2008年を静かに振り返ってみる

2008年も残すところあと数時間ですね。
窓を開けてみても、いつもと違って街はメチャクチャ静かです。
部屋のなかでがなり立てているテレビがうるさかったので消してみました。
「しん」という音が聞こえてきそうなこの静けさのなか、明鏡止水の心境に達した今だからこそ、激動だった2008年を振り返ってみましょう。

【10位:ブログを移転】
ブログのサーバーの容量が思ったより早くなくなりそうだったので、もうちょっと容量の多いところに引っ越しました。
ついでにもう調子に乗って「備忘ログ・ドット・コム」なんてオリジナルドメインも取得しちゃいました。
引っ越しした直後、元サーバーでは容量が10倍に増えて泣きそうになってます。

【9位:お散歩ライブ「ポタライブ横浜編」に出演】
いつもお世話になっている高襟(Haikara)の青山るりこさんにお願いして、お散歩ライブ「ポタライブ」の横浜編に出演させていただきました。
パフォーマーのサエグサユキオさんとのユニット「横浜コンフォートボーイズ」として、イヌと遊んだり、ネコと遊んだり、商店街で買い食いしたり、スタントマンみたいって女子高生からキャーキャー言われたり……。
あれ? ぼくは何をやっているんだろう。
3時間半という超大作ながら、評判も上々で、3月に再演が決まりました。
ぜひ皆さん、春うららかなお散歩日和の3月に、また横浜の街をのんびりお散歩しましょ。

【8位:「ぼくのミステリな備忘ログ」が増刷に次ぐ増刷】
2007年に東京創元社から出版した「ぼくのミステリな備忘ログ」が静かに売れ続け、2008年の暮れには7刷となりました。
お買い上げいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

【7位:「ぼくのミステリな備忘ログ」がラジオドラマ化】
J-WAVEから「ラジオドラマを制作したいが、原作を使わせてくれないか」との打診がありました。
映像化が難しい“あの部分”ですが、ラジオドラマでしたら意外と何とかなりそうだと思い、OKしました……ウソです。「ぜひお願いします」とコメツキバッタのようにピョコピョコ頭を下げました。
収録日には局にご招待いただき、六本木ヒルズのスタジオに行きました。
しかし、なぜかヒルズ入口の自動改札みたいなやつが開かず、ガードマンに「ちょっとこちらへ」と別室に連れて行かれそうになりました。
プロデューサーが慌てて降りてきてくれ、事なきを得ましたが……。
なぜヒルズのゲートが開かなかったのかは、いまだに謎です。

【6位:「ぼくのミステリな備忘ログ」がドラマCD化】
J-WAVEの関係者がかなり力を入れていただいた結果、なんと、そのラジオドラマがそのままCD化されて発売されました。
発売イベントとして、渋谷のタワーレコードよりこれまた打診を受け、ミーハーなぼく、ホイホイと「ミステリとブログの融合」と題する対談に出席してしまいました。
しかしミーハーなくせにビビリなぼく、会場に入ったとたんにいっぱいいっぱいになってしまい、今となっては何を話したのか覚えていません。
(恥ずかしくて録音していただいたMDも聴けていません)

【5位:「ぼくのミステリな備忘ログ」がテレビドラマ化】
遂に恐れていた事態が起こりました。
ラジオドラマの評判が結構よく、またそのCDの売れ行きもいいということで、テレビドラマ化の話が持ち上がったのです。
出演は、かたせ梨乃と石橋蓮司……って、え? ぼくって石橋蓮司がイメージなの?
(「橋」しか合っていない ←そう言う問題ではありません)
そもそも、映像化はどう考えても無理だろうと思われる“あのシーン”はどうするのか、プロデューサーに訊くと、あっさり「あ、削りますよ」。
「ふざけるな、お断りしますっ!!」……ということもなく、土下座するように「お願いします」。
プライドなんて持ってません(きっぱり)。
何しろプロデューサーが「かたせさんが、とってもファンなんだそうですよ、ご本もブログも」なんて言うんですもの、ホイホイ契約書に判子を押しちゃいますって。

【4位:「ぼくのミステリな備忘ログ」が映画化】
ドラマ化と同時に、なんですか、メディアミックスってやつですか、映画化の話も同時に発生しています。
テレビがある意味プロローグ的な要素で、本編の大きなところは映画で金を掛けてやるそうです。
主役はかたせ梨乃と石橋蓮司。やっぱりぼくのイメージって石橋蓮司なのかなぁ……とクヨクヨしてます。

【3位:「ぼくのミステリな備忘ログ」がDVD化】
いやー、今の世の中ってすごいですね。テレビ化・映画化と同時に、もうDVD化の話までされました。
放映から3ヶ月後に映画の封切り、そしてその3ヶ月後にはテレビと映画のDVDを同時発売するのだとか。
DVDの発売は、テレビ編と映画編がそれぞれバラでも売り出されるのですが、目玉は3000本限定の「初回限定プレミアパック」。
テレビ編とドラマ編の2枚に、特典ディスクが付きます。メーキングの他に、なんと。
「ここはぜひひとつ原作者として、先生(←ぼくのことですよ)、主演のかたせ梨乃さんや石橋蓮司さんとの鼎談をお願いします」。
ヘラヘラ笑いながら判子を押しました。

【2位:サブプライム問題の余波】
例のリーマンショックで不景気のしわ寄せがスポンサーに押し寄せ、「ぼくのミステリな備忘ログ」のテレビドラマ化と映画化の話は中止になりました。

【1位:サブプライム問題の余波】
テレビドラマ化と映画化の話が中止になったので、当然、DVDの発売もなくなりました。
もちろん、かたせ梨乃にも石橋蓮司にも会うことはできませんでした。

こんな激動の2008年ではありましたが、引き続き、来年もどうぞよろしくお願いいたします。