今朝の朝日新聞に、光文社文庫の広告が掲載されていました。
新刊の案内に混じって、誉田哲也の『ストロベリーナイト』があります。
大反響!
13.5万部突破!
……?
この「.5」って、いったい……なに?
いや、「5千部」であることは判るのです。
ただ、通常はこうした発行部数の表記って、小数点まで書かれているのは見たことがないのですよ。
それを敢えて新聞広告という、かなり人目につくところに掲載ているということは、これはきっと、何かの意図が秘められているに違いないのです!
そんなわけで、これはいったい何なのか、考えてみました。
- 「13万部」としてしまうと、切り捨ててしまった5千部の読者に申し訳ない
- 「14万部」としてしまう、水増しとなってしまい世間に申し訳ない
- じゃあいっそのこと、「135万部」に見間違えるようにしよう
- ということで広告屋さん、小数点は心持ち、小さめにね
- などとノンキな話ではない! これは暗号なのだ!!
そうですよ、そう、きっとそう。
実はこれ、発行部数と見せかけた暗号なんですよ。
ではいったい何が書かれてあるのか。
解読をしてみました。これだけ単純な文章ですもの、かの伝説の暗号小説『秘文字』のようなエライモノとは違うのです。
一読するだけで、簡単に解読できちゃいましたよ。
その内容とは……
「13.5万部」
↓
「いち さんてん ごー 万部」
↓
「位置、参天 Go 万部」
ほらね。
何らかの「位置」が「参天」製薬にあるから、行け(「Go」)と。
そういうことなんでしょうね。
しかし判らないのが「万部」。万部とはいったい何なんでしょうか……万部、まんぶ、マンブ……あ。
なんと、ここで由利徹の顔が浮かんできたのですよ。
オシャ、マンベ
そうですよ、そう! オシャ、マンベ。つまりは「長万部」のことだったのですよ!
っかぁぁぁー、ということは、この誉田哲也『ストロベリーナイト』の発行部数と見せかけたこの数字は、
取引場所(「位置」)は、長「万部」にある、「参天」製薬だ。だから、そこに行け(「Go」)。
という意味が隠されていることになるのです!
(「万部」が長万部の略とは、お釈迦様でも気づかめぇ……)
などと、朝日新聞ひとつでそんな妄想ワールドに浸っているうちに、今日の昼休みが終わってしまったのでした。