフィス街のど真ん中で、「前カゴがゴミ箱にされた自転車」を見掛けるとは……。

ひょっとしたら、これって、オトナになってもあのドキドキ感が忘れられないサラリーマン諸君が、残業食のときに生じた空き缶や弁当のガラを、「えーい、面倒だ」とばかりに会社前にある自転車に放り込んでいっているとか?
だったらこれはひとつ、「前カゴがゴミ箱と思われないような自転車」を考えないといけないよなあ、ヨッシャ、だったら微力ながらぼくもお手伝いさせてもらいましょ。
……そう思っていたんです。
実際、そのためのブログネタとして、アイデア1000本ノック状態で考え出していたんです、既に軽く5~60本ほど(ウソです)。

そしたら……うぁぁぁーっ!
「放置自転車禁止」の看板お前に堂々と放置中
なんとこの自転車、「放置自転車禁止」と書かれた看板の前に停められてあるのですよ。
(「放置自転車禁止」という日本語もツッコミどころ満載なのですが、それは今はさておき)

ひょっとしたら、この自転車の前カゴにゴミを捨てて行ってるのは、中高生(またはサラリーマン諸君)のイタズラではなく、「この場所に自転車を停めたらどうなるか思い知らせてやる」という、この場所の管理者からの警告だったのでしょうか……。
しかしこの自転車の主は、単なるイタズラとしか思わずにこんな張り紙をして対処したつもりになっている、と。

ああ、いやいや。
やっぱり「こんな場所に自転車を停めているから、ゴミを捨てられても文句言えないでしょ」と中高生(またはサラリーマン諸君)が確信的に行っているイタズラでなのでしょうか。

ああ、だから、それでなくても邪魔な放置自転車なのに、さらに前カゴがゴミの山となってしまって、怒りのあまりにこの場所の管理者の怒りに火を注いでしまって「思い知らせてやる」となり……(最初に戻る)。

ああ、モウいったい何がどうなってるんだか。