長嶋有『ねたあとに』サイン本は中にも気をつけろ

長嶋有のメールマガジン「有のドナタ」でも告知されていましたが、2月17日には長嶋有自身が都内各所の本屋さんをまわり、新刊『ねたあとに』にサインをされていったそうです。
丸善の丸の内本店にも来られたそうで、ジャジャーン、今日、お店に立ち寄って平台を見てみるとズラリとサイン本が並べられていたのですよ。
長嶋有と福永信のコラボレーション直筆POPの妙

今回のサイン本つくり行脚には、福永信も同行されていたそうです。
ははあー、なるほど。だから直筆POPは長嶋有本人だけでなく、福永信のものも一緒に並べられてあるのですね。
しかも、この福永さん、長嶋有がサインをしている間にこっそりと、本のなかに挟み込まれている「新刊案内」にサインやらメッセージやらを書きこまれていったそうなんですよ。

……マ、マ、マ、マジッすか、マジッすか。

ぬおー! それは面白い! メチャクチャ面白いじゃないですか!

長嶋有といえば、これまでにも福永信や、また山崎ナオコーラとコラボレーションサイン本でおなじみなんですが、今回はここでもまた、そんなコラボレーションを何気なく展開しているとは!
いやいやいや、なんて嬉しいハプニングなんでしょうか。もう鼻血ブーなのですよ。

そんな訳で、イソイソと本を手に取りまっすぐレジへゴウ!
いったいどんなコラボレーションなのでしょうか、もう辛抱たまりません。
レジのお姉さんには「シュリンク外してください!」「ビニールの袋は要りません!」「カバーはお願いします」とテキパキお願い。
お金を払って本を受け取ってお店の外に出た瞬間、もうこれ以上我慢できません。
入口の傍でアヤシクなかを観たのですよ。
(どれだけがっついているのだか)

まず、こちらが長嶋有のサインですね。
いつものように作品内の一文も添えられています。
作品の一節が添えられている長嶋有『ねたあとに』サイン本

そして、お楽しみの「新刊案内」には! 福永信は!
……あれ?
何も書かれてない中に挟み込みの「新刊案内」

確かに、本の中に挟み込まれてある「新刊案内」に福永信が書き込みをしたと聞いたのですが、ないんですよ、ない。まったく何も書かれていません。
ガガーン。ひょっとすると、ぼく、ハズレを引いたのか……。
ガックリしながらも、帯状に四つ折りされた「新刊案内」を広げると……これは!

何も書かれてないと思ったら、こんなところに書かれてあったー!
あったー!

なんと、「新刊案内」の長嶋有の新刊本のところに書かれてあったのでした。
そりゃそうだよなあ、関係ないところに書いても仕方ないものなあ……。
そう思いつつも、これは絶対に“コラボ”サイン本とは気付かれないよなあ……と心配に。
きっとぼくが死んだあとの遺品整理で、この本の中身もじっくり見られずに処分されたら……ああ、どうしましょう。
心配になってしまって、それでなくても睡眠不足なのに、ますます夜眠れなくなってしまうのです。