相変わらずエロカッコよかった、高襟「罪と果実」(Dance Studio UNO)

いつもお世話になっている青山るり子さんが所属する高襟(ハイカラ)の第2回公演「罪と果実」を観に、押上へゴウ。
会場は、押上駅から歩いて5分ほどのところにある「Dance Studio UNO」というところなのですが、ここ、美容室の2階にあるのですね。
美容室の2階にある「Dance Studio UNO」

美容室の横に2階へと上がる階段があるのですが、ここで靴を脱がなければなりません。
まさかそんな展開になるとは思ってもいなかったので「うわ、靴下に穴が開いていたらどうしよう……」と、靴を脱ぎながらこっそりと指先をチェック。うん、大丈夫です。穴は開いてません。
安心して靴を脱いで、預けたのでした。
ところが……。
帰宅後に気付いたのですが、まさか、まさかの「カカト部分」に巨大な穴が開いていたのでした……ウワーン。

会場はこじんまりとしているため、客席と舞台がかなり接近しています。
パフォーマーの息づかいや身体の動きを肌で感じられるほどなんですよ。
通常、舞台と客席の間には“見えない壁(溝)”があるものなんですが、そういったものは感じさせらず、物理的にも精神的にもパフォーマーの存在がかなり身近に感じられるのでした。
また客席は15席ほどだったのですが、ただ単に床に椅子を並べただけ、といったものではなく、ちゃんと鉄パイプでひな壇をこしらえて客席を設置してくれているのですね。
おかげでどの席に座っても、ちゃんとパフォーマーがよく見える素晴らしい会場構成になっていたのでした。

19時30分ちょうど、会場内の照明がすべて消され、真っ暗のなかで始まりました。
まったく何も見えない暗闇のなかで、歩き回り、走り回るパフォーマー。
ヒールの音と風切る感覚で、会場中を動き回っていることが判るのです。
不思議なことに、聴覚だけで“観ていると”その音がサラウンド効果となって、よく“観えてくる”のですね。聴覚だけでも舞台が楽しめることに驚きです。

やがて、徐々に会場内に照明が点ると、そこにいたのは、“黒”、そして“白”のレオタードをそれぞれ着た2人組と、ドレスを着たお人形のような1人。
レオタード2人組は、意味不明ながらもかなりのハイテンション。
どうでもいいようなことで笑い転げながら、会場中を駆け回っています。
もの並々ならないハイテンションを支えるパワーに、「女子高生みたいだなあ」。
対するお人形の方は、その2人組に馴染めないのか、1人でボーッと2人を眺めています。
そんなお人形に嗜虐的な意識が生まれるのか、苛めるようにこづいたり、果ては紐でグルグル巻きにしたりする2人組。
この流れは、まるで女子高に転校してきた美少女が、クラスのボスとその取り巻きに虐められているかのような図が展開されていっているように思えてならないのですね。
転校生だからクラスに馴染めないし、制服が1人だけ違っており、浮いて見えるんです。
しかし、その転校生も1人きりになると、悔しさのあまりなのか、のたうち回って苦しんでいるんですね。
そんな彼女は、遂にボスの取り巻きである“白”を仲間に引きずりこみ、これまで苛められてきたことに対する復讐を開始した……と、そんな風にぼくには見えたのでした。

そして、男子諸君、お待たせ!
やはり高襟とくれば、今回もエロかっこいいのです。
そもそも“黒”と“白”のそれぞれのレオタード姿がもう大変なんですから。
しかもそのレオタード姿でスゴいことになっていてもう大変なんですから。
さらに“白”がお人形さんに対する接し方もフェティシズム的にエロくてもう大変なんですから。
そして紐で縛られているお人形さんエロくてもう大変なんですから。
……と、もう「これでもか」「これでもか」と、エロい野郎の妄想を限りなく広げ続けていくのですよ。

そしてラスト。
これまでのエロチックさは、どちらかというと“暗喩”として、エロい妄想をかき立てるものだったのですが、最後の最後にはダイレクトにやってきました。
ダイレクトに見せ……かけて、暗転。
この暗転で、エロ野郎どもの妄想かき立てはMax、レッドオーバー振り切れちゃうのでした。鼻血ブー

終了後、青山さんから「どうぞ出演者たちとお話ししていってくださいよ」と声を掛けてもらったのですが……ヒィ、すみません。
エロいくせに恥ずかしがり屋なので、そんな出演者の方とお話しするなんて考えただけでも失神してしまいます……。
スタコラサッサと逃げるように帰ってきてしまいました。
せっかく声を掛けてくれたのに、ヘタレでスンマセン。
高襟第2回公演「罪と果実」