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似顔絵付の桜庭一樹サイン会(丸善丸の内本店)

桜庭一樹が新作『ファミリーポートレイト』を出したということで、その記念サイン会が行われました。
桜庭一樹サイン会
場所は、丸善丸の内本店です。
いつもサイン会が行われる本屋さんには、移動時間が読めずにメチャクチャ早く着いたりすることも多いのですが、今回の本屋さんは会社の近所なんです。 もう十分に行き慣れているので時間はバッチリ、10分前に会場
に到着したのでした。
丸善丸の内本店があるオアゾのなかから。向こうに見えるのは東京駅

サイン会待ちの列は、既に丸善の空中通路上で伸びています。
よくよく見ると......折り返し折り返しで3列になっているんですよね。
丸善の空中通路に3列で並んでいました
これで100名程度でしょうか(メチャクチャ適当)。
今日のサイン会は定員が150名ということで、まだもうちょっと列は伸びそうです。

始まる直前、店員さんから「写真撮影はOKです。ただしツーショット写真などはご遠慮ください」とアナウンスがありました。
おお、そいつはスゲー。
そんな訳で、皆、順番が近づいてくると写真を撮りまくりです。
前に並んでいる方もデジカメで写真を撮っていました
ぼくも皆と一緒になって、伸び上がったり傾いたりしながら写真を撮りまくらせていただきました。
お客さんと話している桜庭一樹。もうすぐぼくもこの前に立つのです

そんな訳で、今回のサイン会は「写真撮影OK」ということで、かなりフリーダムな雰囲気なのかと思いきや、意外なところで厳しさが見え隠れしていたのでした。
それは「為書き」なんですね。
いや、「為書きはしません」と言うことではなくて、逆に「為書きはかならずして貰ってください」。
整理券にもちゃんと"サイン横へお客様のお名前を必ず入れていただきます"と有無をいわさない強い口調で注意されています。
この"絶対為書き"は今回のサイン会での至上命令のようで、整列誘導係の店員さん、並んでいるお客さんがちゃんと整理券に名前を書いているか、かなり念入りにチェックしていました。
書いていない人がいたら、すかさず懐からペンを取り出し「これで名前をお書きください」。
かなり手慣れた様子です。

そんな為書きのための名前記入欄ですが、ぼくの場合、抜かりはありません。
抜かりがなさすぎて......桜庭一樹の似顔絵まで描いてしまいました。
抜かりなさすぎて......似顔絵まで描いてしまいました

すると、ぼくの順が来て整理券の名前欄を見た桜庭一樹、「何ですか、これー」。
大笑いしてもらえました。やったね!
「『ファミリーポートレイト』の広告写真を見ながら描きました」というと、「描きやすい顔って言われるんですよ」。
ここでついつい調子に乗ってしまうぼく。
「この似顔絵、ぼく自身とってもうまく描けたと思っているんです」というと、「......」。

あ、やばいのです、やばい。
やっちまったようですよ。うひゃー、スミマセン。

すると、サラサラサラ......。
サインをしている桜庭一樹
おお、ホンモノですよ、ホンモノ。
桜庭一樹自身による自画像イラスト。描いていただきました。
ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
似顔絵入りの桜庭一樹『ファミリーポートレイト』サイン本
あ、今回のサインはまた、縦書きに戻っていますね。
なぜ前回の『書店はタイムマシーン』のサインが横書きだったのか......訊けませんでした。
サイン会とは、こうして行けば行くほど、ナゾがナゾを呼び、ドンドンと深みにはまっていってしまうものなのです......。
(本当か?)

ところで、列の最後尾付近には、イケメンの“あの作家”が並ばれていたんですよ。
うわー、うわー、うわー、ビックリ。
普通のお客さん......というか、ファンのひとりみたいな感じで並んでいたのです。
それがまたカッコイイ。黒のショートコートが似合ってるんですよ。
その方が並んでいることに気付いた店員さん、お店のエライ人っぽい方を連れてこられてご紹介、その作家とエライ方が名刺交換してました。
うわー、うわー、うわー、名刺ですよ、名刺。
どんな名刺なんだろう......と伸び上がってみてみたのですが(←ハズカシイ奴)、横型のビジネスライクなものでした。
ここで一気にミーハーモードに突入してしまったぼく、並んでいる列が角を曲がってその方が並んでいるところが見えなくなってしまうまで、ただひたすらジーッと見てしまっていたのでした。
さぞかし不気味なストーカー野郎に見えてしまったことでしょう。
うう、今思い返すとちょっと恥ずかしい......。
大変失礼しました。

備忘ログ・ドット・コム

ブログ(http://shoko.from.tv/)を設置しているレンタルサーバーのデータ容量が、思ったより早い勢いでなくなってきているのです。
ブログ自体のエントリ数も、いつの間にか1500を超えてデータベースの重さもかなり気になります。
そんな訳で思い立ったが吉日、サーバーを移転することにしました。
今使っているサーバーは、単純に容量だけ増やすということができないのです。
容量を増やすために新たに契約し直して、そのためにURLも変わるのだったら、別のサーバー会社を利用するのも変わりないや、ということで、あちこちのレンタルサーバーで無料期間を利用していろいろと試してみました。
が、どこのレンタルサーバーも一長一短なんですよね。

  • 料金は安いけど、サーバーが重い
  • サーバーは軽いけど、料金が高い
  • 料金は安いけど、サーバー容量が少ない
  • サーバー容量は十分にあるけど、料金が高い
  • 料金は安くサーバーも軽いはずだけど、かなりの外れサーバーがある
  • 料金は安くサーバーも軽いけど、設定が難しい
  • 料金は高いし、設定が難しい(あかんやん)

とりあえずサーバー容量が十分にあって料金もかなり安いという某社のレンタルサーバーに照準を定めました。
この某社、サーバーによってかなりアタリハズレがあることでどうも有名なようなんです。
しかもぼくが借りたサーバーがアタリかハズレか判定しようにも、あいにく「負荷観測のページ」には掲載されていない未知の領域にあるサーバーなんですよ。
ドキドキしながら2週間、使い倒してみたのですが......うーん、よく判りません。
よく判らないということは、悪くもないということ?
悪くもないということは、いいってこと?
だったらここにしちゃったらいいんじゃない?
さらに今後もサーバー移転する可能性のことを考えると、ドメインも取得した方がいいんじゃない?

......なんと単細胞。

そんなこんなで独自ドメインを取得して、新しいサーバーを借りる契約をしたのです。
新しいURLは、

http://biboulog.com/

「備忘ログ・ドット・コム」です。
覚えやすいでしょ?
「www」はありません。いりません。
でも間違ってつけちゃっても、大丈夫。
ちゃんと「備忘ログ・ドット・コム」が表示されます。

「よし、これで移転はいつでもOKだぜ!」
張り切りボーイです。
「ブログシステムのバージョンもかなり古くなっているから、ついでに総入れ替えでリニューアルオープンだぜ!」
メチャ張り切りボーイです。

ものすごいハイテンションのまま、新しいサーバーにMovable Typeの最新版である4.2をインストールさせたのですが......。
何これ......。
これまでと中身が全然違うのですよ、何もかもがまったく変わってます。
テンプレートの仕組みはおろか、テンプレートの記述方法(タグ)まで大幅に変わっていて、まるっきり別のシステムみたいになっちゃっているんですよ。
肉まんを食べようとしたら、小籠包だったよ! お口のなかが大ヤケドだよ!ぐらいの衝撃度。
内容がさっぱり判りません。
半月ばかり掛けて「あーでもない」「こーでもない」と試行錯誤しながら触り続けて、ようやく公開できるぐらいに形ができてきたのでした。
いやー、長い道のりでしたよ、たかがバージョンアップに半月も掛かって。
いよいよ新しいサーバーに移転することを告知しようとした、そのとき。
今借りているレンタルサーバー会社からお知らせが届いたのでした。

喜んでください!
11月下旬よりあなたがお使いの「shoko.from.tv」サーバー容量を今の3倍にしてあげますよ!

うああ......。

また年間契約しちまいました。
なのでしばらくは新しいブログ(http://biboulog.com/)と今のブログ(http://shoko.from.tv/)は同時並行で動かしていきます。
どちらのURLでもこのブログにアクセスできますが、年明けぐらいからは、旧のURLにアクセスしても強制的に新しいURLに移動させる予定です。
なのでブックマークやアンテナに登録されている方は、ぜひとも新しいURL、「備忘ログ・ドット・コム」に修正していただきましよう、お願いします。

RSS配信は「FeedBurner」というサービスを利用しているので、RSSリーダーで当ブログを読まれている皆さんはURLの変更を意識していただく必要はありません。
あ、でも本当は、FeedBurnerがGoogleに買収されて、いつの間にかURLが「http://feedproxy.google.com/biboulog」に変わっていたんですよね......。
今は旧の「http://feeds.feedburner.jp/biboulog」でRSSリーダーに登録していても、自動的に「http://feedproxy.google.com/biboulog」にリダイレクトされているようですが、これを機会にぜひ、RSSフィードも新しいURLにご変更いただければ幸いです。

ついでに、メールアドレスも「備忘ログ・ドット・コム」に変更しました。
メールアドレスの変更ついでに、メールサーバーにGmailのシステムを利用することにしました。
そしたら何ですか、これ。Gmailのシステム。
メチャクチャ使いよいじゃないですか。便利なんです、便利。メチャクチャ便利。
かゆいところに手が届く便利さ。
なるほど、こりゃみんな使う訳ですよね。
今までWeb Mailなんて「フン」とバカにしていたのですが、すみません......。
前世紀の遺物の感覚なのでした。

トリックを駆使するサイン会

うわ。
いったいどうしてこうなっちゃっているのでしょう。
今週末から来週に掛けて、各書店ではものすごい勢いでサイン会が開催されているようなんですね。

米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』(新潮社)刊行記念サイン会
2008年11月29日(土)14:00
紀伊國屋書店新宿本店

桜庭一樹『ファミリーポートレイト』(講談社)刊行記念サイン会
2008年11月29日(土)15:00
丸善 丸の内本店

北山猛邦『踊るジョーカー』(東京創元社)刊行記念サイン会
2008年11月30日(日)14:00
紀伊國屋書店新宿南店

桐野夏生『女神記』(角川書店)刊行記念サイン会
2008年12月2日(火)18:30
紀伊國屋書店新宿南店

2008年12月6日(土)15:00
三省堂書店有楽町店

絲山秋子『北緯14度』(講談社)刊行記念サイン会
2008年12月5日(金)18:30
三省堂書店神保町本店

個人的には、11月30日の14時から新宿で行われる米澤穂信サイン会と、15時から丸の内で行われる桜庭一樹サイン会の両方をバッティングさせてしまったファンが、いったいどのようなアリバイトリック(←違います)を駆使して、両方のサイン会に参加するのか、そこが気になるところです。

サイン会と言えば。
ひょんなことから、11月30日にうひひひなサイン会を開催していただくことになりました。
なので、そちらでうひひひしてまいります。

もうひとつサイン会と言えば。
10月9日に、紀伊國屋新宿本店で開催された有栖川有栖サイン会。
“家庭の事情”で突然参加できなくなり、危うく涙をのむところだったのです。
しかし、サラリーマンなのに新国立劇場の舞台に立つダンサーでもある友だちが「いいですよー、代わりに行ってあげます」。
おお、友よ!
そんな訳で、平日の夜、全然ミステリなんて読まないサラリーマンの彼に行ってもらったのでした。
その後、彼とはなかなか会う機会がなかったのですが、先日のワークショップの発表会でお会いでき、無事、受け取ることができました。
有栖川有栖『火村英生に捧げる犯罪』へのサイン

いやー、預っているあいだは、汚さないように細心の注意を払って気が気でなかったと思います。
このお礼は、ぜひさせてください。
12月の国立劇場の公演で、ひとりでスタンディングオベーションを行うというのはいかがでしょう(←どうやってやるのかはまだ決めてません)。

ポタライブWS発表会(その2)「みないことにする」

不条理系が2作並んだ今日の発表会。
1本目を終え、2本目はぼくもお客さんと一緒になって楽しむことができたのでした。

いや、しかしこれ、説明不可能。
何を言ってもネタバレになってしまってとても困っちゃいます。
話の骨格をつなぎ合わせてみると、こんな感じでしょうか。

  • いい加減な性格の夫がいる
    いい加減な性格の夫ともにお散歩に出発
  • 時折登場する"ダンディな嘘つき男"が物語を引っかき回す
    歩道橋でのたうち回っているダンディな嘘つき男
  • 夫は、人にウソばっかり教えている
    人から道を訊ねられてもウソばっかり教える夫
  • しっかり者の妻はいつもその尻ぬぐいをさせられている
    夫が見殺しにしようとしたダンディな嘘つき男を心配そうに見守る妻
  • 遂に彼女は夫に怒りをぶつけ、口論となる
    遂に妻の怒りが爆発、夫をなじり始める
  • それでも妻の言うことを聞かない夫
    夫は妻の言うことなどまったく聞かずにそのまま行こうとする
  • 妻は去ってしまう
  • またしても登場する"ダンディな嘘つき男"が物語を引っかき回す
    ダンディな嘘つき男の嘘が快調に冴え渡り、観客を混乱させる
  • 夫に嘘ばっかり教えられた通行人が行く道を失ってしまう
    夫に嘘ばかり教えられてきた通行人が行き倒れになっていました
  • 夫に「一緒に行きましょう」と誘われた通行人、一緒にゴールする
  • 妻はなぜか駅のホームに......

何だそりゃ......って、いやいや、本当にそう言う話なんですってば......ぼくにとっては。
しかしこの作品もまた、雨(しかもこの頃にはかなりの本降り)という天候の悪さが素晴らしく効果をあげているんですね。
もう不条理さに拍車を掛けて加速して、観ている者の心のなかをグッチョングッチョンにかき回してならない「天然サディスト系ポタライブ」なのでした。
出演者の皆さん、風邪をひかないでくださいね。
立派なたたずまいのアパートの前を通りゆく

『みないことにする』
作・演出・出演:家所辰顕
出演:矢口恵子
   山下靖男
   後藤優佳

ポタライブWS発表会(その1)「おいてかれる夢」

そんな訳で、いよいよ今日はワークショップの発表会です。
お客さんを実際にお呼びして、観ていただくのです。
発表するのは2組。
まず13時から、ぼくも所属する矢口カンパニーの発表ですよ、ドキドキ。

気になる天気ですが、朝方には晴れていて「よかったー」と思ったのもつかの間、みるみるうちに雲行きが怪しくなってきているのです。
うーん、やばそう。
......とか言っていると、ホラ。
物語の後半に入ったとたん、とうとう雨が降り出してきましたよ。
ラストシーンではぼく、デジカメを使うんだよなあ、デジカメが雨に濡れるとまずいなあ......とヤキモキ。
こうなったら仕方ありません。
皆がやって来るまでは、カメラをポケットに入れ、念のためその上から手でカバーしておくことにしました。
スタンバイ、OK。
しかしこの体勢、ズボンのポケットに手を突っ込んで、まるで「チェッ、やってられねぇぜ」とサボっているようにしか見えません。
この姿を見られるとやる気ナッシングと思われても仕方ない、ものすごく危険な待ち姿勢ですよ。
しかし聴覚がいつもより働いたのか、皆が来る気配を耳で感じとれたのですよ。
おおう、余裕でセーフ、セーフ。
まるで最初からその姿勢でいたかのように、ラストシーンを行うことができたのでした。フフフフフ。
まるで最初からその姿勢で待っていたかのように迎えられたラストシーン

この天候、まるで"お天気の神さま"から見放されたかのようですが、いえいえ。
やはり物語後半は、案内人の鬼気迫るオーラは、カラッと晴れ渡った空の下よりも、雨がシャーシャー降っているなかで観る方が断然にいいと思うのですね。
なので"お天気の神さま"は我々に味方してくれたのです。

今日は"お天気の神さま"の他にも、たくさんの神さまが舞い降りてきてくれたのですよ。
たとえば「ネコの路地」
いつもはネコなんていないのに、今日はいたんです!
朝、ぼくがひとりで見てまわったときは確かに1匹だけだったのです
朝、ぼく1人でまわっているときは1匹だったのに、その後、皆と下見をすると2匹に増えているんですよ。
わお。
そして本番が始まると......ウッソー!
なんと4匹もいるじゃないですか!
しかも、ネコを世話している可愛いおばあちゃんまで登場してきたんですよ。
もう、お客さんは皆、この可愛いおばあちゃんに首っ丈になってしまったのでした。
ある意味、この可愛いおばあちゃんが、今日の主役だったかもしれません。

そんな訳で、ものすごく手応えを感じたデラックスな50分間。
お客さんも、案内人と一緒になって捜し物をしてくれたため、「不条理さ」をひしひしと感じていただいたようです。
いやあ、よかった、よかった。
何度もしつこく言うけれど、この作品、ぼくも観たかったのですよ。
うう、こんなに素敵な作品が観られないなんて、メチャクチャもったいない......。

本番を終えた矢口カンパニー、お母さんと娘、そして伯父さんと謎のオジサン(実はお母さんの不倫相手だそうです ← なんだ、その設定は)の絆は、より一層固く結ばれたのでした。

『おいてかれる夢』
作・演出・出演:矢口恵子
出演:伊藤一志
   後藤優佳
   中橋一弥
開演時間:50分
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